読者の皆様へ 御挨拶
長いGWも終わり、危惧された「緊急事態宣言」の長期化ですが、各地での一日当たりの感染者数も「ピークアウト」の兆しもが出て安倍総理も「早ければ5月14日」にも、「緊急事態宣言の解除」を考えていると発表されました。
私はと言えば、政府や自治体の指示通りに、「3密」を避けて、外出から帰ったときは、手洗いとうがいを欠かさず、極めて地味な自粛生活を送っています。
さて、5月2日に告知したように、現在は
先月末から「重体説」「植物人間説」で、世界の耳目を集めた、北朝鮮の独裁者の金正恩関連の情報を集めています。
読者の皆様、既にご存知のように、「北の刈り上げ君」は、告知記事をアップした5月1日に、国内「順川(スンチョン)」の
肥料工場の竣工式に、忽然と姿を現しました。
ある程度「予期」された「お約束」では有りましたが、私は未だに「健在」を誇示した動画に違和感を拭えません。
理由は
5月1日は、国際的にも「労働者の祭典の日」のメーデーです。
「おいおい、共産主義国の委員長が、メーデーをスルーして、肥料工場はないだろう(笑)」という率直な印象。
動画の「笑顔」を見ると、明らかに「別人」。
多くの親族や、党や軍の幹部を何の躊躇もなく「即断即決」で処刑してきた男とは、「似て非なる別人」だと判断しました。
殺人経験者の「オーラ」が皆無です。
例の動画が「公表」されると、早速、韓国の「反北保守」の匿名掲示板「イルベ(日刊ベスト)の住人たちが、一斉に「別人だね」「そっくりさんだ」の連呼の嵐でした。
「別人」だと思ったのは私だけだろうかと一時、気になりましたが、「民族同胞」の韓国ネチズンが、「別人だ!」と口々に連呼しているのを見て納得しました。
そもそも北朝鮮の「金王朝3代」について、特に現在の金正恩については、元公安調査庁第二部長の菅沼光弘氏ですら、「影武者説を完全に否定できない」と著書で述べています。
中国のネチズンが、彼のことを「金豚」や「金家三代目のデブ」と匿名掲示板でからかっていました。
これについては、金正恩本人が「私のことを「豚」と呼ぶのはやめてください(怒)」と中国の習近平に、外交ルートで抗議して、即日、中国のネットでは「NGワード」指定、書込み者は刑事罰に処されることが中国政府から全人民に「警告」されたそうです。
思えば、北朝鮮という国は、ミレニアル(20世紀→21世紀)の1998年ごろから、北朝鮮ウォッチャー、特に元毎日新聞記者の重村智計(しげむらとしみつ)氏らを中心に「崩壊説」が述べられ、書店では彼らの著作が平積みにされてきました。
当時の予測では、「国家としての余命は数年」が主流の論調でした。
しかし、現在は既に2020年で、今にも倒れそうだった「木造アパート」の様な「国家モドキ」が未だに辛うじて、倒壊もせずに立っています。
当初は、金正恩個人の「現状把握」と「後継者」のみを追いかける予定でしたが、金正恩の現状と生きているとすればその「余命」を解析するには、1945年10月に忽然と現れた初代金日成に遡って「歴史」を検証し「北朝鮮という疑似国家の法則」を明らかにすることが不可欠であることがわかりました。
従って、私は現在朝鮮半島が「日本統治時代」だった1920年代まで遡って、「かの国」の辿ってきた道を慎重に検証し、その「終焉」まで「大きな絵」を描こうとしているところです。
その為に、読み込まなければならない参考文献の数が2倍に増えて、鋭意、分析中です。
ということで、「絵」が完成するまで、もう少しなので、今しばらくお待ちください。
以上