私が心配していたのは、竹下より、むしろ「三合」の成立する他の二人だった
自民党参院幹事長の吉田博美、私がブログでこの男を取り上げるのはこれが最初で最後になるでしょう。
四柱推命鑑定命式|吉田博美
1949年6月17日(70歳)
「安倍降ろし」に失敗し、脳腫瘍を発病して、4月に政界引退を表明しました。
既に、「過去の人間」なので、解説はざっくりと行きます。
私のような「政治オタク」でも、全くノーマークな男だったのでプロフィールを簡単に説明します。
吉田博美とは・・・・Wikiより
は、日本の政治家。自由民主党所属の参議院議員(3期)、自由民主党参議院幹事長、参議院政治倫理審査会会長。
国土交通大臣政務官(第3次小泉内閣)、自由民主党参議院国会対策委員長、参議院国土交通委員長、長野県議会議長(第75代)、長野県議会議員(5期)などを務めた。
大臣経験なしの「見た目小物」ですが、小泉チョン一郎政権の間、「参院のドン」と呼ばれた青木幹雄の子分で、青木に引き立てられて、自民党参院幹事長になりました。
自民党参院には、未だ青木の「影響力」が残っているといわれ、事実上「青木のパペット(操り人形)」でしたが、油断ならない男でした。
命式は月柱の十二運が帝旺で身旺です。
年柱の丑と月柱の午が害「がい」を形成します。
負けず嫌いの暗示です。
この害「がい」の為に、天乙貴人が死んでしまいました。
★しかし、昨年2018年は「戌」年で、吉田の命式中に、寅と午があり、寅―午―戌の三合火局が成立します。
三合は、1986年の衆参同日選で中曽根康弘首相を大勝に導いたので不気味でした。
「小物」とはいえ、吉田は自分の仕事はちゃんとやりました。
竹下派の参院議員を「反安倍」一本にまとめたからです。
★吉田は命式中に羊刃があるので、「飛刃の冲「ちゅう」」のリスクがある。
自民党総裁選の投票日の行運(大運、年運、月運、日運、時運)を見てみましょう。
2018年
戊戌戊 比肩 比肩
戌が命式中の寅、午と三合火局が成立します。
9月
辛酉辛―空亡 傷官 傷官・・・羊刃、飛刃
空亡の月で、しかもけじめをつけられる「傷官」の厳しい月でした。
そして、「殺気の星」の羊刃が巡ってきて、飛刃も来ます。「飛刃の冲「ちゅう」」の成立です。
20日
乙卯乙 正官 正官
正官で、吉星ですから、悪い日ではないのですが、やはり、羊刃が巡ってきます。
そして、月運同様、飛刃も来ます。「飛刃の冲「ちゅう」」です。
「飛刃の冲「ちゅう」」が月運と日運でツーコンボの攻撃で息の根を止められました。
ちなみに、吉田の大運は
64歳~74歳
癸亥―正財―絶・・・・劫殺2個
吉田の晦気を算出しておきましょう。
晦気は、日柱の干支から出します。
天干と干合するものに置き換えます。
・戊→癸
地支と支合するものに置き換えます。
・寅→亥
二つを組み合わせて、吉田の晦気は「癸亥」と算出されました。
なんと、驚くなかれ、大運が癸亥で晦気となっているのです。
この10年間は、極端に言えばいつ死んでもおかしくありません。
実例を挙げれば、登山家の植村直己が、1984年にマッキンリーで姿を消したのが、彼の大運が晦気となっていた年でした。
そして、吉田は4月に「脳腫瘍」であることを発表して、議員辞職を表明。
厳しい闘病生活に入るでしょう。
続きます。