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復刻|寄稿|ダヤン氏|カナダ爺・ジョーカー(無能な男)しかなれなかった男(転載禁止)

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2017年07月27日寄稿

伏見様及び読者の皆様:

片目のダヤンです。私が幼稚園児の頃、文壇デビューした叔父の笹沢佐保は父親の吉祥寺の自宅に来る度、こんなことを語っていました。

「作家は読者が読みたいモノを書く。その後の判断は編集者と世間様」今になって、思うことは所詮、文学なんて「冥途の土産」や

「人生の暇つぶし」に過ぎないことを彼独特の比喩というか暗喩していたと、思います。

そんな訳で、カナダのエロヒヒ爺さんの半生を叔父の文体を用いて、綴ります。

題して、【ジョーカー(無能な人)しかなれなかった男】。

 

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小説|ジョーカー(無能な人)しかなれなかった男

ソン・パクチョこと通名新井聖(あらい・ひじり)は、戦後直ぐに北海道夕張炭鉱の長屋で生まれたとされる。

これは両親がこの二男坊が生まれても役所に出生届け等を出さなかったことが由来とされる。

この父親は、炭鉱夫の中で大卒と称していたが。実際は、日本に密入国後に拓殖大学の卒業証書を東京の闇市で購入したのがその発端とされる。

この朝鮮人と部落民で後の妻となるイネとの出会いは、この夕張炭鉱を奇妙に反映していた。

安定食屋の女給に過ぎなかったイネに彼は、求婚の申し入れをした。そんな時にイネは、この男にこう言い放った。

「そんなセリフ、今までのツケを払ってから謂いなさい」すると、この朝鮮人はその夜、イネを待ち伏せしてボタ山の片隅で強姦した。
この新井聖は、地元の小学校に入学した。しかし、ある日父親が炭鉱現場の班長格に昇進すると、家族全員の食卓でこう告げた。

「ひじり(聖)には来週から札幌市内の朝鮮学校に行って貰う。家族の中で朝鮮語を話す者も必要だ」
その後の新井聖は、数奇な運命を辿ることになる。学校でも朝鮮語が話せない朝鮮人は、クラスの中でも度外視された。

あるとき、この聖はタドタドシイ朝鮮語で担任教師に向かってこう質問した。「金日成と日本の天皇、どっちが偉いのですか?」

この後、少年が経験したことは、北朝鮮人民軍の拷問と同じだった。全裸にされ、男性教師がこの少年の全身を革製のムチで打ったとされる。

だから、この男のペニスは包茎短小であった。これは定かではない。そして、この朝鮮学校初等科入学以降、聖の持ち分が決定するある事件が起こった。

その当時、東京では国士舘高校と朝鮮高校のケンカが有名だったが。札幌では朝鮮初等科不良少年による日本人小学校生徒へのカツアゲが有名だった。

朝鮮人は、彫刻刀で日本人を脅した。「カネを払えよ。そうしないと、オマエの顔にキズを付けるぜ」このセリフを聖が云えるはずもない。

彼はいつも番長からの指令を待って、最後に日本人生徒の顔にその彫刻刀を向けた。

「ちょっと、痛いけどガマンして」その後、聖はその番長と一緒に少年院送りになった。

そして、聖はザ・ローリング・ストーンズのバンド名や歌詞の如く、流転の人生を歩むことになった。

転がる石のように。ある時は、傷害事件で刑務所。ある時は、大阪西成区の山谷労働者の斡旋手配師。

ある時は、都内の中小・弱小企業への手形回収。

また、聖は刑務所内で読破した書物の知識が少しだけ、役に立ったこともあった。最後の手形回収で始めから、

その回収金額を低めに設定したら、組の親分に申告する際のカネをピンハネできると。

ヤクザが都市銀行や金融機関で銀行口座を開設するのは、困難だけど。

配偶者の名前で金融口座を取得するのは意外と楽勝なことも理解した。

そんな思いをもって訪れたのが、JR総武線の亀戸駅南口にあるフィリピンパブ「パッション」。

このパブには後の妻になるロザリンダ・アポナリオがいた。聖はこの女性にこう云ったとされる。

「キミの好きなモノを注文してくれ」但し、この女性は彼にこう言い返した。

「アナタが持っているおカネは危険。だから、アタシと逃げないと」

その後、両者は偽装結婚を繰り返し、彼女の実家があるフィリピン逃亡の後、カナダ・トロントを安息の地ならぬ終の棲家としたとされる。

伝聞によると、この夫妻は発狂の後、オンタリオ湖に入水を図ったと謂われている。

なお、聖はカナダ入国の際、フィリピン妻の異母兄弟の名を語ったとされている。

 

【追記】

① この手の小悪党を描くと、どうも後味が悪い。この低能さ・低俗さ・劣悪さが指先に滲み寄って来るような後味の悪さ。

本来なら、大悪党の池田大作や小和田恒を描きたかったけど。でも、今の世の中。この手のチンピラ・ヤクザ気取りが跳梁跋扈

しているのもこれまた、現実の競争社会。それと、漢字変換できた「出鱈目」。次はどんな漢字を入力してくれる?ほとんど、期待はしていないけど。

② 叔父の作品は、万人に知られた「木枯らし紋次郎」もいいけど。私は絶版になった「無頼の徒」をお勧めしたい。

これは、週刊誌のトップ屋から流行作家に上り詰めた梶山季之との交流を巧みな筆を用いて描いている。

どんな人間も一旦、頂点に上ったら後は、曲がりくねった下り坂の人生行路。丁度、ザ・ビートルスの「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」を彷彿。

興味のある方は、神田神保町の古本屋街で見つけることができるかもしれない。

では、片目のダヤン

 

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