次は、平成を代表するサイコパスの宮崎勤です。
幼女を殺害し、死体を焼いて被害者の母親に送り付けるという異様な犯罪でした。この事件は「日本の犯罪史」に残る事件です。

この事件は、4歳から7歳という低い年齢の女児が被害者となり、犯行声明を新聞社に送りつける・野焼きされた被害者の遺骨を遺族に送りつけるなどの、極めて異常な行動を犯人がとったことから、欧米を中心に多発する児童への性的暴行を目的とした誘拐・殺害事件などとの比較も行われ、戦後日本犯罪史上にて初めてプロファイリングの導入が検討された。
特異性が強い事件であったため、事件発生当初から激しい報道合戦が繰り広げられ、のちに犯人の父親が自殺したことで「メディアスクラム」をはじめとする報道のあり方が疑問視された事件でもあった。
重要点はこの事件もまた「御代替わり」の昭和最後の年、1988年8月から発生し、平成になってやっと逮捕された点で、コンクリ事件と共通するものがあり、丁度、昭和天皇の病状が重篤になった頃に発生した事件です。
★「治天の君の正統性」がいかに重要かを教える事件でもありました。
四柱推命鑑定命式|宮崎勤

【午未空亡】
宿曜経 畢宿(ひつしゅく)
【総合評価】精神鑑定では「人格障害」の傾向はあるが「責任能力」はあると判定された。
「人格障害」の中には「統合失調症」も含まれます。
小泉進次郎の実父の小泉チョン一郎の持病です(怒)
月柱の十二運が帝旺なので身旺です。
身旺は一概に良いとは言えず
①人生で大成功する
②凶悪犯罪を起こす
①でも②でもなければ、家族や、周囲に迷惑をかける「厄介な存在」になりがちです。
★印綬が3個で偏印が1個あります。印星殺の成立です。
★「囚獄&白虎殺」のペアがあります。
天徳貴人が2個と、月徳貴人が1個あって、天乙貴人2個分に相当しますが、その人物の「品格」「倫理観」とは関係ないようです。
あまりにも有名すぎる事件なので、解説は割愛します。
サイコパスは「印星の夜」に笑う
宮崎の最初の犯行が1988年8月22日で最後の犯行が1989年6月6日です。
1988年 戊辰 印綬・・・・・印星殺
1989年 己巳 偏印・・・・・印星殺
この間、5回の犯行を行っています。
死刑が執行されたのが45歳の時、惜しくも早逝された故鳩山邦夫法務大臣が、死刑の執行を指示したそうです。

英断でした。
大運は 36歳~46歳
壬子―傷官―長生・・・・羊刃、「囚獄&白虎殺」
けじめをつけられる傷官の10年でした。
執行日
2008年
戊子癸 印綬 食神・・・・・羊刃、「囚獄&白虎殺」
06月
戊午丁―空亡 印綬 偏官・・・・・・「囚獄&白虎殺」
17日
戊子癸 印綬 食神・・・・・羊刃、「囚獄&白虎殺」
★注目点は、年運、月運、日運のすべてに「印星殺」が成立していること。
全てに「囚獄&白虎殺」のペアが巡ってきていることです。
完全に法則通りになっていることに驚かざるを得ません。
「印星の夜」に笑ったサイコパスは、印星の日に未来永劫再犯できなくなったのです。
まるで、計算したかのような失効日に繰り返しますが驚きを禁じ得ません。
いい方向に向かうと歴史に名を遺し教科書に名前が載る人物になりますが、悪い方向へ向かうと、極端な犯罪を起こすケースが見られます。
まだまだ続きます。