玉川徹言論弾圧事件狙いと背景 ⑥電通の現状

玉川徹言論弾圧事件狙いと背景 ⑥電通の現状

玉川発言を検証すると

結論;「不注意」レベル。私の見解

①謹慎はやりすぎ

②番組での謝罪も不要

③「訂正発言」だけでよい。「電通が入ってますからね」は私の推測です。だけで良い。

 

菅義偉が玉川を名誉棄損で提訴しない限りは謝罪する必要は無い

菅は「玉川発言」を非難すらしていない。当然だろう。「感動を呼んだ(と言うことになっている)」箇所は6月に死去したネトウヨ安倍シンパの財界人のJR東海会長の葛西の葬式での安倍の弔辞の「使いまわし」であることはばれているから

安倍晋三と葛西敬之JR東海会長

 

玉川徹氏の謝罪・謹慎と言う「社内処分」は電通の抗議では無かったらしい

本間氏によるとモーニングショーのスポンサーのどれかからの抗議か「安倍友議員」の西田昌司参院議員か電通と菅義偉に「過剰に忖度」した社内勢力で玉川氏の売れっ子ぶりを面白く思わない連中による「社内処分」だろうと言う予想です。

テレ朝の社長から電通には謝罪電話が言ったとのこと。ただ本間氏によると謝罪電話を受けた電通の社長は電話を切った後、秘書に「一体なんの件だ?」と聞いたのではないかというのが電通をよく知る本間氏と広告業界の常識らしいです。

西田は「安倍友既得権益議員」にして「日本最凶のおまゆう議員」です。

 

電通の今の立場と「玉川発言」の妥当性

「五輪疑獄」では元電通専務の高橋治之と法人としての電通は「共謀共同正犯」の関係にあります。

何故なら高橋は「みなし公務員」としての受託収賄罪で既に2度起訴されていますが五輪組織員会には電通のスポーツ局からも20名ほど出向し高橋の指示で動いていました。

本来なら彼ら20名も「受託収賄容疑」で逮捕しなければならないところを、検察組織は森喜朗以下首相経験者2名と閣僚経験者1名の逮捕に繋げるために「司法取引」で協力させて逮捕・起訴を現状、猶予しているだけです。

 

河井克之・案里が逮捕された2019年広島大規模買収の捜査と同じ

2019年参院選広島選挙区、現職の溝手顕正(宏池会)には自民党本部から選挙資金として1千5百万円、河合案里(当選後菅派)にはその10倍の1億5千万円が送金され広島県議、市議、市長、町長にふんだんに買収資金が渡されました。

この時、広島地検には東京地検特捜部から大人数の応援検事が行き、被買収者の県議、市議、市長、町長ら100名に「司法取引」で河井克之からの現金の授受を認めさせた。

 

五輪疑獄では法人としての電通の責任は逃れられない

地検特捜部が首相経験者2名、閣僚経験者1名の逮捕にこぎつけて電通社員20名を司法取引に応じたとして起訴猶予にしても電通の社長の「使用者責任」と事情を知って社員を出向させた「共謀関係」は免れません。法人としての電通の起訴も十分有り得ます。

 

神宮外苑地上げ疑惑でも電通が登場

こちらにも元首相森喜朗と元閣僚経験者と元首相が捜査線上に上っています。

 

今回の捜査は非常に準備の整った「国策捜査」

その目的は

①「安倍ー菅長期政権の腐敗」にメスを入れる外科手術と「清和会潰し」

②「国策企業」にまで膨張した電通への警告

だと言われています。

 

検察の政界ルートは常に「国策捜査」

これは元特捜検事の故田中森一が著書で述べています。「現政権と折り合いをつけながら政権与党を外科手術し腐敗の膿を出す事」だそうです。

五輪疑獄にも神宮外苑地上げにも岸田総理周辺と宏池会は絡んでいません。

 

20年前の鈴木宗男事件の逆バージョン

鈴木宗男逮捕の報道

2002年に検察は鈴木宗男を逮捕することにより経世会で親分筋にあった野中広務の勢力を削いで、経世会を分裂に追い込んで時の政権の小泉純一郎をアシストして小泉純一郎ー安倍晋三の「清和会支配」に協力したのです。

しかし調子に乗った安倍晋三が人事による検察支配にまで手を広げようとしたので、安倍暗殺後、一気に「聖域」だった「五輪疑獄」と電通のキーマンの高橋治之逮捕に踏み込んだのです。

元朝日新聞記者の佐藤章氏によると検察首脳による「逮捕予定者リスト」は政界、財界合わせて50名に上ると言います。今回は忖度なく徹底的にやるそうです。

 

検察の捜査スキーム

高橋治之→森喜朗→安倍晋三→菅義偉(平井卓也)図は一月万冊清水有高氏作成に筆者が加筆。

 

高橋治之被告がなかなか口を割らない

高橋は出所後、森喜朗の報復を怖れているからです。仮に森に辿り着いても森喜朗は故安倍晋三を守ろうとしているのです。

検察は高橋ー電通ルートの「裏金」を森ー安倍ー菅が3人で山分けしたと見ています。神宮外苑の地上げは菅義偉が平井に指示したと見ているのです。

 

五輪&神宮外苑&安倍国葬いずれも電通が仕切っている

玉川「当然、これ電通が入ってますからね」こう考えるのが無理なく自然で「常識」ではないでしょうか。予算が16億円もする国葬イベントに電通が全く絡んでいない方が不思議です。広告業界No2の博報堂は社長の方針で国家イベントには関わらないそうです。

 

今、電通が世間からどう言う目で見られている状況か?

ある事件を設定すると人口500人の村で6歳の少女が他殺体で発見されたとしましょう。

捜査に当たる警察が先ず着手するのは村内の「性犯罪の前科の有る者」の洗い出しと任意での事情聴取とアリバイの検証だろう。このケースの性犯罪の過去が有る者が電通に当たります。

凡百のコメンテーターと違い、事件の真相に対する探究心の強い玉川徹氏は当然そう考えるでしょう。

「汚職まみれの五輪」「神宮外苑の地上げ」いずれにも最初から電通が絡んでいます。

ただ玉川氏には「捜査権」が無かっただけです。放送の翌日以降の「訂正コメント」だけで良かったと思います。

玉川徹、失言で大炎上&謹慎処分になるも無敵な存在である理由。橋下徹、ほんこんもタジタジ・・・

※https://www.youtube.com/watch?v=xcdkk8mIdVU

 

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