書籍化されました。
無限拡散|東京都知事選2020
直近の記事から5日間、経過しましたが、その間、小池以下、他の対立候補の選挙活動をウォッチ(監視)してきたので、私の感想を述べて読者様と共有したいと思います。
スポンサードリンク
現状分析:「逆小池劇場」の業火に焼かれ苦しむ小池百合子(爆)
《今までの小池百合子の「選挙戦術」》
・「仮想敵」をでっちあげる。
・マスゴミを使って、その「仮想敵」に対する「有権者の憎悪」を煽る。
・自分が「悪と戦うヒロイン」を演じる。
・これが、小池がいつも言う「風を起こす」ということです。
過去の例で言うと
・「情夫」小泉純一郎が総理の時の、2005年の「郵政選挙」「売国奴政策」の「郵政民営化」・・・・日本人の金融資産の郵貯マネーをアメリカのブッシュ・ジュニア政権に「献上」しました。
この時、国会の衆院本会議で真っ先に青票(せいひょう)を投じた小林興毅の選挙区に、自ら「刺客候補」として乗り込み、小林を「小泉構造改革」に反対する「抵抗勢力」という「仮想敵」に仕立てることで「小池劇場」を作って当選しました(怒)
青票(せいひょう)
国会で、記名投票によって表決を行うとき、議員が反対の意思を表すのに用いる青色の票。あおひょう。⇔白票。
小林興毅(こばやしこうき)は、風采こそさえなかったものの、東大出の元経産官僚で政策に強く、国を思う「国士」型政治家でした。
2016年の都知事選
・「都議会はブラックボックス」と叫び、「仮想敵」として都議会自民党の古参議員達を「悪代官」に仕立て上げ都民の「憎悪」を煽る。
・「自民党と言う「男社会」」に苛められる「可愛そうで健気な私」を演じる
しかし「化粧品の過剰な量」と「手間のかかりすぎる特殊化粧技術」は「男社会に対する従属」の証ではないでしょうか。
《今回、自民党が党公認の「対抗馬」を立てなかったのは、結果的に「賢明な判断」だった》
「対抗馬」として、唯一善戦できるとしたら丸川珠代ぐらいですが、「バリキャリ」としてオーソドックスな「王道」を歩んできた丸川では、10代から、人種、民族を問わず、手練手管の「枕営業」で50年間生き抜いてきた小池百合子にた太刀打ちできなかったでしょう。
また「男性支配の自民党VS可哀そうな私」と言う対立構図の安っぽい「小池劇場」を作られて、今回も世論と国民有権者心理がいい様に振り回されていたでしょう。
《今回の「都知事選」の本質は「都民による小池百合子に対する信任投票」》
ですから、繰り返しますが、「結果的に」自民党が「党公認の対抗馬」を立てなかったのは正解だったと思います。
《どんなに投票率が低くとも、小池百合子が再選される可能性を排除できない馬鹿馬鹿しさ(怒)》
都の選管に確認しましたが「正しい都知事選」の成立に「投票率」は無関係だということでした。
例えば、異常に投票率が低く、有効投票数がたった、1万票でも、
小池百合子・・・・5001票
2位・・・・・・・・・・4999票
でも小池が再選されてしまうのです(怒)
《「間接民主主義」の国政選挙と違い、「直接民主主義」の「地方首長選挙」は、投票率が低過ぎたら、選挙を再度やり直すべき》
ポピュリズム(大衆迎合政治)と言うと、さも、新しい「政治スタイル」に聞こえますが、前回と今回の都知事選はデモクラシー(民主政治)ではなく「衆愚政治」です。