ブレグジット(17)労働党政権の成立

続きです。それでは、時系列的に

 英雄の退場

1945年5月8日・・・・ポツダム会談

ナチス・ドイツ降伏後、未だ日本が戦っていますが、米英ソ、トルーマン、チャーチル、スターリンの3巨頭が日本降伏後のプランについて、話し合っていました。

激論を続けるトルーマンと、スターリンをよそに、チャーチルは上の空でした。

何故なら、彼にとって日本の降伏よりも、まじかに迫った総選挙のことの方が気がかりだったからです。

予想通りといいますか、7月26日の総選挙で、チャーチル率いる保守党は労働党に大敗し、チャーチルは日本の降伏を見るまでもなく退陣しました。

「英雄」と表でいわれながら、陰で「戦争屋」と侮蔑された「老雄」の退場でした。

チャーチルは第一次大戦でも、対オスマントルコ帝国でガリポリ上陸作戦を立案してまさかの大敗北を喫して、海軍大臣を更迭されています。

戦争大好きでも、作戦の立案や采配は不得手だったのです。

 

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《イギリス史上2度目の、労働党政権の成立と惨めな戦後処理》

労働党政権のクレメント・アトリー首相は「敗戦処理投手」のように多忙で惨めでした。

《かつての宗主国イギリスに対するアメリカのシビアな態度》

「名ばかり戦勝国」の惨状

  • ドイツ空軍の空爆で国土は焼け野が原
  • 全国で50万世帯が、家を失う。
  • 食糧難

 

戦争で海外資産は使い尽くし、市場も失った。

残ったのは借金、33億ポンド。

最大の同盟国にしてかつては植民地だった、アメリカに「33億ポンドくれよ」と、大経済学者、ジョン・メイナード・ケインズを特使として派遣するも、「昔と今では立場が違うんだ(怒)」といわれたイギリス。

イギリスが、得たものは贈与ではなくて、借り入れ37億5千万ドル、2%の利子付きで50年債で返済。

50年債というのは、日本でいえば期間50年物の国債の様なものです(現実は日本には50年物は有りませんが)

引き出せた金額は、当時の円ドルレート、1ドル=360円の固定レートで換算すると、1兆3500億円です。

これは、2006年に完済したそうです。

61年かかったわけですね。お疲れさまでした。

 

《基幹産業の国有化による「上から」の復興計画

★2大政党制の「弊害」ではないか?

これは、私の感想です。

何故なら、この時、アトリーが国有化した基幹産業を、35年後サッチャーが片っ端から「民営化」したからです。

1946年、アトリーが「国有化」するときも膨大な手間とコストが掛かったにもかかわらず、逆のことを35年後に別の首相がやる。

「社会的コスト」が無駄ではないかと思うのです。

確かにイギリスは、議会制度、議院内閣制の大先輩ではありますが。

私は売国奴総理だった小泉チョン一郎のような「民営化バカ」は大嫌いです。

 

《日本に見る意味のある民営化と「無意味な民営化」》

意味のある民営化・・・・国鉄の民営化、中曽根康弘首相、1986年。

民営化前の旧国鉄は、日本経済の高度成長で、東名高速道路など、高速道路網の整備で、モータリゼーション(自動車の時代)に押されていました。

また、全国の空港の整備と民間会社、全日空(当時、JALこと日本航空は国有会社)の成長と全国の空港の整備で、遠距離の客は、飛行機に奪われていました。

国民の所得向上で、特に、私鉄網が無い地方は、マイカーによる移動が増え、ローカル線の利用者が激減しました。

新幹線などの幹線鉄道以外は、乗客が減り、国鉄は毎年巨額の赤字を垂れ流していました。

何とか、赤字を減らそうと、毎年の運賃の改訂期には、乗車率100%超の、東京の山手線ばかり、区間当たりの運賃の値上げを繰り返してした。

★国鉄の職場は、極左労働組合の「国労」「動労」の「人民管理」に陥っていた。

当時のTVのワイドショーの隠し撮りで、職員の勤務時間中のキャッチボールや、シャワーの利用などが、国民に知られていました。

国鉄の労働組合の票が、最大野党の社会党の票田だった。

中曽根は、1986年7月の「死んだふり解散」、衆参同日選を打つことで、社会党に大勝し、国鉄民営化を成し遂げました。

自民党は、衆参両議院で圧勝しましたが、特に衆議院では300議席獲得。

社会党は3桁を割り、85議席に激減しました。

★社会党が議席数を激減させたことで、日本での「社会主義革命」の怖れはなくなりました。

国鉄も、民営化でJRとなり、赤字解消のための人員削減で、社会党の組織票は減って、1994年の、首相で党首だった村山富市の「日米安保「自衛隊容認」で、存在意義を失い、分裂崩壊しました。

 

《何故、廃止ではなく、民営化による存続だったのか?》

民営化から、53年たった現在、JR以外の私鉄網があるのは、首都圏、中京圏、近畿圏、福岡の大都市だけです。

今後、再度土地バブルでもない限り、また、忽然と新しい大都市圏でもできない限り、地方に私鉄はできないでしょう。

ですから、赤字ローカル線の廃止は悲しいですけど、今の日本にとってJRの交通網は不可欠なのです。

★NHKの「民営化」は無意味、廃業させるべき。

NHKが無くとも、民放地上波キー局が沢山あります。

NHKが独占する「大相撲中継」や「国会中継」は、民放にやらせれば問題ないと思います。

現に、今の民放は、昼のワイドショーの次は昼のドラマで、午後2時から5時のニュースまでは、どの曲もTVショッピング番組ばかりです。

その時間帯に、国会中継も、大相撲も放映すればよいでしょう。

ですから、NHKが「廃業」しても、誰も困らないんです。

最近のニュースで「改正放送法」が国会で成立し、今後NHKは、TV放送を同時にネット配信して「受信料」を聴取するそうです。

とんでもない話です。

皇室関係にしても、嘘の報道や、有害なリークばかりではないですか(怒)

《NHK職員の平均年収が高すぎる(怒)》

https://web.archive.org/web/20190616165301/https://www.nenshuu.net/shoku/any/nhk.php

なに!平均年収1124万円

★「皆様のNHK」なら、国民の平均年収の300万円まで下げたらどうでしょうか?

受信料を極限まで下げればよい話です。

まだまだ続きます。

 

 

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