ホワイトハウスの「細木和子」が暗示する黙示録

スーザン・ワイルズ首席補佐官と言う呪術師
画像は政権から追放する人物の最終決定の密談をしているスーザン・ワイルズとトランプ

相当昔からトランプと極めて親しく密接な人物です。2016年の大統領選の時からトランプ陣営で選挙参謀の要として組織を纏めてきましたが
ほとんどメディアのインタビューに応じようとしない「不気味な女性」です。自称「氷の女」だそうです。
「トランプ信者」は大きく分けて「MAGA派」と「キリスト教福音派」に大別されるようですが、彼女は「キリスト教福音派」ですから旧約聖書の預言を重視する事実上の「ユダヤ教徒」です。
「戦争しない大統領」を最大の公約で勝ち上がってきたトランプにMAGA派の猛反対を抑え込んで「イラン空爆」を決断させたのも彼女だそうです。
ホワイトハウスの最終人事は全てスーザン・ワイルズ首席補佐官が決める
トランプがスーザン・ワイルズに全く頭が上がらないことは既にワシントン(日本で言えば永田町界隈)では常識中の常識

彼女が「あいつはいらない」とトランプに進言したらそれが最終決定です。
そんな「ホワイトハウスの呪術師」が「最初で最後のインタビュー」と断って受けた貴重な記事があります。
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/87642
暴走続くトランプ政権、表舞台には決して出なかった首席補佐官がテレビの単独インタビューに応じて強調したこと
松本 方哉 2025.4.11
重要部分のみ抜粋します。
ワイルズ氏だが、「私たちはあまり時間がないと認識して仕事をスタートしました。今はまさにトランプ大統領の計画を達成するために大変な苦労をしています」(転載ここまで)
あまり時間が無いとは何を示唆した発言なのか?
私の直感ですが「トランプの健康問題」だと思います。医療記録を「森友文書」の様に何が何でも秘匿し続け絶対に公表できないほど深刻な状態なのだと思います。
喋れて歩けるだけでバイデンとたいして変わらないかもっと深刻なのだと思います。
つまり大統領任期は4年ですが、それだけ「トランプの電池」が持たない。最大持っても来年、2026年11月の中間選挙までで、それで負けたらこの政権はレームダック(死に体)どころか「突然死」でしょう。
スーザン・ワイルズはヴァンス副大統領を信用していない
万が一、トランプがテロに有ったり、脳が機能不全になって失職となった場合、憲法に則って副大統領のヴァンスにすんなり権力の委譲とはならないでしょう。
その時は彼女はあっさりとホワイトハウスをさって形式上「トランプーヴァンスの共和党政権」は瓦解するでしょう。
ヴァンスは元々、共和党でもトランプを批判していたし、単なる「MAGA派のまとめ役」に過ぎません。
2月のアメリカとウクライナのトップ会談でも小国とは言え一国の元首のゼレンスキーに対するヴァンスの失礼極まりない態度を見れば副大統領の器ですらありません。
後は建国史上最悪のカオス(混沌)か内戦でアメリカ合衆国は「USA」としては統一的に機能しなくなるでしょう。
アメリカはデフォルト(債務不履行)どころか財政破綻して米ドルも基軸通貨から外れます。
アメリカ合衆国が世界地図から消える日になると思います。
そもそもスーザン・ワイルズは父方の祖先が、日本を開国させたマシュー・ペリーで日本とは「逆縁(最悪の縁)」の人物です。

結論;日米関税交渉は更に長期戦で年内決着で良い

今のトランプは「辛うじて喋れている菅義偉状態」で秋までには現在の「菅即身仏状態」になるでしょう。
トランプは日本に対して8月1日に起源を区切り露骨な圧力を加えていますがTACOを発揮してまたビビッて1カ月、また一か月とずるずる延長するでしょう。
トランプが焦っているのは何よりも自分の体調を自覚しているからに違いがありません。