≪ケネディ元大統領の長男、ジョン・F・ケネディ・ジュニア航空機事故で命を落とす≫

１９９９年の事でした、この事故のニュースを聞いた時は「やはり、呪いは生きているんだ」と実感しました。

これで、故ケネディ大統領の直系の男子は、絶えたことになります。

この人はハーバードに入学できなかったんですね。ブラウン大学に進学、ニューヨーク大学ロースクールで法学士を取得しています。

1999年7月16日、JFKジュニアは小型飛行機「パイパー・サラトガ」を操縦し、アメリカ東部のニュージャージー州フェアフィールドのエセックス郡空港から、一家の別荘があるマサチューセッツ州マーサズ・ヴィニヤード島へ向かう途中、ロングアイランド沖の海上で消息を断ちました。

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JFKジュニアは、従妹のロリー・キャサリン・ケネディの結婚式に参列するためその会場に赴くところだったが、この事故によって挙式は延期された

事故の起きた海はケネディ家の別荘のある高級住宅地のハイアニスポートの近くで、ケネディ大統領がこよなく愛し、大統領としての疲れをいやすためたびたび訪れた場所だった。

それでは、彼の命式を見てみましょう。

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ジョン・F・ケネディ・ジュニア

１９６０年１１月２５生まれ～１９９９年７月１６日（３８歳没）

・・・上　中　下　　宿命星　十二運　吉凶星

年柱　庚　子　癸　正財　偏官　絶

月柱　丁　亥　壬　比肩　正官　胎　天乙貴人　駅馬　亡神

日柱　丁　巳　丙　　　　劫財　帝旺　劫殺

時柱　庚　戌　戊　正財　傷官　養　　血刃　寡宿　魁罡（かいごう）

【子丑空亡】子の有る年柱が空亡している。

【総合鑑定】

年柱が空亡しているので、実家からの援助を受けにくい。その通りですね。

３歳の時に父の大統領は暗殺されています。

月柱の亥と日柱の巳が冲「ちゅう」を形成します。喧嘩が絶えない暗示です。その為に天乙貴人が死んでしまいました。

月令を見てみましょう。

１１月生まれの丁（蝋燭の灯）です。初冬で気温が下がり、火が消えそうです。

丁の旬は夏です。従って月令は得ていません。天乙貴人が死んだので、凶星ばかりとなりました。

乗り物の事故を暗示する劫殺が有ります。大怪我をする血刃と駅馬のペアが有ります。

宿命的に、乗り物の事故を起こしやすい人が、よりによって、空亡の方向に飛び立ったのです。

出発空港から、目的地までは、子丑の方角でした。

亡くなった３８歳の大運は、

３４歳～４４歳　辛卯―偏財―病・・・白虎殺が巡ってきます。いつ航空機事故を起こしてもおかしくない１０年でした。

飛行機が消息を絶った日の行運を見てみましょう。

・９９年　己卯乙　食神　偏印・・・白虎殺

・０７月　辛未己　偏財　食神・・・血刃

・１６日　己巳丙　食神　劫財・・・駅馬

１９９９年は白虎殺の年運です。大運も白虎殺ですから、この年の飛行機の操縦はタブーでした。

７月に血刃が巡ってきます。

１６日には駅馬が巡ってくるので月運と合わせて血刃＆駅馬の魔のペアがの成立です。

しかも、日運の巳と命式月柱の亥が冲「ちゅう」を形成します。最悪の日でした。

それでは、同乗していて共に亡くなったキャロリン・ベセット・ケネディを見てみましょう。

カルバンクラインの美人でやり手の広報担当でした。

次号へ続きます。