元自民党「参院のドン」青木幹雄最後のあがき
青木 幹雄(あおき みきお、1934年(昭和9年)6月8日 – )は、日本の政治家。
竹下登の秘書を長く務めたあと、島根県議会議員(5期)を経て、参議院議員(4期)、内閣官房長官(第64・65代)、沖縄開発庁長官(第38・39代)、内閣総理大臣臨時代理、自由民主党参議院幹事長 、自由民主党参議院議員会長を歴任した。
長男に青木一彦参議院議員がいる。
四柱推命鑑定命式|青木幹雄
経歴については、故竹下登首相の地元の島根県出身、大学も同窓の早稲田。
竹下登の秘書から、たたき上げ、信頼を得て自民党の参院の会長までなり「参院のドン」とまで言われました。
1993年に、竹下は経世会が分裂し、小沢一郎が派を割って出て行ったときに、竹下派の参院議員をまとめて、小沢について離党するものを最小限に抑えて、その後、長い「竹下登キングメーカー時代」に貢献しました。
竹下登死後の、小泉チョン一郎政権時代は、同じ派閥の野中広務と対立し、議員辞職に追い込み、派閥を裏切って、「小泉売国政権」を」支えました。
私は青木の写真を見るたびに「悪徳商人越後屋」と呼びたくなります。
2010年に引退しましたが、息子の青木一彦が世襲で選挙に出た時に、安倍総理は、あまり面倒を見ませんでした。
隣県の石破茂が、選挙のノウハウを教えて面倒を見たので、「安倍憎し」が「石破支持」につながったのです。
命式は大したことありませんが、日柱に魁罡(かいごう)があり、偏印と並んだので、相当の地位まで出世したのでしょう。
★ウィークポイントとしては「印星殺」があります。
また大運は、
80歳~90歳
戊寅―偏印―絶
大運空亡で、偏印の大運で印星殺、十二運は絶で最弱でしたが、昨年の2018年は「戌」年ですから、大運の「寅」、命式の「午」と、寅―午―戌の三合火局が成立します。
「悪党」だし、「政界きっての寝業師」なので、嫌な奴が出てきたものだと不気味でした。
しかし、自民党総裁選の投票日の行運(大運、年運、月運、日運、時運)を見ると
2018年
戊戌戊 偏印 偏印
で、印星殺の偏印の大運の10年間で、偏印の印星殺の年でした。
9月
辛酉辛 劫財 劫財・・・羊刃2個
疲れ果てる劫財の月で、羊刃が2個も来ます。
青木の晦気も算出しておきましょう。
やり方は、吉田と同じです。
日柱の干支は庚戌なので
・庚→乙
・戌→卯
で、晦気は「乙卯」です。
20日
乙卯乙―空亡日 正財 正財
空亡の日でしかも晦気の日でした。
青木幹雄の「最後の野望」は不発に終わりました。
なるべく長生きしてもらいたくないものです。
続きます。