【読者の皆様へ】年末の御挨拶と2021年の回顧①
年初の「予測」ほぼ適中の満足感
読者の皆様へ
年末の御挨拶です。
今年の元旦に、2021年の「予測」をしました。
辛丑(かのとうし)の年
「予測」の的中率の検証は既出版の
「革命の辛丑の年 政界パラダイムシフト: そして、岸田革命の狼煙が上がった (伏見文庫)」が「雄弁」に語ってくれていると少々「自負」しております。
「辛の年革命理論」と言うのはそもそも私が「既存の知識」から応用したものでした。
上記の書籍の中で語ったように、四柱推命では「辛酉(しんゆう)革命説」と言うものが有りましたから、「辛酉(かのととり)」であるのなら「辛丑(かのとうし)」でも有るのではないかと、60干支で「60年前」を2回タイムシフトして、1901年から「辛の年」の出来事を「世界史レベル」でチェックしたら「確かに革命的に大きな変化」が必ず起きていることに気付きました。
拙ブログでは昨年の段階で「菅義偉政権は短命に終わる」と言う鑑定結果を出しており、組閣した2020年9月16日から、「日々着実」に失政→スキャンダル→崩壊の「歩み」を続けていましたから私としてもある程度の「確信」は有りました。
① 菅義偉が衆院を解散していたら「政権交代」が起きていた可能性が高かった
菅本人も間違いなく落選していたでしょうね。
② 「日本では神の手が動いて岸田文雄政権が生まれた」
このセリフは2009年8月30日の衆院選で自民党が民主党に惨敗して鳩山政権が誕生し、亀井静香先生が「郵政改革大臣」に就任した時の言葉です。
「愛国国士型政治家」の亀井静香氏は初志を貫徹して、直ちに民営化された日本郵政5社の「株式売却凍結法」を国会で成立させました。
その後紆余曲折はあったものの亀井静香先生の後を引き継いだ自見庄三郎先生が頑張って2012年4月に公明党の提出法案として「郵政改革法」を成立させました。
https://www.youtube.com/watch?v=tk6K3rzGj_g
私はこの点では公明党に感謝しています。
日本を救った「郵政改革法」のポイントは以下の2点です。
(イ) 5社体制を4社体制にして「郵便局ネットワーク」のユニバーサルサービス体制を今後も維持。
(ロ) 郵貯銀行、簡保生命の株式の売却を「期限を区切らない努力目標」に変更しました。
こうして亀井静香先生や自見庄三郎先生率いる国民新党は非常な苦労をされて「郵便貯金350兆円」と言う日本国民の財産を竹中平蔵率いるネオリベ(新自由主義)がアメリカに「横流し」するのを防いだのです。
③岸田政権の成立の意味
岸田政権の成立は「先帝様」昭和天皇が我々日本国民を「堪えがたい苦難」から救い出すために「生誕120周年」を期して動かれたのだと理解しています。
既刊の「岸田革命」は10月14日に出版しましたが、その後の10月31日の衆院選でも大方の予想を覆しての大勝だったので、私はネオリベ(新自由主義)のラスボスの高橋洋一や「産経系言論人」「安倍友のネトウヨ」が「発狂」しているような「短命政権」には終わらないと見ています。
★現状分析では来夏の参院選で「負けなければ」最低3年間は総理を務めると見ています。
伝え聞くところによると岸田総理は「長期政権を狙っている」そうですが私はそれが彼の「真意」であっても「権力志向」ではなく「権力意思」だと見て良しとしています。
何故なら岸田総理と宏池会の「使命感」は「ネオリベ(新自由主義)レジームからの脱却」と既に日本に根付いてしまった「ネオリベ(新自由主義)システムの根絶」ですから、2001年4月の小泉純一郎政権以来、20年間も「日本と自民党」を支配してきた「新自由主義レジーム」を根絶するには最低10年はかかるでしょう。
その為には先ず「清和会支配」を終わらせることが先決で、「岸田―茂木体制」は政策と政局、両方で忙しくなるでしょう。
続きます