書籍化されました。
何故、保守与党から、親中、親韓、北朝鮮系の総理が誕生するのか?
【無限拡散】自民党総裁選「党員・党友」選挙は憲法違反ではないか?
《完全に「消化試合ムード」となった自民党総裁選・関心は「第一次菅内閣の閣僚人事」へ》
小泉ポエム進次郎「節操も無く」菅官房長官支持を表明(怒)
時事ドットコム
小泉環境相が菅氏支持 自民総裁選
2020年09月06日18時58分
小泉進次郎環境相は6日、自民党総裁選で菅義偉官房長官を支持する意向を固めた。関係者が明らかにした。国民的に人気の高い小泉氏の支持は、地方票の動向にも影響を与えそうだ。
これに関し、小泉氏の地元である神奈川県横須賀市の自民党市議団は、フェイスブックに「菅氏を全面的に応援することを決定した」と投稿。菅氏のパンフレットを持つ小泉氏の写真が掲載された。
小泉氏は6日、菅氏と首相官邸で面会し、総裁選の地元情勢について報告した。
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《「地方票では有利」の石破茂の「前提」が崩壊した》
石破茂には「御愁傷様」ですが、
《小泉ポエム進次郎は「日和見主義者」の評価が確定した(怒)》
「ポエム進次郎」は、2012年と2018年、過去二回の「石破支持」から、「菅支持」に変更した「大義」について、国民が納得するように説明できなくてはならない。
私は、「ポエム進次郎が論理的に説明できないこと」を分かったうえで指摘しています。
今まで、早く総理になりたい一心で、ずーっと「反安倍=親石破」を貫いてきたのなら、今回も「石部茂支持」のはずです。
「菅支持」の理由が「選挙区が同じ「神奈川グループ」だからというのは理由になりませんよ。
《永田町界隈では盛んに「第一次菅政権」は河野太郎官房長官、ポエム進次郎官房副長官説が流されていますから》
これで「小泉ポエム進次郎はオポチュニスト(機会主義者)だ」というレッテルを貼られるでしょう。
オポチュニストとは
「ある定まった考えによるものではなく、形勢を見て有利な側方に追従しよう」という考え方のことである。
《小泉ポエム進次郎から「将来の総理の座」が新幹線「はやぶさ」並みのスピードで去っていく》
非常に結構なことです(爆)
《「地方票」すなわち「党員・党友」による票で自民党総裁選をやるのは「日本国憲法違反」ではないのか?》
私がこう思ったのは、今は亡き自民党副総理の後藤田正晴さんの回顧録を読んだからです。
後藤田正晴とは・・・・Wikipediaより
1914年 – 2005年は、日本の内務・建設・警察・防衛・自治官僚、政治家。
概説
内務省を経て警察官僚として昭和期の動乱にあたって治安維持に努め、警察庁長官(第6代 )まで上り詰めた。
退官直後に田中角栄により抜擢され内閣官房副長官として田中政権を支えた。徳島県全県区から衆議院議員に選出され、以後7期務める。この間に自治大臣、国家公安委員会委員長、内閣官房長官、法務大臣、副総理(宮澤改造内閣)などを歴任。 政界人としては遅咲きながらも、自由民主党の重鎮・御意見番として国政を支えた。
その辣腕ぶりから「カミソリ後藤田」、「日本のアンドロポフ」、「日本のジョゼフ・フーシェ」などの異名を取った。
官房長官として中曽根康弘を支えた4年半が存在感としては絶大でしたね。
また「戦後自民党史上初の「党員・党友」による「予備選」を指揮して、大平正芳を現職の福田赳夫総理に勝たせた中心人物でした。
それで、後藤田正晴の回顧録を読んだところ、意外な「盲点」を発見しました。
P422
総裁予備選挙には疑問を抱いた
後藤田 私は予備選というものには、当時は非常に疑問を持っていた。
ただ表向きは反対しにくい理屈なんですよ。
(中略)
代議制の民主主義の社会では、有権者はそれぞれの党に所属している代表者を選んで任せているわけです。
代議制ですよね。そして、当時は自民党総裁になれば即、総理に選ばれるわけですからアメリカの直接選挙の大統領選挙での予備選挙とは違うのではないかなと。
(中略)
予備選を特に主張したのは三木(三木武夫元総理)さんです。
三木さんは最小の派閥ですから、予備選挙で党員選挙をすれば総裁になれる可能性はあるんですね。
国会議員だけの選挙では絶対総理になれないというのが一般の評価ですな。
中曽根さんがやはりそうだった。傍流ですから議員選挙では総理になれない。
それで「総理公選制」を言われるんですね。
これは、議院内閣制そのものを否定することですから、憲法を改正しなければできないじゃないか。
以上
全くその通り「カミソリ」と言われた後藤田さんのおっしゃる通りでした。
上記の本は、最近購入した本で、なにげに読んでいて、思わず「盲点」を突かれて驚きました。