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《無限拡散:小池百合子の「偽造卒業証書」の刑事罰についての再検証》
「有印私文書偽造同行使罪」について
小池は、前回の都知事選の2016年7月、出馬表明した時に、かねてからの「学歴詐称疑惑」を払拭しようと、フジテレビのワイドショー「特ダネ」で「偽造卒業証書」を公開しました。
この時点では、テレビやYou tubeで情報発信している郷原信郎弁護士によると「あの偽造卒業証書が、エジプトのカイロ大学で偽造されたとしても、相当前なら「時効」かもしれない」とYou tubeの番組で言っていました。
しかし、私は「偽造卒業証書」をテレビで「世界中の不特定多数の視聴者」に「提示」した時点で、有印私文書偽造同行使罪の「構成要件」を満たしていると考えています。
《「有印私文書偽造同行使罪」の時効は5年》
来月で、2016年7月のフジテレビ「特ダネ」の放映から丸4年です。
本当にずる賢いならば、このまま「無視」しとうせば、来年の7月で時効が成立して「逃げ切れる」ところでした。
しかし、今回2020年6月15日の再出馬記者会見で、46年前の「自称卒業証書」をまっさらな新品で「偽造」して、都庁記者クラブで「提示」してしまいました。
小池が、先月5月以来、都議会自民党の川松真太郎の追及に対して、「過去に何度も提示したから、今更提示しない」と言って拒否していました。
そして、先週6月12日(金)の都庁記者クラブでの会見でも「提示」を拒否しています。
私と、拙ブログの定住読者様は「ピカピカの新品の偽造卒業証明書がエジプトで完成して日本に届くのを待ってるんじゃないだろうか」と話していたので、その通りになって爆笑しました。
そして、今回はわざわざカラーコピーまで印刷して、都庁記者クラブの記者全員に「配布」までしています。
立派な「行使罪」です。
そして、今回は、「文書偽造罪」も成立しますから、「時効」は、2020年6月15日を起点として向こう「5年」です。
落選しても、再選しても、2025年6月15日までは「針の筵」でしょう。