自民党との条件闘争を始めた玉木雄一郎
岸田政権時代から自民党の補完勢力だった玉木国民民主党
岸田政権の予算案には全て賛成し内閣不信任案委は同調しない。
野党でいる事が「理解不能」な玉木雄一郎率いる国民民主党でした。
立民の論客議員や左派リベラルの言論人からは厳しい批判を浴びてきました。
自民党に入りたいのなら先ず連立を組むのが常道
私も今年の年初から岸田総理が衆院解散を打つとして「政治とカネ&統一教会問題」から
①現有議席数の維持は不可能
②落選による議席数減をどのラインで阻止するかの「ダメージコントロール」の世界
③2009年の政権交代時の様な大惨敗は起きないので、最悪は自公連立に国民民主を加えて「自公国連立」で過半数を維持すればよいと思っていました。
しかし衆院選の結果は「裏金議員(安倍派+二階派)」に対する国民有権者の怒りが想像を超えるレベルであったことと、連立を組む公明党+創価学会の「足腰」が
予想以上に弱っていて私の想定を超える議席減となり、自民党はなんとか「比較第一党」に留まるのが精一杯でした。
そこで「議席7倍増」の国民民主を連立の枠組みに取り込み無所属の議員を根気よく一本釣りすれば自然と過半数を超えて石破政権は「安定政権」になれると楽観していました。
しかし声を掛ければ二つ返事で連立に参加すると思っていた玉木雄一郎代表がしぶとい「条件闘争」を始めた時には驚きました。
条件闘争とは
①連立には入らない、大臣ポストもいらない
②政策ごとに是々非々で協力していく
と言うものでした。
玉木雄一郎の変心と本音
面白い理屈だと思いながらも「屁理屈」だと感じていました。
下図の様に論点を微妙にずらしながら最後は「自民のアクセルになりたい」などと言い出すのには言葉を失いました。
政策ごとに一致すれば自公政権とも立民とも「政策協定」を結ぶと言っています。
これは昭和63年から平成元年にかけて時の竹下登政権が成立させたい法案ごとに当時の民社党(旧社会党右派でトヨタ労組系)や
公明党と組む相手を巧みに代えながら法案を通していった「部分連合(パーシャル連合)」と実質的には全く同じですが
記者に「部分連合に前向き」と書かれるとプライドを傷つけられたのか随分と怒っていました(笑)
玉木代表が自公との政策協定に入る必須条件として投げた「高い球」
年収103万円の壁の撤廃とは?
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f84a82b119f6382371b1e458adbdfc0f4ae3f6a
国民が訴えた「年収の壁」に注目 トリガー凍結解除も、協議焦点
2024/10/29 共同通信
103万円の「年収の壁」のイメージ
衆院選で国民民主党が訴えた「年収の壁」の金額引き上げやガソリン税を一部軽減するトリガー条項の凍結解除といった政策が注目を集めている。
与党が過半数割れし、石破茂首相が政権継続に向け、野党の主張を取り入れる方針を示したためで、今後、与野党で協議が行われるかどうかが焦点になる。
国民民主は衆院選で手取りを増やす政策の実現を掲げ、議席を伸ばした。
玉木雄一郎代表は29日の記者会見で、年収が103万円を超えると所得税が発生する「年収の壁」の178万円への引き上げに関し「早急に(法案を)提出して実現に向けて努力していく」と述べ、意欲を示した。(転載ここまで)
財源無き減税政策に林官房長官即座に反論
高所得者ほど恩恵が大きい不公平な減税案
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f84a82b119f6382371b1e458adbdfc0f4ae3f6a
国民案なら減税7.6兆円 「年収の壁」で政府試算
2024年10月30日 共同通信
国民民主党が主張する「年収の壁」の103万円から178万円への引き上げのため、仮に所得税と住民税の基礎控除を現行より75万円引き上げた場合、国と地方の合計で年約7兆6千億円の税収減になる見通しであることが30日、政府の試算で分かった。
納税者にとっては減税となり、税金が高い高所得者ほど効果が大きいとの試算も判明。納税者の手取りが増える恩恵の一方、
公平感や税収減を補う財源などを巡り議論を呼びそうだ。(転載ここまで)
かつての仲間のリベラル左派の学者からも批判された
玉木雄一郎の徹底抗戦姿勢
格差が更に広がるやんけ💢💢💢💢💢
トヨタの豊田章男会長からいくらもらったの?👮👮👮
財源はどうするんだよ?💢
消費増税(10%→15%)なんてとんでもないよ👹
アベノミクスが大失敗に終わったからもう野放図な国債の増発はできないぜ🕵️♂️
しかもこれからは「金利が上がっていく世界」だからシンジケート団として引受けた大手の証券会社はすぐに新発国債の評価損を抱え込むようになる。
新発国債入札不成立→国債暴落も起こり得る😱
自民党は国民民主との政策協議を即刻打ち切るべし👹
注)この記事は11月9日に筆者がXにポストしたものを中心にまとめました
協議を打ち切ってもタマキンは国会の首班指名選挙で「野田佳彦」とは絶対に書けない。
過去の遺恨と今回の立民への塩対応でタマキンは既に「政界の孤児」になっているからだ。
「103万円の壁突破」は地方税の減収で「地方切り捨て」以外の何物でもない。
自民党に議員として「生活保護と雇用の安定」を求める玉木雄一郎と国民民主党
玉木「大臣ポストなんていりません」その心は「28人全員で自民党に入党したいんです」。
そのメリットは
★鉄板の当選方程式=連合票+自民党の組織票(農協+医師会)+創価票+🏺票
これならむしろ落選する方が至難の業だろう。