五輪疑獄21検察に突破される「高橋防衛ライン」

五輪疑獄21検察に突破される「高橋防衛ライン」

《疑惑の高級ステーキ》「電通のうみを出す」五輪汚職で逮捕…高橋元理事が経営する六本木のレストランに行ってみた(文春オンライン)2022年9月6日

https://news.yahoo.co.jp/articles/994b55b15b6f95c28a784baae1b649f4c93a6616

 

検察の追及に突破される「高橋防衛ライン」

城攻めで言えば二の丸を落とされいよいよ本丸に手がかかる状況でしょうか?

 

高橋容疑者の防御スキーム遂に突破される

引用したのは古い記事ですが当初高橋容疑者の供述は「AOKI側から2.3億円を受領し、うち約1億円を“中抜き”し、自身が経営するステーキ店の借入金返済に充てていたとされる(日刊ゲンダイ8月5日付)」と言う者でした。

誰かを庇う為に自分で泥をかぶる戦術です。

 

1億円中抜き→ステーキ店の借入金返済と言う防御スキーム

元朝日新聞記者の佐藤章氏の「文字になっていないスクープ」検察幹部から「喋ってもいいけど記事にしないでくれ」と言われている類の長年の信頼関係に基づいたリークでしょう。

 

ステーキ「そらしお」にはそもそも銀行借入金は存在しなかった

東京地検特捜部を甘く見てはいけません。ただ司法試験に合格した「狭い世界の法律専門家」とは違います。今回は経済犯罪専門の「経済財政班」も投入しています。

この検事たちは財務会計についての基礎知識も有れば帳簿も読めるんです。

ステーキそらしおは高橋容疑者のコンサル会社のコモンズが経営している形態になっていますが、株式会社じゃないから帳簿を付けなくても良いという理屈は当然成り立ちません。

ステーキの売上から消費税も納税しなくてはなりませんから。検事達が帳簿を丹念に精査した結果開業以来、銀行借入が無かったことが判明したのです。

 

五輪疑獄AOKIスキームを再整理すると

AOKIが公式スポンサーになる為には最低15億円の契約料が必要でした。しかしAOKIは高橋容疑者の古巣の電通の子会社の銀行口座に7億5千万円しか振り込んでいません。

電通の子会社はこの内2千万円を二つの競技団体、セーリングと馬術に各々1千万円ずつ強化費と言う名目で振り込み五輪組織員会の銀行口座には5億円しか振り込みませんでした。

そして残額の2億3千万円を高橋容疑者のコンサル会社のコモンズの銀行口座に振込んだのです。馬術に振込んだのは高橋容疑者と同じ慶応OBで前JOC会長の竹田恒和の関係だろうと推測されます。

 

高橋容疑者が中抜きした2億3千万円は全額賄賂か?

1億円はステーキ店の銀行借入の返済に使ったのであれば高橋容疑者個人の業務上横領で特捜部の捜査はクローズしますが銀行借入は存在しなかったのです。

だとすれば検事「おい!高橋2億3千万円はどうしたんだ(怒)」と言うことになります。つまり政界工作資金として使用されたと考えるのが自然です。

 

2億3千万円の一部か全額は森喜朗に渡ったのではないか?

嘉納治五郎財団の銀行口座に振込まれたのか、政治家が好む「虎屋の羊羹」の頑丈な手提げ袋に入れて直接渡されたかどちらかだと思います。これは私の推測です。

画像は虎屋の羊羹