野党、裏金官房副長官の佐藤啓就任に抵抗
https://news.jp/i/1355807689238331645?c=39550187727945729
自民参院幹事長、内閣人事に懸念 裏金議員起用「望ましくない」
共同通信 2025/10/28
画像は石井準一参院幹事長

自民党の石井準一参院幹事長は28日の記者会見で、派閥裏金事件に関係した旧安倍派の佐藤啓参院議員を官房副長官に起用した内閣人事に懸念を示した。
野党は官邸と国会の連絡調整を担う副長官人事を問題視し、佐藤氏の議院運営委員会理事会への出席を拒否している。石井氏は「今後もこの状況が続くのは望ましくない」と述べた。
佐藤氏の起用を巡り石井氏は、国会運営に支障を来す可能性があるとして組閣前から高市早苗首相側に懸念を伝えていたと説明。
「高い支持率で始動した高市内閣の大きな事案になりかねない」と指摘し、11月4~6日に予定する各党代表質問後に、野党と対応を協議する考えを示した。(転載ここまで)
画像は佐藤啓官房副長官

臨時国会の審議開始前から地雷だらけの高市政権
「副」とは言え内閣の一員だから佐藤啓は衆院内閣委員会での追及は免れません。官房副長官は「副大臣」クラスです。
画像は統一教会との関係で野党から厳しい追及を受ける木原誠二官房副長官(当時)

懐かしいなあ(笑)もう3年前か~
こじれにこじれる佐藤啓問題と高市早苗の迷走
高市首相は問題の幕引きを図る為一応陳謝した
※https://www.youtube.com/watch?v=tmXJApEzXF0

高市は一応「陳謝」した。しかしほんの2年前の2023年春の国会で、安倍政権の総務大臣時代の「放送法の政府解釈の違憲変更」を野党議員に
公文書を突き付けられて追及された際に、日本で最も優秀な官僚達が几帳面に記録し、間違いがないかどうか上司とダブルチェックして公文書保存法に則って
大切に保管している公文書を①捏造だ②記録より私の記憶のほうが正しいと強弁した人物の「真摯なお詫び」なるものを信用できるだろうか?
私は俄かには信用できない。

https://www.yomiuri.co.jp/politics/20251105-OYT1T50151/
高市首相、「不記載」佐藤啓氏の官房副長官起用を陳謝…野党側は説明不十分と予算委でも追及へ
読売新聞 2025/11/05
高市首相が5日の参院代表質問で、政治資金収支報告書に不記載があった自民党の佐藤啓参院議員の官房副長官への起用を陳謝したのは、問題の幕引きを図るためだ。
野党側は説明が不十分として、予算委員会でも追及する構えだ。
(中略)
首相はこれまで、選挙で当選した不記載議員は有権者の信任を得たとして、政府や党の要職起用に問題はないとの方針を示してきた。
ただ、佐藤氏は非改選で選挙を経ておらず、野党は参院議院運営委員会理事会への「出入り禁止」を続けている。

この日の参院本会議でも、衆院議員の尾﨑正直官房副長官が陪席し、佐藤氏は自席で質疑を見守った。代表質問に衆院議員の副長官が陪席したのは初めてだ。(転載ここまで)
「陳謝」とは
https://kotobank.jp/word/%E9%99%B3%E8%AC%9D-569951#goog_rewarded
コトバンク
ちん‐しゃ【陳謝】[名](スル)事情を述べてわびること。「不祥事を深く陳謝する」
「謝罪」との違いは、謝罪には「事情を述べる」という部分がない事。
選挙で当選すれば禊(みそぎ)は済んだという考えは社会通念(常識)上おかしい
「裏金」=「所得隠し」だから所得税法違反の刑事裁判で無罪を勝ち取ったわけではないからです。
旧安倍派の裏金議員達は現職のまま、自民党の公認を貰い、党本部から2千万円も貰って公明党の推薦も得て当選している。
昨年2024年の衆院選は、石破総理と執行部の旧安倍派裏金議員に対して「温情あふれる寛大な措置」だった。
幹部3人(萩生田光一、西村康稔、下村博文)のみ「非公認」扱いでそれ以外の連中に対する処分は「比例重複立候補」を認めないだけだった。
それにも拘わらず60%もばたばたと落選議員がいたのは「世間=有権者」がそれだけ「加罰感情」が高かったからだろう。
一旦「議員辞職」して無所属で立候補して当選したのち、自民党に復党するのならまだ筋は通っている。
ひたすら陳謝を続け更迭せずに乗り切ろうと謀る高市戦略
https://www.asahi.com/articles/ASTC63PGYTC6UTFK00CM.html
裏金問題関与の官房副長官をかばう高市首相 更迭せず「収束」思惑も
朝日新聞 有料記事 鈴木春香 国吉美香2025年11月6日
(前半略)首相は陳謝を続け、更迭せずに乗り切る方針だ。「なし崩し」で裏金問題自体の収束すら視野に入れる姿勢だが、野党側は反発を強める可能性があり、先行きは見通せない。(中略)
裏金議員の「起用基準」の軌道修正も狙う狡猾さ
一方、参院議員の任期が6年であることから「選挙を経なければ政務三役や党の役員に起用できないとなったら、有為な人材の活躍の場を奪う」と述べ、不記載議員の「起用基準」の軌道修正も図った。(転載ここまで)
佐藤啓を更迭させなければ、次の内閣改造で旧安倍派の裏金議員達が大手を振って戻ってきてほとんどの閣僚ポストを押さえるだろう。









