10年に一度の革命の年「辛」①
2021年(辛丑・かのとうし)の年は「革命の始まり」の年

★今年は日本を含めて世界中で「革命の始まり」の年になるでしょう
★歴史を見てみると、辛を含む干支(辛未、辛巳、辛卯、辛丑、辛亥、辛酉)に、パラダイムシフトが起こっています。
その根拠は「讖緯(しんい)思想」に有ります。
讖緯(しんい)とは・・・・Wikipediaより
古代中国で行われた予言のことであり、讖緯の説、讖緯思想、図讖などと呼ばれている。
辛(しん、かのと)は、
十干の8番目である。陰陽五行説では金性の陰に割り当てられており、ここから日本では「かのと」(金の弟)ともいう。
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陰陽五行説の影響を受けて漢王朝の時代に流行しました。
辛酉(かのととり)の年には、政治上の変革が有り、60年=1元が、21回繰り返されると大変革が起きるとされ、日本も平安時代は辛酉の年には改元が行われました。
辛は前回にも説明しましたが「柔金」です。
酉は、十二支の動物だと文字通り「鳥」ですが、陰陽五行説で言うと「金属」なのです。
従って、辛酉とは「辛+酉」で、非常に「金気」の強まった状態です。
「象意」で表すと、大手鉄鋼メーカーの溶鉱炉を流れる「熱く溶けた流れる鉄」の様なものです。
10年に一度の革命の年「辛」②
1981年(辛酉の年)パラダイム転換、新自由主義へ
「新自由主義の兵隊」の三人の首脳達

直近の辛酉の年は、1981年(昭和56年)です。
この年に、アメリカではロナルド・レーガンという「B級俳優」出身の大統領が出現して、

「レーガノミクス」という「新自由主義」の経済政策を徹底的に推し進めて
1. 金持ちの大減税をやった。
2. 「社会福祉」を徹底的に削減
したのです。
その2年前の1979年(昭和54年)には、イギリスで「鉄の女」サッチャーが出現して、レーガンよりもっと「冷酷残忍」な「サッチャリズム」と呼ばれた「新自由主義」、経済政策と「規制緩和」を「11年間の長期政権」で徹底的にやってしまいました。

面白い動画を見つけましたので読者の皆様と是非共有したいです。
Bnanarama Yes or No questions (1986 Japan) – YouTube
私事で恐縮ですが、私の独身時代の最も楽しかったころはいわゆる「バブル時代」で、そのころ大好きだったイギリスのガールズグループにバナナラマがいました。
40代の読者様は知らない人も多いと思いますが、日本でもコンサートを開いて大人気でした。
当初のメンバー二人は未だ活動を続けているみたいですね。
動画の1分53秒から、MCのなぎら健壱が、「サッチャー首相はイギリスで人気がある」というマルバツ質問に
3人声をそろえて「サッチャー?No!」と答えています。
理由を聞かれたら、シヴォーンが、「サッチャーは、ファシスト(全体主義者)だ(怒)」ときりっと断言しています。
ファシストということは、「聞く耳持たない独裁者」でナチスドイツのヒトラーと同じだと言っているのです。
サッチャーの「やらかしたこと」
1 公務員の削減(公務員叩き)
2「産出量の少ない」スコットランドの石炭鉱山の「強制閉山」
3.自分を批判する労働組合を法改正までして「武力弾圧」