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世界は70年前を目指し進む

【大予言⑥】世界史は70年前を目指して進み始めた。超大国日本を望むアメリカ

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【サブタイトル】日米貿易摩擦;内臓疾患に苦しむアメリカ

戦後、日本の経済成長と技術革新に裏付けられた、日本製品が、洪水のようにアメリカ市場に流れ込み、日本製品と競合する企業の倒産、不況が起こり政治問題と化しました。例を挙げると

① 1960年代の日米繊維交渉
② 1970年代の鉄鋼製品
③ 1980年代:カラーTVやVTR、家電製品、自動車、半導体、農産品(米、牛肉、オレンジ)

1965年以後日米間の貿易収支が逆転してアメリカの対日貿易が恒常的に赤字(日本から見ると黒字)になると、問題が一気に噴出しました。

私が一番印象に残っているのは、小学校高学年の頃、TVニュースでしょっちゅう流れていた【日米繊維交渉】です。既に貿易摩擦を通り越して、日米間の政治的軋轢となっていました。ことは重大でした。日本の繊維製品が流れ込み、倒産が

相次いでいるのは、ニクソン大統領の選挙区のアメリカ南部でした。当時の佐藤栄作首相が悩んでいたのは、自分の政治生命を賭けていた【沖縄返還】がこの問題で、ニクソンを怒らせご破算になるのではないかという懸念でした。最初佐藤首

相が管轄官庁の通産大臣に任命したのが、宮沢喜一でした。総理時代の宮沢が如何に無能であったかを予言するかのように、宮沢は激しい交渉事が全く無能で、いつまでたっても交渉が前に進みません。いらだった佐藤首相は、宮沢を更迭し、

田中角栄を後任に選びました。さすが、角栄は剛腕で、米国政府交渉団の主張を飲み、繊維製品の輸出を自主規制すると同時に、国内繊維メーカーの不満を抑えるために、補助金をばらまき黙らせました。田中と宮沢の能力の差が激しいにして

も、大臣が変わると、こんなに早く決着するものなのかと、子供心に政治家の能力というものを考えさせられました。後に佐藤首相は【沖縄返還を確保するために繊維大手メーカーを捨てた】と言われました。俗にいう【糸(繊維製品)と縄

(沖縄)の交換】です。

1972年に日米繊維協定(繊維製品)が締結され、続いて1977年に鉄鋼・カラーテレビにおいて日本による実質上の対米輸出自主規制が実施されたことによって一旦は収束しました。

1985年にアメリカの対日赤字が500億ドルに達したことをきっかけに、日本の投資・金融・サービス市場の閉鎖性によってアメリカ企業が参入しにくいことが批判され(ジャパンバッシング)、事実上日米間経済のほとんどの分野で摩擦が生

じるようになりました

1985年、プラザ合意後も日本の貿易黒字・経常黒字は減るどころか1986-1988年にかけて1985年に比べ増えていきました。

要は技術力に優れた日本製品が、技術力で見劣りするアメリカ製品を駆逐していったのです。

現在から振り返ると、【アメリカの製造業はほぼ壊滅した】と言えると思います。アメリカにもう家電メーカーは無いでしょう。かつて首位を誇ったUSスティールも新日鉄住金(世界2位)に抜かれて世界7位になってしまいました。

自動車のビッグスリーもまだ生きていますが、先年、ビッグスリーの城下町デトロイト市が倒産してしまいました。倒産させた下手人は日本の自動車メーカーです(笑)ビッグスリー(フォード、GM、クライスラー)は主にメキシコで生産し

ており、アメリカ人の雇用には貢献していません。逆に日本のTOYOTA、日産、ホンダらは、アメリカ政府の要求で、アメリカ国内に生産拠点を作り、アメリカ人も雇用に貢献しています。アメリカ人多くに聞くと「TOYOTAはアメリ

カの会社だ」と答えるそうです。SONYはかなり以前からアメリカの会社と思われていました。

牛肉、オレンジは日本側が市場開放しましたが悪影響はありませんでした。日本の畜産業、ミカン農家は元気です。

今、アメリカの企業が日本製品を抑え込んでると思われるのは、マイクロソフトWindows ,インテルのCPU、アップルのスマホぐらいです。Windowsは、OSとして既に世界標準になってますから、敵いません。インテルはCPUの特許を

日本メーカーに公開しなかったんですよね~余程日本メーカーが怖かったのでしょう。スマホはアップル製が世界史上を独占していますが、日本は【ガラパゴス(特殊な進化を遂げた市場】でまだガラケーの時代です。しかし、日本製のガラケ

ーは機能が優れていて、海外にもファンが多いです。意外でしょう。

1989年以後【日米構造協議が実施】され、続いて1994年以後【年次改革要望書】が出されるようになった。年次改革要望書は、日本を属国扱いするとんでも要望書で、突き付けたのが、日本をさんざん苛めまくったビル・クリントン大統領、

へらへら受け取ったのが、宮沢喜一首相でした。何か国益を損ねることになるとこのおっさん必ず絡んできますね。政権交代して、民主党鳩山首相が、米国に対して、年次改革要望書を拒否しました。その代り、米国側が新たに出してきたの

がTPPです。私は個人的には、TPPに賛成です。あくまでも総合的にという意味ですが、今後農業分野が成長するとみています。機会が有れば後日記事にしましょう。

ただ、アメリカの悲願のTPPが日米間で交渉妥結しても、米国の対日貿易赤字は増えることはあっても減ることは無いでしょう。

次は第七編です。

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