四柱推命占い鑑定|フィギュアスケート|
クリスティー・ヤマグチ
伊藤の金を阻んだ、魁罡(かいごう)の強さ

四柱推命の重要なアイテムに「魁罡(かいごう)」が有ります。
その魁罡(かいごう)なるものは、4種類しかなく覚えやすいです。いずれも、日柱にあるときに適用します。
魁罡(かいごう)とは、読んで字のごとく、「魁(さきがけ)」、で大衆を導いて、時代を先導する人です。
★4種類の魁罡(かいごう)と十二運
①戊戌―墓
②庚辰―養
③庚戌―衰
④壬辰―墓
出世して成功した人に高い頻度で見つかるのは、現在の歴史上の人物も同じです。
★また、「外格」でなくとも、おおくの「天才」を排出しています。
①戊戌・・・天才作家の三島由紀夫、ノーベル文学賞は、川端康成ではなく、彼がもらうはずだったという説が根強い。

②庚辰・・・天才経済学者のジョン・メイナード・ケインズ(イギリス人)マクロ経済学の創始者。

不況時の「財政出動」「公共工事」の重要さを説いた。戦後はIMF(国際通貨基金)体制確立の貢献者。
彼の経済思想を継ぐ学者は「ケインジアン」と呼ばれる。
③庚戌・・・アイザック・ニュートン(イギリス人)。ご存知「万有引力」の発見者。物理学の体系を作った。

④壬辰・・・大谷翔平、日本での投打の実績は太鼓判。その二刀流がメジャーで通用するか?

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人類上位3%の天才・伊藤みどりの金を阻んだクリスティーヤマグチ(日系三世アメリカ人)
クリスティーヤマグチが、天才かどうかはわかりません。
しかし、人類3%の伊藤みどりを阻止したことは、事実です。
しかも、三回転半は、跳べるにもかかわらず、こけるリスクを考えて回避しましたが、三回転は、何種類も飛んでいます。
彼女の、動画は全て見ましたが、キレキッレの三回転を決めながら、観衆を興奮させる表現力も高いレベルです。
クリスティーVS伊藤みどりを見ると、オリンピック以外での対決の世界選手権での金獲得数が、クリスティーが2個で伊藤が1個。実力伯仲ながらも、クリスティーが「鼻の差」でリードしていたことがわかります。
1992年、アルベールビル(フランス)のフリーの滑りを見てみましょう。
技術の「切れ」もあって、プログラム構成も「優雅」だと思います。
しかも、彼女は、ライバルの伊藤みどりの事をリスペクトし、五輪直前まで3回転半を身に着けようと努力します。
★「八百長優勝」のキム(チ)ヨナのように、バンクーバーで「疑惑の金」を取って勝ったら、浅田真央を見下すような民族的に人格が歪んだキムチ女ではありません。
「キムチ女」という表現は、韓国の保守系サイト「イルベ」で、韓国ネチズン達が多用しているので、使用します。
荒川静香選手のように、ループジャンプをダブルにしかできなかった金メダリストとも違います。
それでは、クリスティーの命式を見てみましょう。
四柱推命鑑定 命式 クリスティー・ヤマグチ


【総合鑑定】結論として、彼女の強さは、「魁罡(かいごう)の女」だからです。

時柱の巳と年柱の亥が冲「ちゅう」を形成するので、時柱は解空(空亡でなくなること)します。
しかし、そのために天乙貴人が死んでしまいました。
十二運を上から見ると、絶、衰、墓、建禄なので、身弱です。
日柱の天干は戊(山の土)は、7月生まれで真夏です。
気温が高く、土から水分がどんどん蒸発するので、旬の季節ではないので、月令は得ていません。
★7月12日?未だ梅雨が明けてないじゃないか?と思う人もいるかと思いますが、元来、古代中国で
作られた、四柱推命の季節の概念に「梅雨」は有りません。また日本でも北海道は梅雨はないし、7月12日だと沖縄は梅雨明けしているころです。
そういうことで、命式の「構造全体」としては、伊藤みどりにかないません。
宿命星を見てみると、
凶星の傷官は印綬に制化されて、「毒舌性」などの凶意がなくなり、長所の、表現力や芸術性が引き立ちます。
同じく、凶星の偏印は偏財に制化されて、短所の「変人性」が消え、長所の「企画力」が伸びます。振付師だけではなく、自分でも
美しく魅せるプログラムを組めそうです。ついでに偏財は「華」と社交性の星です。最後の滑りは、まさに「アメリカの華」と言えるでしょう。
凶星の劫財が、正官で制化されます。短所の「二重人格性」が消えて、長所の「競争心と頑張り屋」の面が伸びるでしょう。
★以上で、宿命星の中の、凶星の凶意はすべて消えました。
吉凶星も、孤辰、劫殺、寡宿、亡神と弱小の凶星が多いですが、吉星の金輿禄が有ります。
彼女は白人のプロホッケー選手と結婚しましたが、金輿禄は美貌を示しています。
現在は、娘さんを二人持つ、46歳の女性ですが、「美魔女」っぽくなっています。
≪勝因は魁罡(かいごう)≫
結論として、彼女の強さは、「魁罡(かいごう)の女」だからです。
日柱が、戊戌―墓―魁蓋(かいごう)です。
★魁罡(かいごう)の女性は、「非常に美しいがきつい性格」になります。
昔の四柱推命の先生は、日柱の60干支を動物に例えました。戊戌は、どんな犬なのか、先生によると人に飼いならされないかなり強力な「山犬」だそうです。
それでは、宿敵の、伊藤みどりは、庚申です。どんな猿かというと、庚は剛金です。
お釈迦様によって、頭に剛金の輪を嵌められた、「孫悟空」です。
従って、この宿敵の戦いは「雌の山犬」と「女孫悟空」の戦いだったことになります。如何にも名勝負でしたね。
ちなみに、庚申のアスリートといえば、ニューヨークヤンキーズの「マークン」こと田中将大がいます。
前の記事の伊藤みどりの命式を再チェックすると、「表現と芸術性」の星の、傷官が有りません。
★私は、キムチ・ヨナに下駄を履かせ、金を取らせた、「芸術点重視」のルール改正は師事しません。
何故なら、そこには、日本女子と、プルシェンコを代表とする、世界のジャンパーを排除する、カタリナビットら「ドイツ印象派」の陰謀が有るからです。
しかし、アルベールギルの決勝を見ると、観客を魅惑するクリスティーの「表現力」に一日の長があったように感じます。
「表現力」・・・芸術点、出来映え点ですか?私は、バンクーバーの、キムチナや、トリノの荒川さんには芸術性は感じましたが、クリスティーの最後のフリーには
「技術と表現力の絶妙なバランス」を感じました。
そして、伊藤みどり選手には残念でしたが、アルベールビルの表彰台に、金と銀に、「日本民族」の女性が並んでいる姿は、結構うれしかったです。
★伊藤みどりさんには、クリスティーは「大きな壁」でしたね。クリスティーが代表に選ばれず、アメリカ代表が、後に傷害事件を起こすトーニャ・ハーディングや、被害者のナンシー・ケリガンだったら、余裕で「金」だったでしょう。
魁罡女子アスリート

最後に、クリスティーヤマグチと同じ、魁罡(かいごう)女の、女子アスリートの命式を挙げます。
女子プロテニスの「女王」のロシアの妖精マリア・シャラポアです。
世界ランキング、最高はシングルス1位で、史上10人目のグランドスラム達成者です。
また、グランドスラム優勝5回、準優勝5回で、おまけにロンドンオリンピックで銀メダルを取っています。
典型的なロシア美女で、長身、サーブを打ち込むときの独特な「アー」という掛け声で日本でも人気が有ります。
ウィンブルドン初優勝の動画です。
それでは命式を見てみましょう。
四柱推命鑑定 命式 マリア・シャラポワ


【総合鑑定】
日柱の戌が年柱と時柱の卯と二重に支合します。「中吉」ですが、二組成立することは良いことです。
日柱が戊戌―墓―魁罡(かいごう)で、クリスティーヤマグチと全く同じ魁蓋(かいごう)女です。
以前は、親交のあった、松岡修造がTV番組で、「野獣のような叫び」と言ったため、シャラポアに嫌われたそうです。
その叫びは「雌の山犬」の叫びだったのでしょうか?
月柱が空亡しているので、凶星の偏官がなくなります。従って、宿命星は、印綬、正官と吉星ばかりです。
比肩は自分自身の星なので、吉凶は関係ありません。
咸池が2個あります。基本的には好色の意味ですが、この星を持つ女性は美人が多いです。2個あるのでかなりの美人ということになります。
シャラポアは、「ドーピング検査陽性」で15か月の資格停止処分を受けましたが、復帰後の天津オープンで優勝し
見事にカムバックしています。これも、魁罡(かいごう)の強さだと思います。
以上