無限拡散|抗争|余命三年時事日記2016年⑲

※2016年03月より半年にわたって繰り広げられた、伏見顕正と余命三年時事日記との抗争の実録です。

【伏見顕正】2016年03月21日(2)

余命三年時事日記ハンドブックにまたもや致命的「大嘘」を発見、無限拡散希望

まあ、出るわ、出るわ(笑)「余命三年時事日記ハンドブック」の「大嘘のオンパレード」

P119、タイトル「ならず者国家への天文学的援助」

9行;8億ドルの「経済協力金」

さも、日本が「韓国にカツアゲ」されたように書いてありますが、8億ドルの内訳は、有償2億ドル、民間借款3億ドル、無償3億ドルで、無料で援助してやったのは、3億ドルのみです。

有償は、韓国が金払って経済協力を得て、民間借款は、韓国政府の借金なので、韓国政府は期限までに、利子を乗せて、日本の民間企業に借金を返さなければなりません。

 

同ページ最終行

「この経済協力金に加えて、日本は韓国に対してこれまでに、天文学的な金額を援助している」

その後、6ページに当たって、知ったかぶりして、日本から韓国へのODAの一覧をプロジェクト別に、これでもか。と言わんばかりに並べている。

「如何にも、韓国からカツアゲされました(怒)」と言わんばかりです。

★結論から言うと、外務省のHPにあるように、これは、全て円借款です。韓国の円建て利子つきの借金なのです。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shiryo/jisseki/kuni/j_99/g1-03.htm

(1) 我が国の韓国に対する経済協力は、65年の国交正常化時に締結された経済協力協定に始まり、円借款を中心に実施されてきたが、その規模は韓国の経済発展に伴い70年代後半にかけて減少した。

その後、83年の中曾根総理(当時)訪韓に際し、新たに7年間で18.5億ドルを目途とする円借款を供与する旨表明され、累計3,281億円(約18.49億ドル)が供与された。同借款供与の終了にあたり、韓国経済が概に援助からの卒業段階に達しているとして、対韓円借款供与は以後行わないことが確認された。

外務省HPより抜粋

 

 

韓国は、この天文学的な借金をちゃんと日本政府に返済しています。

何故なら、こんなに、本数のある「政府開発援助(ODA)プロジェクト」が一件でも、返済不能になり焦げ付くと、次の融資を、政府や外務省、財務省が認可するはず有りません。

 

 

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(2)次のポイントは、全てタイドローン(ひも付き融資)だという事

【ひも付き融資】とは、日本政府が例えば、韓国政府に272億円を融資したとしても、受注するのは、全て日本企業だという事です。

例えば日本の総合商社や、大規模製造メーカーです。

最も、典型的な例が、P121の最後から5行目の「韓国ソウル地下鉄建設及び国鉄電化事業、1972年4月10日、272・40億円です。

当時の韓国は首都ソウルに、地下鉄を作りたかった、韓国政府の交通部長、白善ヨプ(はくぜんよぷ)は日本の地下鉄をモデルとして作りたかった。

しかし、当時の韓国には、今でもそうですけど、地下鉄を設計し、走る電車を製造する技術力も資金力もなかった。

そこで、白は、日本の資金と技術力でソウルの地下鉄を建設することを決めた。この、白と言う男は

戦前、大日本帝国の陸軍士官学校を出て、日本の陸軍軍人もしていました。

白は、極秘に来日して、「韓国ロビー」のドンであった岸信介元総理と、会見し、資金と技術の援助を懇請します。

そこで、岸元総理は政治力を発揮して、外務省と財務省に、ODAを認可させます。

参考サイト;http://www.toyo-keizai.co.jp/news/topics/2011/post_4550.php

 

総額272億円の地下鉄車両(186両)の導入をめぐっては、73年、三菱商事・丸紅・三井物産・日商岩井の日本商社連合が、岸信介をはじめ日韓両国の実力者にリベートを支払うため、輸出価格を1両につき3000万円以上も水増しして納入したとのスキャンダルも起こっている。三

菱商事が入っているので、車両メーカーは、三菱重工か、川崎重工、日立製作所あたりでしょうか。

この272億円は、一旦韓国政府に入金し、それから、日本の総合商社に払われ、商社はリベートを日韓政治実力者、岸元総理、韓国大統領の朴正煕、交通部長の白善ヨプにリベートが払い、残金から、口銭(こうせん=受注マージン)を抜いてそれぞれの系列の車両製造メーカーに支払われます。

日本の総合商社も、車両製造メーカーも、売り上げが増え、経常利益が増加し、その分は法人税として、財務省に納付されます。

このプロジェクトが終了すると、韓国政府は、272億円に利子を乗せて、借金を日本政府に返済します。

日本政府も、日本企業も、何もお腹は痛みません。韓国としては、日本から借金して、日本の技術力で首都ソウルに「日本モデルの地下鉄」を作ってもらったにすぎません。

 

当時の、韓国の独裁者で、大統領の朴正煕は、日本名、高木正雄で、日本の陸軍士官学校を出て、満州国の関東軍の軍人でした。

満洲国を一から設計したのも、当時商工省(現経産省)の官僚だった岸信介元総理です。

朴正煕は言わずもなが現韓国大統領のパククネの実父です。

朴正煕と岸元総理は、いわゆる「満州国人脈」で深いつながりが有りました。岸先生は1987年に亡くなられましたが、お元気な間は、日本企業は韓国でODAで「甘い汁」を吸おうと思ったら岸先生に口をきいてもらわないと、参入できなかったそうです。

 

*写真はソウル地下鉄の路線図、日本を真似ているのが良くわかる(笑)

 

★要するに、対韓国政府開発援助ODAで、日本や日本企業が、損をすることは無かったのです。この多くのプロジェクトのリベートはほとんどが岸先生の政治資金になっているでしょう。

岸先生亡き後の「対韓国ODA利権」は、中曽根康弘が握りました。

彼は、全斗煥大統領と個人的に親しかったので、1990年の韓国ソウル地下鉄事業にODAを適用させています。

韓国は、1973年から17年たっても、資金的、技術的に、地下鉄を拡充する能力が無かったという事です。

同様に日本は、日中正常化後、韓国同様、天文学的なODAを適用しています。これも、やはり円借款で中国の日本に対する円建て利子つき借金です。

しかも、こちらもタイド・ローン(ひも付き融資)です。一時、日本企業が中国でビジネスをやろうと思えば、竹下登元総理に口をきいてもらうと、うまく話が通ったそうです。

要するに「対中ODA利権」のリベートは、全て竹下元総理に入って、政治資金、派閥維持資金になっていたという事です。

「余命」は「ハンドブック」の中で、韓国は、日本に感謝しないと言っていますが、当たり前です。その点、中国も同じです。
韓国も中国も「反日」を掲げないと、国民の不満を外に向けられないからです。

だから、韓国も中国も日本からの円借款と言う、資金、技術協力を、絶対、国民に教えないのです。

 

≪結論≫

1965年の日韓正常化以降、日本は経済的に何一つ損はしなかった。顕著な例として、日本と韓国の貿易収支を見てみましょう。

★韓国は対日貿易は常に赤字で、何と国交正常化以来、50年たった、昨年2015年で、対日貿易赤字は100倍に膨れ上がりました(笑)

韓国人は、「絶望的」なほど、「モノづくり」ができない国です。国家を支えている、サムスンでさえ、日本の村田製作所を筆頭とする、電子部品メーカーらの供給を受けないと、ギャラクシー一台も作れません。

 

韓国はそれなりに、経済成長して「先進国気取り」ですが、成長すればするほど、利益を日本企業や、日本政府に吐き出して、日本を儲けさせています。

日本と韓国の経済・貿易関係を、既に1985年、天才学者の小室直樹氏は、「鵜飼経済」と読んでいます。

どっちが鵜でどっちが鵜匠でしょうか?

勿論、日本が「鵜匠」で、韓国が「鵜」です。長良川の鵜飼いの様に、日本は船に乗り、韓国と言う鵜を泳がせ、経済成長と言う、獲物を咥えたら、首を絞めて、日本が利益を召し上げているのです。

ここ数年、評論家の三橋貴明や、渡邉哲也がさも自分たちが発見したかのように本を書いていますが、30年前に小室先生が「韓国の悲劇」と言う読みやすい新書で解説しています。

今、アマゾンで見たら、1円で出品されています。送料込みで278円でしょう。興味のある方は一読をお勧めします。

 

従って、余命が騒ぎ立てる、韓国への天文学的援助は、日本が丸儲けしているだけです。

「余命一派」豆腐おかかは本当に頭が悪いと思います。

経済学が全く分からないので、韓国へのODAを並べ立てて、騒ぐのです。韓国へのODAで騒ぐのは大間違い、従って「ハンドブック」は大間違い、同じ一覧表を載せていた「余命三年時事日記」も嘘が一つばれましたね。

未だ、未だ、大嘘が発覚すると思うので、徹底的に追及します(怒)

無限拡散|抗争|余命三年時事日記2016年⑳

 

 

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