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四柱推命占い鑑定|平成大相撲大動乱|④大相撲・日本民族とモンゴル相撲・モンゴル民族「発想」は、真逆

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さて、今日も引き続き、宮内さんの著作から、エッセンスを拾っていきましょう。

大相撲・日本民族

「日本の文化の中に、他人と違うことをするのは悪いことであるという伝統が、今もなお、無意識にせよ深くしみ込んでいる・・・・

それは、日本文化の根底に「稲作」という農村の文化があるからである」(同書P42)

 

「「隣百姓」という言葉がある。お隣が田植えを始めたら、うちも始める。隣近所を見て、遅れないように、その通り真似をするだけで百姓仕事はやっていける。自分で何も考えなくても、理由はわからなくても他人と同じことをしていれば、とりあえず何とかなる意味である」

 

「川に近い田んぼから、田植えをしていなければ、川から遠い田んぼの田植えはできない、「うちは来週やる」では済まされないのだ。

田植えの季節には、村中の人たちが一緒になって、川に近い田んぼからみんなで田植えをしていった。」

協調こそが、日本人が生きていく上での美徳となった」(同書P43)

 

「モンゴル力士はなぜ嫌われるのかー日本人のためのモンゴル学」

著者;宮脇淳子・・・東洋史家 WAC出版

 

「協調」「みんなと同じことを同じ時間帯にやる」これらは、私のサラリーマン時代にも、よく目にしました。

嫌われる、組織から排除(左遷)されるタイプとして

・みんなが残業しているのに、自分の仕事が終わったらさっさと帰る社員。

・「社員旅行」や「忘年会」に嘘の理由で、欠席する社員

・頻繁に「遅刻」する社員。彼が遅刻した30分間は、連携して仕事をする予定だった社員は「田植え」に入れないのです。

私が働いた2社はともに、一部上場の有名企業でしたが、やはり、「農耕文化」のDNAが息づいていたのでした。

 

モンゴル相撲・モンゴル民族

続いて、モンゴルはどうでしょうか?

「日本人はいつも周りを気にして、周りに合わせよう、自分一人だけが浮いて見えないように、なんでもみんなと一緒にしようとするのに対してモンゴル人は、まず他人とは常に違うことをしようと考えることである。

遊牧民であるモンゴル人の文化にはとりあえずまわりに合わせるという考えはない。モンゴル力士が日本の力士より、強い理由の一つは日本人同士のように、人間関係のしがらみがない。まわりを気にしないのではないか・・・・・」(同書P41)

 

【遊牧生活の基本的モデル】

遊牧させる家畜は、「馬」「羊、山羊」「牛」の3ユニット。

馬は、一家の男子が、家畜たちを誘導するための乗り物です。馬は牧草の上の部分しか食べません。従って、同じ牧草地で、まず馬に食べさせた後は、「羊、山羊」に食べさせます。山羊はカシミヤが取れる唯一の輸出品です。そして、牛は、好きなところで、放牧します。

日本の農村のように、一か所に集住はできません。何故なら、草のまばらな牧草地に、何家族かが集まると、たちまち、牧草がなくなるからです。

★家畜を誘導するのは、男の仕事ですから、「馬」「羊、山羊」「牛」の3ユニットに対して、最低男手が3人は必要になります。

従って、妻は、最低2人の男児を生まなくては、遊牧生活はできません。

長男が5歳になると、有無を言わせず、裸馬に乗せて、家畜の誘導をさせます。

自分の誘導させる、家畜の運命を全て、5歳の男子が握るのです。

遠くで、「狼」の声が聞こえる、「雹(ひょう)」が降り出した。その時に、進むべきか退くべきかの「決断」は全て、この5歳児の判断力にかかっている。

狼なら、家畜のみならず、自分も食い殺されるかもしれないし、「雹」なら、自分も家畜も凍死して全滅するかもしれない。

幼いころから、不安定な裸馬に乗って過ごせば、「平衡感覚」が鍛えられる。馬から滑り落ちないように。

朝青龍が全盛期の時に、強さの秘密は、「平衡感覚」「敏捷性」にあるといわれた。

朝青龍は父親が運転手で、遊牧民ではないが、間違いなく先祖は遊牧民であるから、「平衡感覚」のDNAは持っているはずであり、

「平衡感覚」が強いということは、投げ技に強く、簡単に転がせないということである。

★モンゴル国は、面積は日本の4倍、人口は、312万人。

大阪市より多いが、人口370万人の横浜市より、60万弱少ないというイメージです。

・・・続く

 

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4 件のコメント

  • 毎回ですが、たいへん面白く、役に立つ記事をありがとうございました。
    「たった一人の引き揚げ隊」という著書を想起いたしました。

    いろいろあって少年がただ一人で満州を徒歩で進んで
    日本へ逃れたという内容ですが、野生児の育ちと
    運が味方して、いっそすがすがしい旅行記のようにも
    読めるのです。
    天気、風向き、湿度、大気の中に水のにおいをかぎ分け
    どのあたりに川があるかわかる(すごい)、
    絶対に煮炊きはせず煙をたてない、強盗をさけるために
    決して線路沿いは歩かない。歩くのは亡くなった方の
    靴を頂戴するときくらい。
    ぜひご一読下さい。
    「元気な成人男性をリーダーにたてる。そうすると
    彼のペースで行軍しないといけないから、女子供、老人、
    病人、けが人には不利。リーダーに殺された人は
    たくさんいると思う」という鋭い考察もあります。

    西部さんが亡くなりました。
    渡辺昇一さんといい保守論客の訃報が続きすぎの感あり。
    対談、座談会など「誰かと直接会う」のは
    著名人も避けるほうがいいと思います。
    平らな石さん とかうさんくさいです。
    あれだけ発言してたら、中国に家族、一族がいたら
    やばいと思うのですが(笑)
    天涯孤独だから日本に帰化したとも思えませんし。
    文化大革命の時に糾弾されて、祖父母、両親と
    逃げてきた、なんて経歴をかかげる気功師なども
    要注意と思います。

    • 去年からの愛読者さんへ

      高評価有難うございます。そして推薦図書有難うございます。
      西部すすむさんの自殺は衝撃的でしたね。
      遺書もあり、昨年から知人にほのめかしていたらしいですが
      「反米保守」だったので何か感じざるを得ません。
      安部総理には、改憲後、「スパイ防止法」も成立させてほしいです。

      • Nさんの訃報は残念でした。飛び込む瞬間がどこかの防犯カメラに写っていれば自決は確定でしょうけど、何となく納得出来ません。友愛もあり得ると思います。やがては寿命がつきて亡くなるので、しっかりしているうち遺書をしたためたのかなと思います。

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