書籍化されました
《小池百合子が「乱用」する「PCR検査」を果たして盲信して良いのだろうか?》
小池百合子は「一日に二度」も無駄に記者会見して、テレビに出まくり「PCR検査」で「感染者数」を捏造していますが、その「PCR検査」なるものを「万能の検査キット」の如く100%信用して良いものでしょうか。
そもそもPCR検査とは
ポリメラーゼ連鎖反応・・・・Wikipediaより
DNAサンプルの特定領域を数百万〜数十億倍に増幅させる反応または技術。
「DNAサンプル」とは、新型コロナの疑いのある人の鼻孔の奥に綿棒を突っ込んでかき回して採取した「検体」のことで、それに含まれる「遺伝子情報」を数百万〜数十億倍に「増幅」=拡大して読み取る技術です。
読み取られた「遺伝子情報」の中に、新型コロナのRNA(リボ核酸=遺伝子情報の塩基配列)が存在すれば、機械的に「新型コロナ陽性」と判定しています。
基本的には「遺伝子解析」の為に幅広い分野で使用されるツールで、「感染症診断」に特化したものでは有りません。
偶々、新型コロナの「感染診断」に、よりベストに近いツールなので使用されていると理解するのが正しいでしょう。
私は、拙ブログで、よく「専門家の意見」として拝聴している「旧友の医師」に聞いたところ、「新型コロナとパンデミックは人類未知の体験だから、専門家の数だけ「解答」はある。だから、幾つか論文を紹介するから、お前の頭で判断してベストと思われるものを「自己責任」で選べ」と言われ、数個の論文を紹介されました。
精読した結果、この専門家の論文が「ニアリーベスト(限りなくベストに近い)」だと思ったので、読者の皆様と共有したいと思います。
但し、飽くまでも、医師ではない私の考えなのでその辺は、差し引いて考えてください。
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/61540
新型コロナ:イタリアの最新研究に世界驚愕
伊東乾(けん) 2020年8月3日 JBpress
物理学者で東京大学大学院准教授でもある伊東乾さんの論文です。
この方の論文は、東京都知事選投開票日数日前の、小池百合子が発表する「感染者数統計」に捏造疑惑があるという論文を転載させていただきました。
3700字を超える長文なので、私の頭で理解し要点のみ転載し私なりに纏めました。
疑問を抱く方は上記URLから御自身で原文をお読みください。
きっかけは、今回の「新型コロナパンデミック」で多数の犠牲者を出したイタリア衛生省(日本で言えば厚労省)の研究チームの論文です。
《「下水の水」に「陽性反応」を示した「PCR検査」》
2020年6月26日付で発表されたジュゼッピーナ・ラ・ローザ以下イタリア衛生省グループの論
(https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2020.06.25.20140061v1)
は欧州ならびに米国の先進的なブレインたちに衝撃を与えました。
イタリアグループは別の感染症研究のために2019年10月から2020年2月にかけて、北イタリア数都市の下水の水のサンプルを取っていました。
具体的にはロンバルディア地方のミラノ、ピエモンテ地方のトリノ、そしてエミリア・ロマーニャ地方のボローニャで、下水道の水サンプルを定点観測していました。
この下水の水サンプルにコロナウイルスが含まれていないか、ラ・ローザたちのイタリアチームはPCR検査を系統だって実施してみたのです。
結果は驚くべきものでした。
合計15のサンプルから「新型コロナウイルスのRNA」が検出されましたが、その過半数は、イタリアでコロナが蔓延するより、よほど早い時期のサンプルから検出されたのです。
最初のサンプルは2019年12月18日、ミラノとトリノ双方のサンプルから、また2020年1月29日からはボローニャのサンプルからも検出されました。
イタリアで公式に最初のコロナ患者が報告されたのは2020年2月21日のことですから、これらは発症者確認の2か月以上も前ということになります。
ミラノとトリノの間の距離は約150キロ、これは東京と日光の距離と大体同じスケールです。
これだけ離れた都市の間で、同じ日に生活排水からコロナウイルスのRNAが発見されたとすれば、同じ人、同じグループからのサンプルと考えることには無理があるでしょう。
つまり、イタリアで感染者が発見されるより2か月も前に、ミラノとトリノという全く離れた地域で、コロナウイルスのキャリア(陽性者)が独立に存在していたことになります。
イタリア・グループは衛生省の研究者たちですので、過去にさかのぼって下水のサンプルを系統だってストックしていました。
2018年の同じ地域、同じ場所のサンプルなどとも比較した結果、イタリアに新型コロナウイルスが蔓延し始めたのは、最初の感染者が発見されるよりも数か月単位で早かった。
《PCRは病気にかかっているかどうかを診断する検査ではない》
下水道を流れる汚水は、病気に罹ったりしません。そこに流入する生活汚水、とりわけ居住者のし尿や糞便など、生理的な廃水の中に含まれる「コロナウイルスの破片」、具体的にはコロナの「RNA」があれば、それを鋭く見つけ出すことができる。
それをイタリア・チームはフル活用したのです。
また、そのような「潜伏期間(2週間と言われている)」中のコロナの蔓延を、下水を対象としたPCR検査によって確認できることが明らかになりました。
《PCRは「新型コロナの感染者」を確定するには「不完全な道具」であることを理解すべき》
私が仮にコロナウイルスに罹患しておらず、ただコロナウイルスの死骸、ばらばらになったRNAを、たまたま今日食べたホウレンソウか何かとともに摂取して、それが検体に混ざっていても、私は「陽性」となってしまう。
擬陽性ということです。
しかし、下水の水は新型コロナウイルスに罹患したりはしません。PCR検査はただ、あくまで、そこにコロナのRNAが存在していることを報告するだけです。
つまり、ここで問題になるのは「病気か? 健康か?」という1か0の問いではなく、「そのエリアがどの程度危険か?」という「リスク評価の確率」を評価する目安になっているのです。
私なりに、わかりやすい例を挙げると、ちょうど10数年前、ダイエットに悩む若い女性の間で「サナダムシダイエット」というのが流行りました。
寄生虫のサナダムシの卵を呑んで、腸内で育てると、食事の吸収を抑えて太らないという理論でした。
実際の効果のほどは知りませんが、
例えば「腸内で生育すると高熱と肺炎症状を発症させるサナダムシ」がいたとしましょう。
伊東乾さんが言いたいことは、PCR検査とは、例えばその「有害サナダムシ」が薬の服用で死に、高熱や肺炎症状が治まり、便で死骸を体外に排泄しても、サナダムシの体の残骸のごく一部でも腸内に残存していれば、既に回復して健康な人でも「陽性反応」が出るということと同じです。
《PCR検査の「誤診率」は30%~50%という驚きの精度の低さ》
これは、嘉悦大学教授で経済学者の高橋洋一さんがyou tubeの番組で述べていました。
驚きました、小池百合子が毎日のようにテレビに露出して、「大本営発表」している、「陽性者数」は、多くて二人に一人、少なくとも三人に一人は「誤診の可能性」があるのです。
「陽性反応者」=「感染確定者」ではないのです。
「夜の街が~」「若者が~」と言っていますが、一回目のPCR検査で「を陽性反応」が出た人を、30分後に2度目のPCR検査をやったら、今度は「陰性反応」が出る可能性も有るのです。
2度目も「陽性反応」が出た人を今度は1時間後に再検査したら3度目の正直で「陰性反応」が出る可能性があります。
《「コロナ冤罪」を作るべきではないと思います》
先ず、一回目のPCR検査で「陽性反応」が出た人の多くて二人に一人、少なくとも三人に一人は「擬陽性」の可能性があります。
「擬陽性」という「容疑者」を、全員、精密検査無しに「犯人」にしてしまうことは「冤罪」です。
東京の様な大都会は「隣は何をする人ぞ」で隣人に無関心ですが、私が済むような地方都市、または、ずっと「感染者数ゼロ」だった岩手県の様な地域では「犯人捜し」が始まります。
日本の人口の少ない、いわゆる「過疎自治体」では、「ムラ」=共同体の住民の個人情報は昔からお互いに知っているからです。
《小池百合子は「コロナ冤罪」から「東京都民差別」まで作っている(怒)》
「夜の街」の立ち入り検査に、「首都の治安」を守るのが本業の警察官を同行させるな(怒)
東京都の福祉保健局に確認したら、6月5日を皮切りに、都の職員の新宿歌舞伎町のホストクラブやキャバクラなどの立ち入り検査に週一回のペースで警察官を帯同しているということでした。
これは、舛添要一前都知事もブログで指摘していましたが、
「首都の治安」を守るのが本来の業務の警視庁の巡査まで帯同させる理由はいったい何なのか?
根拠法は「風営法違反」でしょうか?
「風営法」が根拠なら「未成年者」をホストやキャバ嬢として働かせている事実の通報が無ければ、巡査を立入検査させる理由になりません。
覚醒剤や麻薬等違法薬物の使用疑惑があれば厚生労働省のGメンこと「麻トリ(まとり)」が立入検査すべきですが、国家公務員なので、都知事の命令では動けません。
建築物衛生法は、建築が安全かどうかチェックする法律ですから、警視庁の職務では有りません。
食品安全法は、漢字を見ればわかる「保健所」の仕事でしょ。
歌舞伎町なら保健所、新宿保健所は新宿区長の管轄下ですから、これも警視庁の職務では有りません。
こんなの小学生でもわかるよね。
小池百合子は「漢字」が読めないのだろうか?
きっと「ハングル」なら読めるのだろう。
小池百合子の研究3(前編)ミッションは水道民営化と新宿の地上げ?
「小池百合子の研究3(後編)金と闇:新宿地上げを可能にする金と暴力装置 」