政治資金問題
岸田総理「問題議員の処分」を決断
岸田総理の「残忍ショー」始まる;問題議員の処分を茂木幹事長に「一任」
政治資金問題の議員処分、岸田首相が茂木幹事長に指示…信頼回復へ全国で幹部が「車座対話」
読売新聞 2024/03/17
国会で十分過ぎるほど時間を掛けた成果が出て全国の自民党県連の幹事長達は「問題議員」に対して「党役職の停止」程度の処分では自民党が潰れると「強硬姿勢」一色となりました。
自分に勝機が巡ってくるまで待ち続ける岸田総理の「打たれ強さ」は比類がない
恐らく岸田総理は「世論が煮詰まる」まで自分は予算委員会でサンドバックになりひたすら耐えながらこの時を待っていたのだと思います。処分の正解は、「国民感情」と「世間の空気」から安倍派幹部は全員「除名」二階元幹事長は「議員辞職」しかないと思います。
(筆者注)二階俊博元幹事長は3月25日、早朝、次期衆院選には出馬しない旨岸田総理に伝え同日記者会見を行いました。
茂木幹事長が処分議員達の憎悪の的となる
総理の「茂木幹事長不信」
①安倍派の恨みを買いたくない為に処分を大甘な「骨抜き」にする恐れがある
②「やる、やる」と言いながら「面従腹背」で時間稼ぎをする
こうなると「茂木更迭」は早まるでしょう。後任は石破茂説も有りますが無派閥の野田聖子が有力だと思います。妹分で選対委員長の小渕優子との息も合うでしょう。
(筆者注)岸田総理は安倍派四幹部(塩谷、下村、西村、世耕)に対して「再聴取」を行うことになり、茂木幹事長一人に任せず、自身と森山総務会長を含めた3人で3月26日、27日の両日、再聴取を終えました。
今後の政局
補選は事実上島根一区のみ
東京15区は前職;柿沢未途(公選法違反)、前々職;秋元司(IR疑獄)で自民党現職が二人続けて逮捕されています。これでは選挙区自体が「事故物件のマンション(例えば殺人事件の遭った賃貸マンション)」と同じでどんなに優秀な新人を公認候補として立てても自民党と言うだけで落選するでしょう。
不戦敗と言うより与党公認候補を立てようのない「事故選挙区」で結果がどうあれ岸田総理の政治責任にはなりません。
長崎3区は次期衆院選の区割り変更で候補者を立てても無意味
補選でA氏をたて当選しても次期衆院選での区割りで新人B氏を立てる場合、どちらを比例に回すかで必ず揉めます。
「不戦敗」が政界の常識でしょう。茂木幹事長は無理やり候補を立て負けを増やし総理にダメージを与えようと図り長崎県連に候補を擁立する様に迫っているという話です。
画像は長崎3区名物の有明海のムツゴロウで前職と似ていると言っているわけでは有りません。
補選は事実上島根1区のみ
自民党公認新人の錦織功政(にしこり・のりまさ)氏に「華が無い」のが気がかりです😭
大蔵省入省が木原誠二前官房副長官や玉木雄一郎国民民主党党首と同期だがこの人は早稲田卒。
旧財務官僚は「腐っても東大卒」の方が有難みが有ります。勿論、慶大出でもダメです。
「地盤、看板、カバン」の看板とはそう言うものです。実際に票の伸びも鈍いと言う情報が入っています。
相手は津和野藩主のお姫様で「女傑」
画像は亀井亜紀子候補、立憲民主党のHPより
亀井亜紀子氏は津和野藩主亀井家の嫡流で学習院で秋篠皇嗣殿下や山梨の堀内詔子議員と同級です。「三バン(地盤、看板、カバン)」は揃っているし元職で選挙も強いです。
2007年の参院選で竹下登の国家老の景山俊太郎を大差で破りました。衆院転向後も故細田博之に勝てないまでも比例復活したり常に肉薄していました。
勝敗は微妙だが補選が「一戦一敗」なら政権にダメージ無し
「女傑」と言ったのは彼女の命式を見たらその強さとポテンシャリティー(潜在能力)が「半端ない」からです。しかも今回は錦織氏に🏺票とボランティアは期待できません。
連合の女性🏺会長は「島根1区で共産との共闘は無い」と「利敵発言」をしていますがどうでしょうか?
梯子を外された連合芳野会長
島根1区補選、一騎打ちの見通し 共産が擁立見送り
時事通信 2024年03月18日
共産党島根県委員会は18日、衆院島根1区補欠選挙(4月16日告示、同28日投開票)で、予定していた新人の擁立を見送り、立憲民主党元職の亀井亜紀子氏(58)を自主支援すると発表した。野党系候補は亀井氏に一本化されることになり、自民党公認候補との事実上の一騎打ちとなる見通し。
これに関し、小池晃書記局長は記者会見で「自民候補を倒すことが今後の国会や衆院選に非常に大きな流れをつくる」と狙いを説明した。(転載ここまで)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024031800753&g=pol#goog_rewarded