書籍化されました
《無限拡散|小池が1976年10月に卒業したと言っている「学部」は1980年に設立されている(怒)》
両親がエジプト人で、「国立カイロ大学」卒業のフィフィが言っているのだから間違いないでしょう。
ちなみに、私の慶應義塾大学の卒業証書を見て見ると
卒業証書
私の氏名の真上に、慶應義塾大学の縦横、縦横4.5cmの正方形のでかい印鑑が朱肉たっぷりで押されています。そして、文末に、慶応義塾大学の学長の署名と印鑑、経済学部長の署名と印鑑が押してあります。
印鑑が薄いと卒業生が「あらぬ疑い」をかけられるといけないので、朱肉をたっぷり塗っています。この辺は、事務局の人も気を使うところでしょう。
そして「經第〇〇〇〇号」という「連番」が左上に書かれて、管理番号となっています。「經」は「経済学部」の「経」の旧字体でしょうね。偽造されないように「旧字体」を使用していると思われます。その旧字体の上にもしっかりと印鑑が押されています。
フォーマットは、てっぺんに「ペンがクロス」した慶應義塾の徽章。小池が、TVのワイドショーで、「チラ見せ」したのは、慶應だったら、「ペンがクロス」した用紙を入手して、アラビア語で適当にそれらしく文章を書いたものと思われます。
あんまり説明すると、悪用する奴が出てくるとまずいな。
駄目だぞ、小泉チョン一郎!卒業証書を偽造したら(怒)
アラブは偽造天国です。簡単に偽造書類を手に入れることが出来ます。
Yahoo!知恵袋
イスラム法学者として著名な中田考氏は、東京大学卒・カイロ大学大学院文学部卒で、同志社大学客員教授。
《「アラブは偽造天国」と言う作家の黒木亮氏の説明》
黒木亮氏、私が昔から愛読している作家です。
黒木亮
1957年 – )は、日本の小説家。北海道赤平市生まれ、雨竜郡秩父別町育ち。実家は秩父別町の神社。ロンドン在住。
人物
北海道深川西高等学校、早稲田大学法学部卒業後、三和銀行に入行。
同行の海外派遣制度でカイロ・アメリカン大学に留学し、修士号(中東研究科)を取得。
同行ロンドン支店国際金融課でトルコ・中東・アフリカ向けの国際協調融資、プロジェクト・ファイナンス等に関る。
その後、ロンドンの証券会社を経て、三菱商事ロンドン現地法人に入社[1]。
同社でプロジェクト金融部長を務めながら2000年10月に上梓した国際金融小説『トップ・レフト』で小説家として一躍脚光を浴びる。
その後、2003年7月に同社を退社し、専業作家になった
処女作「トップレフト」から愛読しています。
黒木亮氏も相当前から、小池百合子の「学歴詐称問題」を追いかけています。
ウェッブサイトによく寄稿しているので、その都度チェックしています。
「カイロ大卒業」を取り繕うエジプトの小池人脈
小池百合子都知事の学歴が信じられない7つの理由(後編)
2020.6.3(水)黒木 亮
(ポイントの箇所のみ転載します)
小池氏の学歴詐称疑惑に関して、カイロ大学に照会すればすぐに決着がつくだろうという意見をネット上で時々見る。しかしそれは、腐敗した発展途上国の実態を知らない人の発想だ。
エジプトは、「腐敗認識指数」で世界180カ国中105位。(ランキングが低いほど腐敗度が高い)という汚職や不正が横行する国だ。
大学の卒業証書など、カネとコネでなんとでもなる。
エジプトでは、有力政治家が「この人間を卒業したことにしろ」と言えば、学長は職員に命じて卒業証明書や卒業証書を作らせる。
職員は入学記録や初年度の成績などを参考に成績表も偽造し、大学内の記録も含めて形式的に完璧にする。
こうしたことが行われているのは“社会常識”で、5回の現地取材で会ったエジプト人で否定する人は1人もいなかった。
小池氏が卒業したと称しているサダト大統領時代(1970~81年)には特にひどかったという。
偽造卒業証書を売る業者もおり、2017年には、エジプト人女性ジャーナリスト、ダリヤ・シェブル氏が複数の業者に接触し、実態を明らかにしている。
ある業者は、「大学内部の記録まで捏造して卒業証書を発行する場合は40日、そうでない場合は20日で納品できる」と言い、別の業者は「自分にはカイロ大学、アイン・シャムス大学、ファイユーム大学、ザガジグ大学内に協力者がいる」と豪語したという。
アイン・シャムス大学医学部の偽卒業証書で医師として働いている2人の人物の存在も突き止めている。
カイロ大学のナッサール学長自身、2015年にエジプトの民放CBCに出演し、大学の教授や職員が関与して偽卒業証書が発行されていることを認めている。
腐敗認識指数とは
トランスペアレンシー・インターナショナル(国際透明性機構、TI)が1995年以来毎年公開しているもので、世界各地の公務員と政治家が、どの程度汚職していると認識できるか、その度合を国際比較し、国家別にランキングしたものである。
「腐敗認識指数」は、1995年以降の指数公開となっています。
2015年は1位、2位、3位は北欧、4位がNZ
日本は18位
エジプトは88位
最下位委はソマリア、次に北朝鮮
黒木氏が指摘するように
小池氏が卒業したと称しているサダト大統領時代(1970~81年)には特にひどかったという。
サダト大統領とは
エジプトは、戦前大英帝国の植民地でしたが、1922年にエジプト王国として、イギリスは独立を認めましたが、「イギリスの間接統治」=「形式的独立」でした。
1952年に軍人たちの「自由将校団」が王制を倒して、共和国となりましたが、実質的な独立は、1956年にナセル大統領が「スエズ運河国有化」を断行してからでしょう。
「スエズ運河国有化」は、戦争一歩手前まで行きましたが「英仏」の排除に成功しました。
そのご、ナセル→サダトと「軍事政権」が続きましたが、それは、4次にわたるイスラエルとの「中東戦争」を戦い抜くためでした。
サダトは、アメリカのジミー・カーター大統領を仲介として、歴史的な「中東和平」を成し遂げ、ノーベル平和賞を受賞しましたが、その後1981年に軍の閲兵式の最中、衆人環視の中で暗殺されました。
軍事政権が続いたのは、国境を強大な敵国イスラエルと接していた為しょうがないことです。
この点、朴正煕→全斗煥→盧泰愚と「軍事政権」が続いた韓国に似ていますが、問題は、戦争の脅威がなくなった後もムバラク大統領と言う30年以上の「軍事長期政権」が続いたことです。
韓国の場合、朴正煕の時は、本人が清貧な人だったので腐敗は起きませんでしたが、
全斗煥以降「腐敗」が進行しました。