盛り上がった2023年夏のクラス会
コロナ5類移行後の満を持した久し振りのクラス会は盛り上がりました。2019年に進次郎が環境相になってから「小泉構文」を連発していましたから。
C君が「5年前俺が言えなかった事が世間に知れてしまった」と苦笑していました。
みな顔を合わせて「純一郎の在籍記録無しの証明を次男の進次郎がしたようなもんだな」と意見が一致しました。
何故なら大学時代のサークルやゼミ、会社や取引先の慶応の経済卒の先輩達が続々と定年退職していましたが子供が進次郎の様なFランク大学に行った例を聞かなかったからです。
奥さんが大卒ではない先輩もそうでした。
藤山愛一郎ルート?
C君は取材で偶々親しくなった田川誠一(2009年没)の昔からの有力後援者の方から貴重な情報を得ていました。
田川誠一は河野洋平の従兄で親中派でリベラルな人格者の政治家で中選挙区時代の神奈川2区で小泉純一郎とトップ当選を争って殆ど負けたことのない政治家でした。
その人は「小泉純一郎は藤山愛一郎さんのコネで慶應に聴講生として入ったと聞いている」と言ったそうです。
若い時から統合失調症持ちで大学受験に耐えられる身体ではなかったと。
残念なことにその方はコロナの最中に亡くなったそうです。
藤山愛一郎と言う超大物慶應OB
大日本精糖と言う戦前からの独占砂糖会社のオーナーで実家は藤山コンツェルンと言われるほどの財力がありました。
幼稚舎からの慶應OBで少数派閥ですが小泉純一郎の実父の純也が所属していました。派閥を全部、私財で運営した為に最後は自己破産しました。
旧神奈川2区のリベラルで反小泉な有権者
画像 現在の神奈川県の選挙区
現在は神奈川11区ですがこれに鎌倉市の一部と飛び地として川崎市が入っていました。
農林水産業とリゾート、米軍基地の典型的な保守選挙区ですが1993年に田川誠一が引退するまでは朝日新聞記者だった田川が優勢で相当のリベラル票が有りました。
中選挙区時代、最低10万票から最高20万票の田川誠一票が有りました。特に追浜には昔から日産自動車の主力工場があり労働者も多くいます。
小選挙区制になり「無風選挙区」となり「リベラル寄りの保守」に投票したいが小泉純一郎、進次郎親子には投票したくないと言う有権者には選択肢が無いのです。
田川誠一も慶応大学法学部卒で藤山愛一郎と同窓なので田川誠一の後援者からそう言う情報が入ったのでしょう。しかし慶應には聴講生と言う制度は有りません。
C君はその点をその方に再度、確認したかったのですがコロナで会えないうちにお亡くなりになったそうです。
どうやって日吉キャンパスに偽学生として潜り込めたのか?
全員で「小泉純一郎ミステリー」について推理した結果は藤山愛一郎が融通の利く語学教師に事情を話し名簿を二つ作らせて出欠確認の時に小泉の名前を呼ばせて語学の試験の採点の時に小泉の名前の無い方で採点して事務処理したのだろうと言う事です。