警告;日本版トラスショック(高市ショック)が遂に始まった
昨日アメリカ人の日本国債のトレーダーの投稿を読んで嫌な予感がしました。「日本国債20年物の利回りが1999年以来(26年ぶり)の最高水準に達した」との事です。
俄かには信じがたかったのでファクトチェックしてみたら2度びっくりしました。
日本国債20年物の利回りはどこで見れるか?
https://www.smbcnikko.co.jp/market/interest/
SMBC日興証券のHPで確認することができる。下記に日本国債20年と有るが「利回り;2・74%、前日比(+0・025)」とあります。
表面利率は固定なので利回りが上昇しているという事は20年物国債が市場で売られているという事に他なりません。
利回りの変動を見てみよう
「+」を推すと隠れていた利回りの日々の推移のグラフが出てきます。毎日の変化なのでこれを「日足(ひあし)」と言います。
昨日11月17日の終値(おわりねor引け値、市場取引が閉じたときの最期の利回り)が最新のデータです。
いつ利回りが跳ね上がった(国債が大量売却された)か見てみよう
高市早苗が総理、総裁になった為に日本国債が叩き売られた(怒)
拡大すると10/4以降と11/7以降に20年物国債が大量に売られて利回りがジャンプしているのがわかります。
10/4は自民党総裁選で高市が新総裁に選ばれた日、11/7は今、日中で外交断絶寸前になった「存立危機事態」の国会答弁の日でいずれも「高市絡み」です(怒)
利回りの動きを長期間で見ると
https://www.mof.go.jp/jgbs/reference/interest_rate/index.htm
財務省のHPから詳細データが拾えます。金利情報の3メニューをクリックするとExcelファイルでダウンロードできます。
過去に最も利回りが低いのは?
2013年4月の1・17%。第二次安倍政権でアベノミクスがスタートし黒田日銀総裁が「黒田バズーカ」と言って日銀が20年物国債を買い漁りました。
国債は大量に買われると値上がりして逆に利回りが下がるのです。その代わり市中に政府紙幣(一万円札、福沢諭吉先生)が大量に放出されて
これが「安倍晋三死後」も岸田政権、石破政権とアベノミクスを修正しようとした後継内閣と今現在の国民を苦しめる「悪性インフレ」の元凶となっています。
26年前を振り返ると
1999年は小渕政権ですが8月に利回りが2・769%と丁度、26年後の11/17に着けた高値の2・74%とほぼ並びます。
なぜこの時に20年物国債の利回りが高値を付けたかと言うと当時はバブル崩壊後の低成長が続き都市銀行は大量の不良債権を抱えていると言われたからです。








