竹中平蔵の利権はゴールドマンサックス
GPIFの役員構成を見て驚愕しました。「小泉ー竹中構造改革」以来の日本の経済植民地化の尖兵のハゲタカ投資銀行のゴールドマンサックスの幹部が入っているじゃないですか(怒)

ハゲタカ投資銀行出身の役員とは
一瞬、中国人かと思いました。中国共産党の幹部にこう言う人がいそうです。

経歴を見る限りアメリカの国益の為に奉仕する男
東大を卒業後32年間、ゴールドマン一筋でアメリカ本社の役員にもなっているから「身も心もアメリカに捧げる男」でアメリカ国籍なら所得税も住民税も日本に納税していないでしょう。

ゴールドマンの本社の取締役にまで昇進したと言う事は「相当エグイ仕事」をしたのでしょう
偉そうこの上ないこの人が本社の取締役になれなかったのですから
画像はデービィッド・アトキンソン

ゴールドマンの内幕の一端が見えるアトキンソン自伝
「あんたが大将」の彼の人生哲学が面白い
出版社はHanadaでおなじみの飛鳥新社
この出版社から本を出していることでアトキンソンの斜陽が分かる

株式の売買委託手数料は全部ゴールドマンサックスの収入になっているだろう
日本株も外国株も売っても買っても手数料は証券会社の収入になります。
なぜ野村證券など日本の証券会社に任せないのでしょうか?
日本の証券会社に委託すれば会社の手数料収入は法人税としていずれ国庫に戻ってきます。納得いきません。
われわれ日本国民の年金資産は本当に大丈夫なのか?
運用資産の構成割合を見て腰を抜かしました。なんと安全資産の日本国債はたったの25%です。
そして超危険資産の外国株(=米国株)外国債券(=米国債)に50%もぶち込んでいます。まぢかよぉおおお!

日本も含め世界は後30年はインフレが続く
FRBが政策金利を引き上げるたびにNY市場の株価は大暴落を繰り返しています。金利が上がれば株価は下がる。これは常識です。
金利が上がれば銀行借入の多い企業は利益が減ります。業績悪化で株価は下がる。
株主に払う配当金も減配(配当金の減額)となる。
キャピタルゲイン(株の値上がり益+配当収入)が期待できなくなった投資家は株を売ります。
そして高金利で発行される新規発行の米国債を買います。しかし過去に購入していた利率の低い米国債は値下がりして評価損が出ます。
GPIF(我々の年金)は外国株式と外国債券の両方で損が出ます。
「安全資産」の日本国債も安心できない
アベノミクスの大失敗で日銀は510兆円もの日本国債を購入して保有しています。ほとんどが「ゼロ金利」時代のものです。
しかし昨年、黒田総裁が事実上の利上げ(0・025→0・05)をやったので日銀は既に8千億円の評価損を抱え込んでいます。GPIFも同じです。
我々国民の年金の運用は上手くいっているのか?
(2001年からの累積収支の推移)

図表はGPIF運用の累積の収支です。2008年は激減していますが原因はリーマンショックです。それでも日本国債中心の運用だったのでマイナスにはなりませんでした。
2013年から急上昇し始めますがアベノミクスのスタートで日銀が日本株を買いだしたからです。
2014年からは収益額、収益率ともほぼ横這いです。結論から言えば「竹中プラン」は全く効果が無かった。
奴は経済学者でもなく政商、または破壊工作員ですから。逆に竹中のせいで我々の年金資産は「世界経済のパラダイムシフト」で大きなリスクを抱え込んだと言って良いでしょう。
以上
トップ画像はニューヨーク、マンハッタンのゴールドマンサックス本社ビル