「霞が関の逆襲」が始まった
共産党が指摘した「放送法の政府解釈変更に関する文書」が行政文書ファイル管理簿に記載が無かったのはある意味当然です。
記載されていたら安倍ー磯崎ー高市ラインから「都合が悪いから廃棄せよ」と命令されるのが火を見るより明らかです。桜を見る会や森友と同じです。

小泉政権と郵政民営化
2001年4月小泉政権発足。「郵政民営化=米営化」が俎上に上ります。
しかし郵政事業は橋本行革で郵政公社と言う公企業に分離して全社員の給料も収益で賄って税金は一円も使っていませんでした。
新自由主義の兵隊の経済論❶日本再占領: 郵政を民営化し、350兆円を奪え! (伏見文庫)
旧郵政官僚の恨み
2005年8月の「郵政イカサマ選挙」の時、小泉純一郎は横浜駅前の街頭演説で「郵政官僚は税金泥棒だ」と絶叫しました。
戦後史を見ても郵政省の高官で汚職事件は殆どありません。この様な言動は小泉の先祖に遡る「反日血族」とは言え郵政官僚の恨みを買いました。
四柱推命と政治⑥北朝鮮金王朝: いつ、終わるのか? (伏見文庫)
先輩達が明治以来営々と築いてきた「郵政事業」と言う社会政策を虚仮にされた旧郵政官僚の恨み。
郵政事業=郵便+郵便貯金+簡易保険は創設者の前島密以来、国家と国民の為の社会事業であり営利事業では有りませんでした。
小泉ー竹中は郵政民営化後、各郵便局の前島密の揮毫の扁額を強制的に廃棄させました。

「ふるさと納税」で地方自治の破壊に加担させられた旧自治官僚の恨み
日本語の苦手な菅義偉が2007年第一次安倍内閣で総務大臣に就任し、何か手柄を立てようと思いついたのがふるさと納税です。
しかしこの下らないアイディアは「地方自治制度の破壊」でした。
地方自治体が国家に頼ることなく「財政的に自立」する為には「住民から公共サービスの対価として住民税を徴収」しなくてはなりません。
「小泉ー竹中構造改革」による地方切り捨てで財政危機に陥っている全国自治体から更に実態は「ふるさと寄付」による寄付金控除で
住民税が徴収できないことは更に地方の貧困化を招きました。
旧自治省系の二人の愛国官僚が菅義偉によって人生を潰された
「ふるさと納税」とは実態は寄付で有り、出身県以外にも寄付できるというネオリベ(新自由主義)の菅義偉の「利権」です。
地方自治は憲法の理念で有りそれを根本から破壊するものだとして正義感から反対した河野栄と平嶋彰英と言う二人の愛国官僚は
事務次官コースにいたにも拘らず、菅によって外郭団体に左遷されて人生を潰されました。
平嶋彰英元自治税務局長 筋を通す官僚として官房長官だった菅義偉に抵抗した話は有名 自治税務局長は事務次官待機ポスト

その「地方切り捨て」の為の法的に不備だらけの「ふるさと納税制度」を設計したのが今、高市を応援して大炎上しているこいつです。
新自由主義の兵隊①高橋洋一の観察 (伏見文庫)
森友学園事件で公文書を改竄させられた財務省の恨みは深い
「最強官庁」と言う自負を持っていた財務省が汚れ仕事の片棒を担がされて「黒歴史」を刻まれて安倍ー菅政権と10年間の長期政権で安倍の寵愛を受けた政治家に対する復讐心が旺盛です。画像は公文書改竄の中心人物の佐川局長。

オール霞が関が岸田総理に踏み絵を迫っている
「高市を政権から追放するか、俺達全員(霞が関)を敵に回すか?」官邸は既に方向性を決めている。
だからその証拠に森友事件の様に黒塗りの公文書ではなく「全公開ぼかし無し」の公文書を公開させたのです。

そして、清和会は完全に高市を見捨てた
参院予算員会で末松委員長は言葉を選びながらも高市に厳しく注意した。末松委員長は清和会で参院当選4回。元の派閥から注意されるようでは今後も高市に援軍が来るはずがない。この人は郷原弁護士も誉めていたが立派な議員で野党からも信頼されている。

産経も見捨てた
(産経新聞)
高市氏、孤立無援 自民の予算委員長も異例の注意
https://news.yahoo.co.jp/articles/5778ed3d25161f7a30fdc81bc65e257514dc16a3
以上
自民党の広報紙の産経、遂に高市を見限る
立民は発言を問題視し撤回しない場合、令和5年度予算案の審議に応じない構えもみせた。
高市氏の強気の態度は変わらなかったが、審議への影響を懸念する首相官邸は「質問しないでほしい」という部分の高市氏の答弁撤回を求めた。
政府・自民党内にはこの問題について、高市氏を擁護する声は多くはない。
自民の広瀬めぐみ氏も「さまざまな事情があると拝察するが、自民の立場としてもこの発言は遺憾だ」と指摘した。

そして高市のお友達はツィッターだけになった
「一犬虚に吠える」万犬虚に吠えるならまだ影響力もあるが所詮「お一人様」なのが「痛い」「公務が出来ない」本当か?
立民の杉尾議員に速攻で「嘘」を指摘されました。

以上