アベノミクスを続けると近い将来日本はフィリピン並みになる①

アベノミクスを続けると近い将来日本はフィリピン並みになる①

アベノミクスを続けると近い将来日本はフィリピン並みになる①

私が尊敬する一橋大学名誉教授の野口悠紀雄先生の論文です。

日本人の平均賃金は日本;3万8514ドル、アメリカ;6万9391ドルで

アメリカの55・5%に過ぎません。

日米の「一人当たりGDP]で比較すると日本;4万146ドル、アメリカ;6万3415ドルでアメリカの63・3%に過ぎません。

なんで「日米両国の平均賃金」と「日米両国の一人当たりGDP」と言う二つの指標を出したかと言うと、先進各国の「一人当たりGDP」≒賃金で、統計上ほぼ同じ動きをするし、差がほとんどないからです。

野口先生は「日本が落ちぶれたのはアベノミクスのせいだ」と言うタイトルですが、厳密に言うと「ネオリベ(新自由主義)」が主犯だということです。

何故なら、アベノミクス=「小泉竹中構造改革」+「異次元の金融緩和」で成立しているからです。

アベノミクスは御存知の通り3本の矢で成り立っています。

1.異次元の金融緩和

2.国土強靭化

3.成長戦略=規制改革

2の「国土強靭化」は公共工事を伴う「ケインズ主義」的なものでしたが予算規模も小さく、第二次安倍政権下で重視されることは有りませんでした。

3は一向に「アベノミクス」が効果を出さないことに焦った当時の菅官房長官が師匠の竹中平蔵、高橋洋一らのネオリベ(新自由主義者)らにやらせた、正統派経済学の「経済成長理論」とはおよそ似ても似つかない「規制改革・規制緩和遊び・官僚苛め」と言う「構造改革路線」=ネオリベ(新自由主義)でした。

従って、ほとんど影響力の無い2本目の矢を除いて、アベノミクスとは「事実上のネオリベ(新自由主義)経済政策」です。

要するに「構造改革路線」に「金融政策(異次元の金融緩和)」を足したものです。

問題だったのは異次元の金融緩和:

日本銀行も含め先進各国の中央銀行での共通用語は「量的緩和」と言います。

 

量的金融緩和政策(りょうてききんゆうかんわせいさく、英: Quantitative easing、QE)

市中銀行が保有する国債を準備預金に交換する政策のことで、

銀行から見れば政府への定期預金(国債)を日銀への普通預金(準備預金)に置き換えることになる。

金利の引き下げではなく市中銀行が保有する中央銀行の当座預金残高量を

拡大させることによって金融緩和を行う金融政策

Wikipedia

 

量的緩和とは、日米とも中央銀行がお札を刷りまくり、紙幣を市中にばらまくことです。

市中にばらまく方法は、銀行、主に地方銀行が保有している国債を買い取ることによって、日銀券を放出することです。

「人工的インフレ政策」です。「量的緩和」=ネオリベ(新自由主義)です。

何故なら「量的緩和」は「悪の新自由主義のグル」のミルトン・フリードマンの唱える。

「貨幣数量説(マネタリズム)」だからです。フリードマンは「K%ルール」と言って中央銀行が毎年、景気の状況によって適当に紙幣を市中にばらまけば、全て上手くいくから、いくら失業者が出ようと自殺者が出ようとほっとけ!

政府は対策は打つなと言った「インチキ経済学者」です(怒)

K%ルール

連邦準備銀行がマネーサプライを一定の割合で機械的に増やせば、

インフレなしで安定的な経済成長が見込めると述べており(Kパーセントルール)、

コンピュータに任せてもよいとした。

wikipedia

 

続きます。