【乙巳の動乱128】中国政府 「対日外交戦」の火蓋を切る②戦いは国連の場へ

勢いづく中国の対日攻勢;「高市発言」決着は国連の場で、判断基準は国際法

 

これは高市にとって絶対的に不利だと思います。特に国際法による論争を武器に使われれば、国連の場では中国は国連安保理の常任理事国で日本は非常任理事国にすぎません。

国際連合の実態は第二次大戦の連合国で「戦勝国クラブ」であり「核保有国クラブ」でもあるのです。

 

国連の場で高市を追い詰める中国と習近平

 

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台湾巡り国際社会に選択迫る中国、高市発言契機の対日対立を利用
Bloomberg News

(前半略)国連でこの問題を取り上げ対立をさらにエスカレートさせている。台湾を巡り衝突が生じた場合に中国を支持するか、あるいは干渉しないよう各国に圧力をかける狙いがある。中国の傅聡・国連大使は21日、国連のグテレス事務総長宛ての書簡で高市首相の発言が国際法に違反していると非難。

https://globe.asahi.com/article/13920390

「日本が台湾海峡を巡り軍事介入すれば、それは侵略行為となる」と述べ「中国は国連憲章および国際法の下で自衛権を断固として行使し国家主権と領土の一体性を守る」と強調した。

 

多数のグローバルサウス(新興・途上国)諸国は中国支持が多い

 

https://www.nri.com/jp/knowledge/glossary/global_south.html

 

中国が広い支持を集める国際機関の場に日中間の対立が持ち込まれた。

自衛権の行使を持ち出し日本の介入を侵略行為と位置づけることで中国は実質的に米国を含むいかなる国・地域も有事に台湾防衛に加わるべきではないとの主張を展開している。

 

グローバルサウスとは?

 

グローバルサウスとは、南半球に位置するアジアやアフリカ、中南米地域の新興国・途上国の総称です。明確な定義や対象国のリストはありません。

冷戦時代に「第三世界」と呼ばれていたインドや西アジア、中央アジアなどを含むアジア、アフリカ、ラテンアメリカ、太平洋島しょ国などの国々を指します。

グローバルサウスの概念には、中国も対象に含みえます。

グローバルサウス諸国の合計GDPは2025年現在、既に中国を抜いており、2050年には人口、GDPともにアメリカを抜くと見られています。

 

専門家の見解

 

https://www.crisisgroup.org/who-we-are/people/william-yang

国際危機グループの北東アジア上級アナリストのウィリアム・ヤン氏は書簡について

中国が将来、軍事行動に踏み切る際の「法的根拠や論理構築を進める新たな取り組みの第一歩となる可能性がある」と指摘。

これには紛争時に日本の資産を攻撃対象とすることも含まれると述べた。

 

中国はトランプがどこまで高市をかばうかを見極めようとしている

 

中国は「トランプ政権が日本にどの程度、具体的な支援を提供する意思があるのかを見極めようとしている」また「台湾を巡って同様の発言をすればどうなるのか、他の民主主義国に警告しようとしている」

 

中国の国内政治向けの狙い

 

中国政府が高市氏を執拗に攻撃するのは国内向けの政治的な狙いもある。

歴史問題を抱える日本に対して一歩も譲らない姿勢を示すことで習主席を強い指導者として印象づける意図があるとみられる。

 

他国が台湾問題に口を挟むことを抑止する狙いがある

 

※https://www.atlanticcouncil.org/expert/wen-ti-sung/

アトランティック・カウンシルのグローバル・チャイナ・ハブの非常勤フェロー、宋文笛氏(ソン・ウェンティ)は、

中国が日本との対立を通じて国内のナショナリズムを高めると同時に、他国が台湾問題で発言することを抑止する狙いがあると話す。

「国連の場で他国に中国への支持を表明させることで、数の力によって自らの立場の正当性を示そうとしている」「2つの経済大国が争う状況では、おとなしく静観するのが得策だ」と語った。(転載ここまで)

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