何故、保守与党から、親中、親韓、北朝鮮系の総理が誕生するのか?親中、親韓派議員が力を持つのか?
読者の皆様へ
夏が去っていく「足音」が聞こえてくるような今日この頃ですが如何お過ごしでしょうか?
令和2年の夏は「異様」なことと「異常」な事の連鎖でした。
通常の夏の太平洋高気圧に2枚重ねするようにチベット高気圧が覆いかぶさって、列島各地で,最高気温が40℃を超える「狂熱」の日が続きました。
その渦中に、7月下旬頃より「健康不安説」が報じられていた安倍総理が持病の「難病」の再発により,自ら「辞任」の道を選ぶという決断をされました。
我々「愛国保守の日本人」にとっては痛恨の極みですが、今回の「安倍総理の受難」は結果的に「怪我の功名」となるのではないかと予想しています。
その辺については、また機会を設けて論じる予定です。
8月28日の「予期せぬ辞任声明」から、ほぼ二週間たちましたが、「通過儀式」としての自民党総裁選は既に、菅官房長官の次期総理確定で、9月14日の投開票日の「焦点」は「2位争い」であり、自民党所属の衆参国会議員の「暗黙の総意」としては、「本籍野党現住所自民党」の石破茂に対する「厳しい処罰」だと思います。
既に石破派の側近議員の斎藤健が石破に対して「人望が無いことを自覚してほしい」と悲痛な忠告をしています。
その厳しい処断とは来る自民党総裁選で石破茂が「3位」になることで決まるでしょう。
本書は、「予期せぬ落雷」のように落ちてきた「安倍総理の覚悟の辞任」によって起きた「政局」を様々な情報が錯綜する中で、「安倍総理の辞任の意味」とその後の「政界の大きな潮流の変化」について信頼できる情報を厳選しながら、「一つの方向」に向かって収斂(しゅうれん;まとまる)しつつある状況とその「本質」について活写できたと思っています。
事実を検証し、戦後の自民党史を時系列で再考することによって表題の様な、「予想せざる懸念」に辿り着きました。
元記事を推敲することによって「簡にして要を得た」スマホ対応の電子書籍として再編集しました。
是非、お楽しみください。
伏見顕正