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無限拡散|アントニオ猪木の「政策秘書」だったことがポイント
アントニオ猪木とも「訴訟沙汰」のトラブルを起こしています。
2017年 アントニオ猪木が野田氏を公金横領疑惑→2019年 野田氏が東京水道サービス社長就任後に謝罪
猪木氏が2年前の公金横領疑惑で小池知事の側近に謝罪
日刊ゲンダイ
公開日:2019/12/23 14:50
更新日:2019/12/23 14:50
2年前の東京都議選の直前、当時「都民ファーストの会」代表で小池百合子都知事の特別秘書だった野田数氏(現・東京水道サービス社長)に対する公金横領疑惑を告発したアントニオ猪木・元参院議員が、野田氏に謝罪したことが分かった。
猪木氏は2017年5月、かつて自身の政策秘書だった野田氏が、国会議員に支給される「文書通信交通滞在費」など計1120万円を横領したと「週刊新潮」で発言、記者会見も開いた。
これに野田氏が反発、「事実無根」だとして名誉毀損で猪木氏を訴えていた。
裁判は今月和解し、17日付で猪木氏が野田氏に謝罪文を送付、23日公表された。
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《「朝鮮総連=北朝鮮」の圧力で猪木が謝罪させられたのか?》
平成元年から、かれこれ30年近く、国会議員活動をしている猪木が、杜撰な調査で元秘書を告訴までする愚は起こさないと思うんですよね。
猪木は確信があって、週刊誌にも告発し、更に訴訟合戦となっていたのが、何らかの「圧力」があって「謝罪に追い込まれた」と見るのが自然ではないでしょうか。
《アントニオ猪木が北朝鮮で行っている活動と「拉致問題」に対する立ち位置》
世界的に有名なプロレスラーで国会議員の猪木については、今更説明する必要はないでしょう。
ポイントは猪木が北朝鮮で行っている「活動」です。
アントニオ猪木が独白「誰も知らない訪朝の理由」
PRESIDENT 2014年2月3日号
アントニオ 猪木参議院議員
朝鮮ナンバー2・張成沢が処刑されたことで、2013年11月に会談したアントニオ猪木参院議員は「最後に張成沢と会った日本人」となった。「闘魂外交」は、日朝関係の未来をどう描くのか。
アントニオ猪木参議院議員は、国会の許可を得ずに北朝鮮を訪問したとして、30日間の登院停止という処分を受けた。
国会議員を敵に回してまで北朝鮮と独自外交を続ける猪木議員に大義や正義はあるのか。
――今まで猪木議員は27回(取材当時)訪朝していますが、その目的はどこにあるのか。
【猪木】今、日本では、プロレス流に言うと北朝鮮が悪役、日本が善玉という構図が染みついています。
常々私が言っていることは、日本の物差しだけで相手を測ってはいけないということ。
「外交に勝利なし」という発想に立つ必要があります。
訪朝では私がこれまで先方と約束してきたことが、いまでも継続されていることを確認しました。
具体的には、日本の国会議員訪朝団の受け入れ、1995年に平壌で開催したプロレスイベント「平和の祭典」を
前回以上の規模で今年開催すること。
そして私が代表を務める「スポーツ平和交流協会」の平壌事務所の開設などです。
この平壌事務所は、今後、日朝間の重要な対話の窓口になるでしょう。
日本の立場としては拉致問題、北朝鮮の立場では、小泉(純一郎)元首相が締結した「日朝平壌宣言」に
書かれているように「過去の清算」が解決し、両国の交流が始まれば、日本の国益に適う部分がでてくる。
それなのに交流が完全にストップしている現状が続いているわけです。
北朝鮮との平和交渉が進みかけたのは、過去に小泉さん、その前は金丸(信)さんのときだけです。
拉致問題もどうにもならない状態のまま10年が過ぎてしまった。
――北朝鮮に対してどのような印象を持っていますか。また、あなたは拉致議連の入会を拒みました。なぜですか。
【猪木】みなさん北朝鮮は怖い国というイメージを持っているようですが、私も初めて訪朝したときは、
平和な日本とは感覚がまったく違うという印象でした。
ご指摘のとおり、拉致議連に誘われたのですが、議連役員の理解を得て私は入会を見合わせました。
その点についてメディアから批判があることは知っています。しかし、拉致議連に入ると向こうの目には、「敵」というラインが引かれてしまう。まずは相手の懐に入る、そしてつくったパイプを大事にしたい。
これからも私は両国のスポーツ交流を推進していく。
《きれいごとを言っているが「所詮プロレスの興行ビジネス」》
「スポーツ交流を平和の窓口」と言っていますが、所詮は北朝鮮で「プロレス興行」をやりたいんだと思います。
「拉致問題なんて俺が何時でも解決してやる」と言っていますが、27回も訪朝しているのに、何故「世界最強の格闘家」の猪木が未だ「拉致被害者」を奪還できないのか?
2代目の金正日の時から訪朝していますが、恐らく「拉致問題」を話題にすると、金正日や金正恩は「いい顔をせず」に「プロレス興行」に差しさわりがあると思っているのでしょう。