韓国|行き詰まる外交と経済
書籍化されました。
本題に入る前に前の記事の「おさらい」をしておきましょう。
上記の記事の「韓国経済は、韓国を「鵜(う)」、日本を「鵜匠(うしょう)に例えた「鵜飼経済」だ」と言う結論を図表を用いて、説明します。
説明に用いた「図表」は
から引用しました。
- 図2-3 OECD主要加盟国・アジア主要国の財・サービスの輸出の対GDP比(2013年)
用語の説明
財とは・・・・WIKIより
(ざい、英: good(s))とは、経済学において物質的・精神的に何らかの効用を持っているもののことである。財貨とも。
狭義には有形財を指して財と呼ぶ場合がある。そのような場合、対比して無形財をサービスと呼ぶ。
概要
ある財の需要に比べその財に対する供給が無限にないとき財は希少であるとされる。このような財を経済財と呼び、経済学(特にミクロ経済学)の分野で議論される。逆に需要よりもはるかに多くほぼ無限の供給が存在する場合は、このような財は価格を持たない。これを自由財という。空気は人間の生存にとって不可欠のもので、巨大な効用をもつが、希少性がないので市場取引の対象とはならず、自由財の典型とされる。
その逆にダイヤモンドは単なる装身具であり空気ほど大きな効用を持つものではないが、非常に希少性をもつので市場で高価で取引されている。
効用(こうよう)とは・・・・WIKIより
経済学の基本的概念であり、各消費者がある財やサービスを消費することによって得ることができる主観的な満足・欲望充足(への貢献)の度合いのこと[1]
★「消費することによって得ることができる主観的な満足・欲望充足(への貢献)の度合い」・・・・卑近な例で言えば、「運動した後の生ビールジョッキ一杯の美味さ」です。
希少性(きしょうせい)とは・・・・WIKIより
(きしょうせい、英: Scarcity)は、欲望される量に比べて利用可能な量が少ない状態をいう。
概要
経済学では、希少性には必然性があると考えられる。希少性を解消するためには、使える量を増やすか、使いたい量を減らせばよい。しかし資源は有限であり、欲望は無限であると仮定されるかぎり、希少性そのものが解消されることはないと考えられる。
★引用した図表のタイトルの「財(ざい)」と言う「用語」は本来「経済学の用語」です。
読者にとっては、耳慣れない言葉でしょうけど、経済統計の専門書から引用する場合は、今後も出てくると思いますので、ざっと解説を加えました。
図表そのものの説明に行きます。
対GDP(国内総生産)輸出比率(2013年)では
- 韓国・・・53.9%
- 日本・・・16.2%
国民経済が、「輸出に依存する割合」は、韓国は日本の約3.4倍です。
凄いですね~、貿易立国ですね(笑)
※韓国|行き詰まる外交と経済(1)へ続きます。