年初の予測ほぼ的中しつつも早すぎる展開に困惑
読者の皆様へ
年末の御挨拶です。
今年の元旦に2022年の予測をしました。
壬寅(みずのえとら)の年
既刊の拙著「危機と体制転換の壬寅の年」では
サブタイトルとして「危機の後世界の枠組みが変わる」としました。
体制転換(レジームチェンジ)のトリガーとなると位置付けたのがロシアのプーチンによる「ウクライナ侵攻」でした。
ただこの本の出版時点(1月28日)ではウクライナ侵攻は勃発していませんでした。
侵攻の開始は一か月後の2月24日でしたが「武力紛争」があろうがなかろうが関係ありません。
「侵攻の危機」が現に存在する限り、米露の「通貨戦争」「資源戦争」が継続している為、「危機の実現後」には間違いなく「世界の体制転換」が起きると予測したのです。
不幸にも侵攻が実現してしまったために
① デフレの終焉とインフレの復活
② グローバリズムの終了
③ ブロック経済体制の確立
が起きてしまいました。
その後「危機と体制転換の壬寅の年」シリーズを⑤まで執筆、出版しましたが大きく外れてはいないといささかの自負はあります。
シリーズ第五巻を出版したのが6月21日ですが、17日後に予想外の大事件が起きました。
記事トップの画像は「40年ぶりの冬将軍」に襲われるアメリカ