【2024年都知事選④】蓮舫 解決済みの二重国籍疑惑

蓮舫が都知事になった方が国益にはプラス

蓮舫の方が小池百合子より地方自治体の首長として「行政能力」は有ると思います。小池の言動や公約に対する責任の取り方、8年間の政策の整合性を検証すると学歴詐称問題の本質はカイロ大学以前、エジプト渡航前である事は一目瞭然です。

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二重国籍疑惑より学歴詐称事件の方が犯罪性が高い

かつて話題となった「疑惑」が気になったので7年前に読んだ八幡和郎氏の著作を再度読み返してみました。

経産官僚出身の八幡氏の国籍法に関する推論は読みかえしても見事ですが結論から言えばその大上段に構えた問題提起の割には大した問題では無いと思いました。

日本国籍を選択したが台湾籍の離脱が手続き上完了していなかった期間があったが本人に「違法性の認識」も無く単なる事務手続きの懈怠(けたい;怠っていた事)があったと言う過失に過ぎないと私は思います。

2017年当時、八幡氏を筆頭に右派の論客の指摘を受けて、蓮舫自身も台湾当局に確認して「台湾籍離脱手続き」の未完了を正直に認めました。

そのうえで、速やかに台湾籍離脱の手続きを完了した事を記者会見で報告し戸籍の一部も公開しています。

画像は記者会見で台湾籍離脱手続き完了を報告する蓮舫

つまり蓮舫は日本国の国籍選択手続きは終えているし今現在台湾籍の離脱手続きも完了しているのです。

日本国籍は持っているが台湾籍の離脱が完了していない時期が有ったので、法理論的には「二重国籍」で怪しからんという論法に過ぎません。

しかし再読すると蓮舫の過去の発言「一つの中国論の支持」やタレント時代のTV番組での軽薄な発言を取り上げて「日本に対する愛国心が感じられない」等々の些末な主観的評価が八幡氏の感情の根底にあるのは行間からはっきりと読み取れます。

日本の保守の知識層の多くが安倍晋三に騙されていた2017年当時の書籍です。

 

日本国籍取得後、母国の国籍を離脱するのは簡単ではない

私は以前「在日問題」を調べている時に、在日韓国人が日本国籍の取得が完了したら韓国国籍は自動的に抜けると思っていて韓国総領事館に確認したら「とんでもない日本の帰化手続きの事務量より多い手間と金額が必要です」と言われて非常に驚いた記憶があります。

 

母国の国籍離脱が完了するまでは帰化は成立しない

日本への帰化を心から希望する在日外国人の人は大変だなと同情しました。日本に在日ブラジル人は約21万人在住しています。

その多くは日系ブラジル人3世で人種は日本人ですが、もし彼ら中で地元で人望がありその人を市会議員に推す声があってもそれは不可能です。

 

国籍離脱を認めていない国もある

なぜならブラジルは国籍離脱を認めていないからです。ロシアもウクライナ戦争が勃発して以来、在日ロシア人に事実上、日本への帰化を認めていません。

それは在日ロシア大使館が国籍離脱に必要な書類の取り寄せに協力しないからです。

 

母国の国籍離脱は努力義務で罰則規定も無い

ですから国籍法第14条では帰化手続きに当たって、母国の国籍離脱は「努力義務」と規定して、罰則規定も設けていないのです。

罰則規定が無いという事は法令違反であっても刑法犯では有りません。

 

小池百合子の様にネオリベ(新自由主義)である事こそ確信犯的な反日売国奴

その国会議員が露骨な反日でない限り国ごとの国籍離脱の手続きの困難さに一定の理解を示しても良いのではないかと思います。

小池百合子の様に学歴詐称事件でエジプト政府に生殺与奪の権を握られ利権の為に「東京23区の租界化」を実行する方が明確な犯罪です。

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