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四柱推命占い鑑定|帝国の衰亡|米国暗殺史⑥(後)暗殺者ギトー

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前段からの続きです。

ストーカーから暗殺者へ

1881年7月2日

ボルチモア・ポトマック鉄道駅でガーフィールド狙撃の時を待つ。

妻とロングブランチで休暇を過ごそうとしたガーフィールドが駅に入った時、背後から近付き2度銃撃。

2弾目が第1腰椎を貫通するも脊髄には通らなかった。

ギトーは群衆に取り囲まれる中、「俺は支持者の中の支持者だ。これでアーサーが大統領になったぞ!」と零したという。

殺人未遂罪で逮捕。

 

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09月19日

狙撃より11週間後、ガーフィールドが死去。

 

10月14日

ギトーは政府から、殺人罪で正式に起訴された。

 

11月14日

ワシントンDCにて、裁判が開始。

ギトー側の弁護士

弁護士は、レイ・ロビンソンとジョージ・スコヴィルであった。

しかし、ギトー自身は弁護士資格を有する事もあり、自らが弁護を行うと頑なに主張する事となる。

精神鑑定医のエドワード・チャールズ・スピツカの鑑定

「今の所、 精神異常以外の何物でもない」のは明らかとの言葉を残す。

この状態は「先天的な脳の奇形」に拠るものと考えたのである。

ワシントンD.C.の弁護士・ジョージ・コークヒル

「彼は私より精神異常では無い。ギトーは何ら気が狂っていない。世間の前で格好良く、打算的な悪党で、洗練されたゴロツキの如く振る舞ったに過ぎなかった。本当は詰まらなくて、純粋で単純な人間。結局はその単調さに飽き、何か他の種類の興奮や悪評を求めて、事に及んだのである。」

 

被告から奇人へ

ギトーの奇行をマスコミが書き立てセンセーショナルをまきおこす

ギトーの奇行が話題になった。

・判事や証人、検察官の他、弁護団にさえ悪罵を投げ付ける、

・陳述書を叙事詩の形式で纏める、

・傍聴人の中からランダムに選び法的助言をせがむ、

・ニューヨーク・ヘラルドに至っては自伝を口述し、「30歳未満の可愛いクリスチャン女性」を募集する広告まで出稿。

・大統領にした事によって給料が増えたのだから、釈放してほしいとの内容を書き綴った手紙を新大統領アーサーに送付。

・「医者がガーフィールドを殺したのであり(医療ミス)、私は撃っただけ」ともと漏らしている

・釈放後の計画として説教をして回ったり、1884年の大統領選挙に立候補する計画を立てていた。

マスコミがセンセーショナルに面白おかしく書き立て、ギトー自身が2度も暗殺未遂事件に遭遇するも、大衆の憎悪を買った。

公判から処刑まで、ワシントンDCの南東にある聖エリザベス病院に入院。

獄中で処刑を待つ間、自ら犯した暗殺についての弁護や裁判の講評についての手記が、後に出版された

1882年1月25日

死刑が求刑。

判決文が読まれると、陪審員に向かって「お前らは皆低級で、申し分の無い馬鹿野郎だ!」と喚き散らした。

ありとあらゆる卑語を言い募り、警備員に抱えられながら独居房に消えていった。

 

死刑囚ギトー

再審を求めたものの訴えは棄却。

6月30日

ワシントンD.C.で絞首刑に処せられた。

暗殺事件発生から1年目を迎える2日前であった。

処刑を前にしても、傍聴人や記者に微笑んだり手を振ったりし続け、正に最後まで注目の的であるのが幸せであったと言われる。

処刑台に進んだ時も、最後の要望として、獄中で書いていた『私は神の元へ行く』という詩を暗唱。

元々は詩を歌う時にオーケストラに演奏してもらう予定であったが、その要望は却下された。

 

命式を見てみましょう。

チャールズ・ギトー

1841年9月8日生まれ~1882年6月30日(40歳没

・・・・・・上 中 下  宿命星    十二運 吉凶星

年柱    辛 丑 己 偏官 偏財 偏印 衰   華蓋

月柱    丁 酉 辛 食神 偏官    絶  囚獄 白虎殺 血刃

日柱    乙 亥 壬    印綬    死  駅馬

時柱    庚 辰 戊 正官 正財 偏印 冠帯 羊刃 月徳貴人

【申酉空亡】月柱に酉があるが、時柱の辰と支合するので、解空する。

 

【総合鑑定】身弱な大統領を暗殺した身弱な暗殺者。

十二運を見ると、衰、絶、死、冠帯ですから、身弱です。9月生まれの乙(草花)です。草花は春が旬ですから、月令は得ていません。

2個の偏官と1個の食神が有ります。食神と偏官のパワーラインが2組成立します。大きなことをしでかすでしょう。

辰―酉の支合が有ります。暗示は「大吉」です。この大吉が、何をしでかすかは解釈の分かれるところです。

囚獄が有ります。その通り、収監されました。

血刃と駅馬の魔のペアが有ります。絞首刑の暗示でしょうか?

 

《印星殺の成立》

印綬1個、偏印2個で、印星殺の成立です。

刑の執行された40歳の大運は、40歳~50歳;壬辰―印綬―冠帯で、印星の大運でした。

執行日の行運を見てみましょう。

・82年 壬午丁 印綬 食神・・・羊刃

・06月 丙午丁 傷官 食神

・30日 庚子癸 正官 偏印・・・羊刃

1882年は印綬の年運でした。羊刃と血刃も巡ってきます。

6月はけじめをつけられる傷官の月運でした。

30日はお約束の偏印が巡ってきています。

ギトーは、テロリストというよりは、心を病んだストーカーでした。

リンカーン大統領暗殺事件とくらべ、暗殺された大統領も暗殺者も矮小化し劣化した感があります。

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