小泉純一郎②|拝啓検事総長殿(上)
一筆啓上仕る『国策捜査よりも【国益捜査】を』
2009年3月9日
【2001年10月小泉純一郎にとんでもない借りを作り、国策捜査の端緒を開いたとされる原田明夫検事総長、向って右、左は飯島勲
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日々の公務ご苦労様と言いたいところですがとても言えません。
単刀直入に要件を言います。
西松建設絡みの国策捜査は即刻辞めて、小沢一郎氏の公設第一秘書の大久保氏を不起訴にして解放してください。
小泉純一郎に対する義理返し、アメリカの顔色見の国策捜査はもう、うんざりです。
われわれ、日本国民は、遅くとも今年の9月には、民主党による政権交代のもとに、やっと、憲法で保障される最低限人間らしい生活ができるようになるのです。そのささやかな幸せを奪わないで欲しい。
今回のあなたたちの国策捜査は、小泉政権5年半、安倍・福田傀儡政権2年の計7年半の地獄のような米国傀儡政権による政治を徒に延引させるだけです。
現在の米国傀儡自公政権が一日延命すれば、自殺者、失業者、解雇者、自暴自棄による犯罪が増えるだけです。
今回の国策捜査は、真っ当な日本国民は誰一人支持していません。
私がこう強く主張するのは根拠があります。
ジャーナリストの古川利明氏の著書の【日本の裏金・検察・警察編】第三書館出版に恐ろしい事実が書かれています。
2001年10月27日
刑事告発されていた加納駿亮氏の福岡高検検事長への昇任人事をごり押しするために、当時の、原田明夫検事総長が、時の総理大臣の小泉純一郎に、頭を下げて昇任人事を頼み込んで呑んでもらったと言う事実です。
加納氏は【検察の裏金】とされる【調活(ちょうかつ)=調査活動費】を私的流用したとのことで、当時身内の大阪高検公安部長の三井環氏から刑事告発されていました。
高検検事長のポストは認証官ですから、天皇陛下の認証を頂くために閣議決定が必要となります。
第一次小泉内閣の法務大臣だった森山真弓氏は「刑事告発されているような人物の昇任なんて認められるわけないでしょ」と加納氏の昇任を突っぱねていたそうです。
森山法務大臣の適法な処理に業を煮やした原田検事総長は、自民党司法族の首領だった後藤田正晴元副総理に泣きついて、小泉との極秘会談をセットして貰ったそうです。
「何とか加納を福岡高検検事長に昇任させて下さい」との原田検事総長の懇願に対して、小泉純一郎は、な、ナント、「クロのままではできませんから、無理やりにでもシロにしてくださいよ」と不法な指示を出したそうです。
それでも、欣喜雀躍した原田検事総長は、加納氏に対してほんの形式的な捜査のみで不起訴とし、逆に検察の裏金をTV番組「ザ・スクープ」で暴露しようとした三井環氏をTV出演直前に微罪で逮捕、起訴しました。
★しかし、この件で、検察は時の総理の小泉純一郎にとんでもない借りができたそうです。
原田―小泉極秘会談の場所は、後藤田正晴事務所で、後藤田氏と小泉の秘書の飯島勲が同席したそうです。
当然ながら、当日の首相動向は飯島勲が改竄して、官邸に居たことになっています。
★日本は本当に法治国家なのでしょうか?
天下の検事総長が、広域暴力団稲川会の関係者の小泉純一郎に土下座して、不法な検察内の人事を呑んでもらうとは・・・・
想像するだに恐ろしい、身も毛もよだつ光景です。
それからです、検察が小泉政権に敵対する政治家を、次々と露骨に国策捜査で逮捕していったのは。
西村真悟議員は「小泉なんて狙撃されてもおかしくないんだ」と正論を述べていましたが、その後、国策捜査で口をふさがれました。
小泉政権の顔色を伺ったような、政敵に対する国策捜査の例は枚挙に暇がありません。
その最後のターゲットが、民主党の小沢代表なのでしょう。
私が嫌いな物は、悪人は勿論のことですが、特に腹が立つのは、吠えない番犬と、鼠を捕らない猫です。
あなたたちは、鼠を捕らない猫だ(怒)
税金から高い給料を貰いながら、鼠をとらずに蚊ばっかり追っている。
まじめに働かない猫は、三味線にしたほうがましだ。
愛国政治家とその秘書を微罪から冤罪に仕立て上げて、仕事をしたふりをしている。
米国政権から莫大な賄賂をもらって、日本郵政の国民の財産を強奪した売国政治家達を何故逮捕しないのか?
小泉純一郎と竹中平蔵を一日も早く逮捕しない限り、組織としての検察はまっとうな日本国民の支持は得られないだろう。
今回の国策捜査は、偶々港から、日本国民の財産3千兆円をアメリカに運び出そうとしている連中を見つけた。しかし、その連中を逮捕すべきなのに、臆病風が吹いて足が竦んで、道の反対側で、酔っ払って立小便をしているサラリーマンを現行犯逮捕したのと同じことだ。笑止である。
小泉純一郎に義理立てする国策捜査は、もう結構だから、小泉や竹中、西川、宮内を逮捕して、国民の最大多数が幸せになる【国益捜査】に方向転換してほしい。
敬具