書籍化されました
読者の皆様、お待たせしました。
告知以降、やっと15日目にして、「北の刈り上げ」こと金正恩の「現在の体調の予測」と今後の、北朝鮮の「進路予測」を「北朝鮮論」として、まとめてアップすることができました。
先ず、今回の騒動の経緯を振り返ってみましょう。
2020年4月21日 アメリカのメディアCNNが「金正恩死亡説」を報道
その内容は、金正恩が4月12日に「心臓の手術」を受け、その結果「既に死亡したか極めて重篤な状態にある」というものでした。
しかし、報道するメディアによって、主張もソースもが食い違い、我々情報の受け手としては、非常に混乱しました。
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そして、ディリーNKが、「CNNは、うちの古いネタを焼き直してもう一回使用したフェイクニュースだ」と主張。
ディリーNK
大韓民国の市民団体である北朝鮮民主化ネットワーク(朝鮮語版、英語版)が発行するインターネット新聞である。
概要
「北朝鮮ニュースのハブ」を掲げており、朝鮮語版のほか、2007年(平成19年)1月からは日本語でも情報を発信している。
2010年(平成22年)4月より東京支局が開設され、初代支局長として高英起が就任した。
2014年(平成26年)12月17日に日本語版は「デイリーNKジャパン」としてリニューアルされた。
東京支局長の高英起は、昔、チャンネル桜を見ていたころ、討論番組で、何度か見かけました。
在日二世のジャーナリストで、私は個人的には、悪印象を持っていませんが、「CNN報道がフェイクであることと、金正恩健在説」を力説した、彼のyou tube動画は、「一次情報取ってこい(怒)」など、ほぼ「炎上状態」でした。
彼の主張は、「健康的には全く問題なく、金正恩自身は数日したら姿を現す」で、実際、5月1日に「影武者チームの一員」とおぼしき、そっくりさんが出てきましたが、「金正恩の「後継」としては、妹の金与正(キムヨジョン)しかいないでしょう。
だって、北朝鮮は「血統」を大切にする国ですから」には「??????」でした。
日本を除く、関係国の公式コメント
アメリカ「金委員長の「健康不安」についてはどちらともいえない」
トランプ大統領「今日、金委員長から素敵な手紙を頂いた」とコメント。
北朝鮮政府「金総書記がトランプ大統領に手紙を出した事実はない」と即座に否定。
韓国「金委員長は健康面に全く問題はなく、姿を現さないのは、首都平壌を離れていただけだ」
「火消し」に躍起なのが、不自然でした。
李相哲教授
私が、チェックしていた日本の龍谷大学教授の李相哲教授は、自身のチャンネルで、「中国筋(情報源は秘匿)から連絡があり、かなり重篤だ」とか、「中国から医師団が派遣された」などのリークが頻繁にあったようです。
同じく、「拉致問題」に取り組まれている麗澤大学教授の西岡力教授は、当初は「健康か否かは五分五分でどちらともいえない」
そして、「金正恩らしき人物」が5月1日の肥料工場の竣工式に姿を現すと、「画像」、その後に出てきた「動画」に幾つかの「不審点」を指摘しつつも「姿を現した以上、死亡したのではありませんね」で、李、西岡両教授は一致。
まあ、大学教授という立場上「影武者説」には、踏み込めませんよね。それは仕方ないと思います。
でれでれ草さん
「5月1日の金正恩」について多くの「違和感」を指摘していました。
http://hiromihiromi.sakura.ne.jp/01/?p=58880
http://hiromihiromi.sakura.ne.jp/01/?p=58886
http://hiromihiromi.sakura.ne.jp/01/?p=58954
素早い検証、異議なしです。
それでは「北の刈り上げ」「黒電話」こと金正恩の命式を見て見ましょう。