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無限拡散:1991年以降「戦争の可能性」がゼロになったエジプトが30年以上軍事政権を続ける「腐敗」と「異常」
《「軍事政権」による「腐敗」と「恐怖政治」が続くエジプトは北朝鮮と同じ》
「戦争の可能性がゼロ」になったのだから「民主政権」ができないとおかしいですね。
]ですから「カイロ大学=軍事政権」が、小池百合子はカイロ大学を卒業しているという「声明」は北朝鮮が「横田めぐみさんは既に死亡している」と言う「声明」と全く同じで、「100%嘘」です(怒)。
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《何故、こんなに気前よく大盤振る舞いするのか(怒)日本の対エジプトODA(怒)》
外務省HPより
日本の対エジプトODA(政府開発援助)実績
累計;9995億円、内、無償援助;1568億円、無償比率16%
「無償」とは文字通り「タダ」です。エジプト側に「返済義務」は有りません。日本のODA(政府開発援助)の中でも「異様な好待遇」です(怒)
《日本に対して「恩をあだで返す」、北朝鮮の友好国「エジプト」(怒)》
驚いたことに、エジプトは北朝鮮と国交があり、「極めて親密な友好国」です。
《北朝鮮で「携帯電話事業」を展開するエジプトの大富豪(怒)》
ナギーブ・サフィーリス
1954年生まれ(66歳 )は、エジプトの実業家(億万長者)・政治家である。
現在は、自身が新設したオラスコム・テレコム・メディア・アンド・テクノロジー(OTMT)という、携帯電話通信系持株会社の会長を務める。
金正日や張成沢と会見するなど北朝鮮の最高指導部と関係を持ち、Koryolink(コリョリンク)や平壌の柳京ホテルへの投資でも知られた。
エジプト有力紙「アル=マスリ・アル=ヨウム」の出資者の一人であり、衛星テレビチャンネル「OTV」及び「OnTV」の創設者でもある。
億万長者にして「エジプトのメディア王」でもあります。
北朝鮮の携帯事業に商機を見出す通信王
(2012年11月18日 Forbes.com)
エジプトの大物実業家ナギブ・サウィリス氏が手元に残した資産の1つが、北朝鮮での合弁事業だ。
北朝鮮唯一の携帯電話ネットワークである「コリョリンク」は、2008年12月のサービス開始から急成長を遂げてきた。
サウィリス氏はオラスコム・テレコム・メディア&テクノロジー(OTMT)を通じてコリョリンク株の75%を保有しており、残る25%は北朝鮮逓信省傘下の会社が保有している。
サウィリス氏によると、2012年の売上高は約1億8600万ユーロ(約193億円)に達する見込みで、ユーザー1人あたりの売上高は8.6ユーロ(約893円)という。
コリョリンクが扱うのは、国内電話と国内にホストを置くデータサービスだけだ。
北朝鮮に滞在する外国人向けには別の携帯電話ネットワークが用意されている。OTMTは、1980年代に建設が始まったピラミッド型の「リュギョンホテル」を完成させる工事も支援している。
“悲運のホテル”と揶揄(やゆ)されるこの物件は、平壌初の高級ホテルとなる見込みで、運営会社はジュネーブに本拠を置くケンピンスキーに決定している。
サウィリス氏もエジプト企業が平壌で巨大ピラミッドを建設することの皮肉には気づいているはずだ。
また同氏のリベラルな政治信条は、朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)のそれとは相いれないはずだ。
サウィリス氏は2011年、政党の「自由エジプト人党」を創設している。
彼は北朝鮮に海外資本が投資するのは、アフガニスタンに帝国を築こうとするような不毛な試みである、という通念を覆したいと考えているのかもしれない。
サウィリス氏はこのほど北朝鮮を訪問した後、フォーブス誌とのメール取材に応じた。
同氏の訪朝は今年に入って2度目で、前回は金正日総書記が昨年死亡したことを受け、息子の金正恩(キム・ジョンウン)氏が後継者となった直後に訪問している。
契約者数は現在150万人を超えている。サービスエリアには首都平壌のほか、15の主要都市、100以上の中小都市、一部の高速道路や鉄道が含まれている。
国土の約14%、人口でいうと90%以上をカバーしている。加入者は大変順調に増えており、2011年末の95万人から、2012年末には170万人に達する見込みだ。
リュギョンホテルの建設は、北朝鮮の銀行子会社を通じて実施している特別な投資案件で、オラスコムがこの施設を運営する権利を持っている。
建設、修復、外観の仕上げはすべて昨年夏に完了している。
データーとしてはちょっと古いですが、「独裁」「恐怖政治」「貧困」「飢餓」に苦しむ、北朝鮮で、携帯電話の契約者数170万人とは凄いですね。
それにしても、よくあんな「気持ち悪い国」でビジネスできますね。
日本のODAがエジプトへ→エジプトが北朝鮮のミサイルを購入→北朝鮮の核開発
そしてサウィリスの残した「通信インフラ」が現在「北朝鮮のハッカー部隊」に活用されているという事実です。
「アラブの春」で失脚したエジプトのムバラク大統領が、当時のソ連が北朝鮮への輸出を禁じていた「スカッドミサイル」を北朝鮮にプレゼントしたものを元に「ノドン」を開発しました。
スカッドミサイル
ソビエト連邦が開発したR-11弾道ミサイルと、その改良型地対地ミサイルに付けられたNATOコードネームである。
スカッドを独自に改良したミサイルが各国で開発されており、これらのミサイルが総称としてスカッドと呼ばれる事もある。
Scudとは、英語で”ちぎれ雲”、”風に流される雲”の意。
ノドン
北朝鮮が開発した準中距離弾道ミサイル (MRBM)。このミサイルが確認された地名のソウル方言による発音から西側がつけたコードネームであり、北朝鮮では「火星7号」と呼称される。
1980年代後半からスカッド・ミサイルを元に開発を開始。1990年代前半には開発完了、1993年5月29日に試射が行われた。
弾頭は日本海の能登半島北方350km 付近に着弾したと考えられていたが、後に日本の陸地上空を飛び越えて太平洋へ落下した可能性が示唆された。
北朝鮮はこの直後からノドンの実戦配備を開始したと見られる。
北朝鮮は外貨獲得を目的としてノドンをイランやパキスタン、リビアなどに輸出していた。
エジプトが北朝鮮に「タダ」でくれてやった「ソ連製スカッドミサイル」が、コピーされ、量産され、今では輸出されて、「外貨の獲得源」となって、日米を筆頭に「西側の経済制裁」を受けてもしぶとく延命させているのです(怒)
「日本人拉致問題」が解決しないはずです(怒)
加えて、「国連の北朝鮮制裁決議」の実行を骨抜きにして、妨害しているのがエジプトなのです(怒)