書籍化されました
読者様からリクエストの有った、故ジャクリーン・ケネディの実妹、リー・ラジブィルの鑑定をアップします。
★コメント欄から
こんばんは。もし可能でしたら、ジャクリーヌの実妹、リーも鑑定していただけないでしょうか?
宜しくお願い致します。
http://www.fujingaho.jp/lifestyle/lee_radziwill_160801
≪管理人の完全な「死角」にいた人物≫
迂闊にも全く知らない人物でした(笑)
学生時代から、ケネディ家関係の本は、そこそこ読んでいて、知識もそれなりにあるつもりでしたが、この女性については全く「視角外」でした。記事を書くにあたっては「ケネディ家の女たち」等の参考文献を読んでからの方がベストでしょうが、時間に余裕がないため、読者様が教えてくれたサイト等から、情報収集し、纏めました。
参考にしたのは、上記サイトと
http://www.elle.co.jp/fashion/pick/Lee_Radziwill15_11
等々です。
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≪人となりーWikiより≫
リー・ラジウィル・ロス(Caroline Lee Bouvier Canfield Radziwill Ross, )は、ソーシャライト(社交界の名士)。
ファッション アイコン、(ファッションリーダーのこと)としても知名度がある。
★実家の苗字、ヴーヴィエの、後の3個のラストネームは、彼女が、3回結婚し3回離婚した元夫のラストネームです。
アメリカ東海岸のサウサンプトン生まれ。ジャクリーン・ケネディ・オナシスの実妹で二人姉妹。
ブーヴィエ夫妻の次女として生まれ、両親の離婚後は母親に引き取られる。
姪っ子の元駐日米国大使キャロライン・ケネディの名前は、”キャロライン”・リー・ブーヴィエ・ラジウィルにちなんで名付けられた。
ミス・ポーターズ・スクールからサラ・ローレンス大学に進み、姉ジャクリーンと共にパリに遊学。
1962年3月、アメリカのファーストレディーとなった姉ジャクリーン・ケネディとイギリス、インド・パキスタン訪問に同行する。
出版王の息子マイケル・キャンフィールド、
ポーランドの大貴族ラジヴィウ家の末裔であるスタニスラス・ラジウィル、
そして映画監督ハーバート・ロスとの結婚・離婚(1988年 – 2001年)と、三回の結婚生活でも知られている。
1959年3月19日、二度目の夫であるポーランド大貴族のスタニスラス・ラジウィルと”略式結婚”した。
リー自身もキャンフィールドとまだ夫婦だった1957年からスタニスラス・ラジウィルと交際していた。
なお、リーとスタニスラス双方とも敬虔なカトリック信者だったが、キャンフィールドとは1962年と、その後すぐに婚姻無効が宣告されたのは、義兄ジョン・F・ケネディのおかげだったとのこと。
その後、この夫婦も1974年に離婚が成立した。
1988年9月23日、彼女の三度目の夫ハーバート・ロス(ロスにとっては二度目の妻となるが)とは、2001年に離婚ののちロスはすぐに亡くなった。
また、ロスとの結婚後、ジョルジオ・アルマーニと意気投合。彼女の社交界の人脈で「GIORGIO ARMANI」のPRに動いた。
2003年「Happy Times」を出版、自らの半生を綴っている。2008年、フランス政府からレジオン・ドヌール勲章シュバリエ章を受章した。
2009年、雑誌「Elle Décor エル デコ 」2009年秋号において、居住するパリ16区とニューヨーク5番街の2つのアパルトマンが特集された。
2013年3月、ガーディアン紙で「五十代以上のベストドレッサー50人」の一人に選ばれた。
2013年6月、ソフィア・コッポラの映画「The Bling Ring ブリングリング」やロスとの私生活のことについて、コッポラからインタビューされた。
以上
★引用が長くなりましたが、実に「ダイナミック」な人生」ですね(笑)
しかも、未だ御存命です。
参考サイトで、興味を引いたエピソードは、
ギリシャの海運王、オナシスを姉のジャッキーに「略奪」されたこと(笑)
笑ってはいけませんが、彼女は、2番目の夫の、ラジヴィルと婚姻中に、オナシスと不倫の中になり「財産目当て」かどうかは知りませんが、本気でオナシスと結婚するつもりだったらしいです。
★ところが、姉をオナシスに紹介されたために、世界の大富豪の愛人をジャッキーに略奪されてしまいました(笑)
≪姉に支配され、意地悪された人生≫
有るときは、ジャッキーに結婚を妨害され、彼女の死後は遺産目録から外される。
★など、など・・・・本当にご苦労様でした。
それでは、命式を見てみましょう。
四柱推命鑑定 命式 リー・ラジヴィル
1933年3月3日生まれ(85歳)
・・・上 中 下 宿命星 蔵干 十二運 吉凶星
年柱 癸 酉 辛 正財 傷官 死 咸池
月柱 甲 寅 甲 偏官 偏官 長生 劫殺
日柱 戊 辰 戊 比肩 正官 冠帯 紅艶
時柱 己 亥 壬 劫財 偏財 絶 亡神 孤辰 駅馬
【戌亥空亡なので時柱が空亡している】
【総合鑑定】美人だが、浮気妻で「ダメンズ・ウォーカー」な女性
※リーとオナシス
干支が、月柱の寅と時柱の亥が支合を形成します。その為に、時柱の空亡が解空(空亡でなくなること)します。
日柱の辰と年柱の酉も支合します。これは「大吉」を意味します。
十二運を上から見ていくと、死、長生、冠帯、絶で、強いのは、長生と冠帯ですが、
日柱の十二運が、帝旺、建禄、冠帯は、強いとみるので、総合的には、身旺でも身弱でもない「中和」です。
日柱の天干は3月生まれの戊(山の土)ですが、3月3日は早春とは言えまだ寒いです。
戊の旬は、午の月(6月)なので、旬ではなく、月令は得ていません。戊は、暖かさと適度の水が必要ですから。
2個の戊と1個の癸が、二重に干合します。【冷血美人の干合】です。
結婚相手の「旬」と美味しい所を食べたら、更に美味しいセレブ男を求めながらステイタスアップする、ドライな「肉食系プレデター女」です。
1個の劫財と2個の偏官が二重に干合します。両凶星の意味が薄まり、思いがけぬ大発展をします。
これは、社会的な成功者によく見られるサインです。
正財と比肩が干合します。正財のケチ臭さと比肩の「我」の強さが消えます。
「華」と社交性の星の偏財が有ります。傷官があるので多少口は悪くとも、芸術的センスが有るでしょう。
筋金入りの浮気妻
1個の正官と2個の偏官が混在しています。「官殺混合」で「浮気妻」のサインです。
実際に、一度目の婚姻中に、スタニスラフ・ラジヴイルと不倫を始めています。
そして、ラジヴイルとの婚姻中にオナシスと不倫を始めています。
68歳でハーバート・ロスと離婚後も、絶えることなく愛人がいました。
アメリカの「ゴールデンエイジ(黄金時代)」と言われた、1950年代に青春を迎えた女性の「人生哲学」でしょうが、私は「この人にとって「結婚」とは何だったのだろう?」と理解に苦しみます。
咸池が有ります。美人ですが好色です。
周囲にフェロモンをまき散らす紅艶が有ります。
若いうちは、黙っていても、男が声をかけてくるし、周囲にいい男がいないと、自分から歩き回って、良い男を「捕食」するでしょう。
★「超肉食系女」、「愛のプレデター(英語の意味は捕食者です)」です。
薄情な星の亡神が有ります。
3度目の夫、ロスは離婚後ほどなくして、死亡しました。
孤独の星の孤辰が有ります。
時柱に孤辰が有ると、子供に縁がないか、老後は子供と離れて暮らします。
息子に先立たれ、可愛がっていた、甥のJFKジュニアは飛行機事故で死亡しました。
駅馬が有るので、住居を転々とします。
結婚相手を変えるたびに、アメリカ、ロンドン、パリ、ギリシャ、ニューヨークと引っ越ししています。
≪成功者によく見られる大運の推移≫
彼女の大運の推移を見てみましょう。
・10歳~20歳 丙辰―偏印―冠帯
・20歳~30歳 丁巳―印綬―建禄
・30歳~40歳 戊午―比肩―帝旺
・40歳~50歳 己未―劫財―衰
・10歳から、40歳が「最強」で、40歳がピークです。
41歳で離婚した後、55歳まで結婚できませんでした。
★「スタートダッシュ」に強い前半生。洋の東西を問わず、社会的な成功者に必須なパターンです。
≪ダメンズ・ウォーカー≫
もう死後でしょうか?一橋大での「高学歴女流漫画家」の倉田真由美のヒット作です。
「ダメ男」を渡り歩く女です。
彼女の二十八宿は参宿です。
参宿の女性は、「ダメンズ・ウォーカー」が多いです。
3度の結婚ですが、公平に見れば、3人とも、彼女の「理想の夫」としては何か欠けるものが有ったのかもしれません。
しかし、参宿の女性は、「男運」が悪くとも「生活力」が有ります。
現在、悠々自適な老後を送る、彼女が、典型的な「参宿の女性」です。
以上