書籍化されました
4月15日の「太陽節(祖父金日成の誕生日)」は金正恩にとって外せば致命的となる行事だった
「反日」の度合いで「正統性」を争う南北朝鮮
1945年8月15日に大日本帝国が「ポツダム宣言」を受諾して、連合国の要求通り、「朝鮮半島は独立」させることとなりました。
38度線以南は、米軍の軍政、以北はソ連の軍政を経て、南は大韓民国として、北は朝鮮民主主義人民共和国として、共に3年後の1948年に独立しました。
南北共に、自分が「朝鮮半島全体の合法的な施政権を持っている」と主張しています。
南朝鮮(韓国)も北朝鮮も共に、憲法の前文に明記しています。
韓国の主張する「正統性」は、36年間の「日本統治」の間に「大韓民国臨時政府」が、大日本帝国と独立戦争をして、勝利して独立を勝ち取った。
いわゆる「大韓民国臨時政府」なるものが、朝鮮半島内に無く、国外の中国の上海で創立され、幹部以下勢力も6百人程度であったこと。
朝鮮半島でも中国大陸でも正規の「日本陸軍」とは一度も「交戦実績が無い」こと、上海で爆弾テロをやらかして、首領の金九の首に賞金を懸けられると、蒋介石の中国国民党の」敗走に従って、中国大陸最奥部の四川省の重慶で終戦まで隠れていたこと。
などなどは、過去記事で詳述しました。
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匪賊が国家を作り、匪賊暮らしを今も続いている。それが北朝鮮
そして、終戦のどさくさに紛れて、「大韓民国臨時政府」を「戦勝国」に加えるように連合国に要求しても、米英ソを始め、全く相手にされず認められなかったこと。
韓国はその「大韓民国憲法の全文」からして全くフェイク(嘘)であることを再度強調しておきます。
片や、北朝鮮はどうか?
北朝鮮の憲法を見て見ましょう。
金日成同志においては,永生不滅の主体思想を創始なさって,その旗幟の下に抗日革命闘争を組織・指導なさり,
栄光なる革命の伝統を築かれて,祖国光復の歴史的偉業を達成なさり,政治,経済,文化,軍事分野において
自主独立国家建設の強固なる土台を築き上げられ,これを基礎として朝鮮民主主義人民共和国を創建なさった。
「抗日革命闘争を組織・指導なさり」と有りますが先ず重要なことは
「金日成」とは「屋号」に過ぎない
という事です。
この後の記事で詳しく書きますが「金日成将軍」というのは「屋号」に過ぎず、しかも、終戦後、ソ連の後押しで、
1945年10月10日に平壌に忽然と現れた「金日成なるもの」は、「背乗り」「成りすまし」に過ぎないという驚愕の事実です。
「幻の抗日パルチザンの英雄」と擬される「金日成将軍なるもの」は最低4人はいたと言われています。
しかし、戦後、北朝鮮で実権を握った「金日成」は本名を金成柱(キム・ソンジュ)と言い、只の「匪賊(ひぞく)の頭目」に過ぎず、満州国で凌奪を繰り返していたところ、満州国警察に攻撃され、ソ連領に逃げ込み、終戦までソ連領内で
「工作員としての訓練」を受けて待機していたものでした。
匪賊(ひぞく)
「集団をなして、掠奪・暴行などを行う賊徒」を指す言葉。日本では、特に近代中国における非正規武装集団を指す。
概説
匪賊とは暴力的手段を用いて不法行為を繰り返す集団である。「匪」という漢字は「人でなし」や「悪党」といった意味を持つ。
匪賊は公権力の及びにくい農村部、行政上の境界の周縁地域、辺境の山岳地域などで活動する集団であることが多い。
匪賊には、経済的には破産した農民や没落した地主・知識人、戦時には敗残兵などが加わった。
「馬賊」というと、近代中国の「自警団」も含め「肯定的なニュアンス」も有るので、より実態に近い「匪賊」を使用しました。