書籍化されました
《「帰化人」ではないかと見紛うレベルの中曽根の「韓国愛」》
その前に、1945年8月15日の「終戦の日」の「自称朝鮮独立活動家」や「大日本帝国臣民」だった朝鮮人達の、所謂「解放の日」の率直な感想の記録を見て見ましょう。
著者は所謂在日2世、1950年生まれで、戦前の日本統治下の朝鮮半島の様子は知る由も有りません。
昭和25年生まれですから「団塊の世代」より年下。戦後日本の「自虐史観」にどっぷり浸って、その「視点」からしか、日韓関係を見れない人です。
出版社が「左翼」の岩波ということも有って、途中で読むのを止めましたが、引用できる部分も有るので使います。
P33
「実際、解放を主導的に迎えた独立運動の指導者はほとんどいなかった。中国東北地域で抗日遊撃戦を繰り広げた金日成は、1940年ごろには、関東軍の猛烈な討伐にあってハバロフスクに逃れていた。
(中略)
国内派の共産主義者の大物・朴憲永(パッコニョン)は、3度目の獄中生活を終えた1939年以降は煉瓦工に身をやつしていた。朴はろくな闘いもできないまま「棚からぼた餅と言った体で解放を迎えた」といたって率直にその日を振り返っている。
(中略)
臨時政府主席として「大韓民国」の名で日本に宣戦布告した民族主義者の巨頭・金九(キムグ)も、日本の敗北が「私たちにとっては嬉しいニュースと言うよりは、天が崩れるような感じのことだった・・・・・心配だったのは、われわれがこの戦争でなんの役割も果たしていない為に、将来の国際関係において発言権が弱くなるだろうということだ。(白凡逸志 金九自叙伝)
もう拙ブログでお馴染みとなった「自称独立運動家にして強盗殺人・爆弾テロリスト」の金九でさえこう言っています。
★繰り返しになりますが、大韓民国の憲法の前文に明記している「大韓民国臨時政府」と言う「なんちゃって組織」は、国際社会で認知されなかった「虚構」なのです。
《総理就任後の「初外遊先」が韓国だった中曽根》
いろいろ言う人もいますが、普通だったら常識的に考えて同盟国のアメリカですよね(笑)
《晩餐会で韓国語でスピーチ》
P158
「晩餐会で中曽根が韓国語でスピーチを締めくくると、参列者のなかには感激のあまり涙を流す者もいたという。中曽根の隣に座っていた全斗煥もその一人だった。
「中曽根さん、俺、あんたに惚れたよ」全斗煥は日本語で中曽根にそう言った。
晩餐会後に宿泊先のホテルに戻った中曽根をわざわざ青瓦台に呼び戻し地下にある特別室でともにカラオケを歌って盛り上がった。
全斗煥は「知床旅情」を歌ったという。」
これで「日韓友好ムード」が一気に盛り上がり、その流れで、鈴木善幸前政権の時の園田外務大臣に強要していた60億ドルの経済援助は40億ドルで決着しました。
1983年の円ドルレートは、1米ドル=232円ですから、約9280億円ですね。
これは、当時未だソ連が健在で、共産主義勢力を38度線で韓国軍が阻止しているのに、感謝しての経済援助という名目ですが、1兆円弱ですから多すぎる気がします。
元手は、我々日本国民の「血税」ですよ。
その後、現在の2019年に至る36年間、38度線では、北朝鮮軍と韓国軍の間には「小競り合い」すら起きていません。
唯一起きたのは、精神に不安をきたした一兵長の銃乱射事件だけでした。
江原道高城郡兵長銃乱射事件とは・・・・・Wikiより
2014年6月21日の午後8時50分ごろ、大韓民国江原道(カンウォンド)高城(コソン)郡の見張り場付近で、陸軍第22師団部隊に所属する兵長のイム(事件当時22)が、同僚の5人を射殺、7名を負傷させて逃走。投降説得中に自殺未遂を起こした事件である。
イム本人に言わせると「いじめ」が原因らしいですね。
韓国政府の対応
- 6月26日、国防部長官の金寛鎮は、「事件を起こすのは二等兵だが、兵長がこのような事件を起こしたのは、軍隊内に集団いじめが存在することを示している」などと見解を述べたとされる。
事件原因
いじめ
- 遺書と思われるメモには、先輩や後輩の兵士から評価されず、無視され、部隊生活が辛かったなど書かれていたとされる。兵長が所属している部隊の隊員を対象に実施された第1次面接調査でも「兵長は仲間外れにされていた」「団体生活ができていない」「先輩兵士達から虐められていた」「後輩の兵士達も評価してなかった」などの証言がされたという。
「苛めにあった」と思っている本人は気の毒ですが、これが事実だとしたら、38度線の韓国軍は、目下の者を「苛めるほど暇」なのでしょう(怒)
とても、軍事境界線の最前線に配置された軍隊の「緊張感」ではありませんね。
結局、中曽根が全斗煥に与えた40億ドルは、調べればわかると思いますが、「対北」の軍事費に使われたのではなく、全て「景気浮揚策」や「財政投資」に全て使われたのでしょう。
1983年以降の韓国の経済成長率の急上昇を見れば一目瞭然です(怒)