書籍化されました。
何故、保守与党から、親中、親韓、北朝鮮系の総理が誕生するのか?
《改めて日本国憲法を確認すると》
日本国憲法67条1項前段
内閣の形成に関して、内閣総理大臣は国会の議決で指名され、内閣総理大臣及び他の国務大臣の過半数は国会議員の中から選ばれなければならない(68条1項但し書き)
確かに、後藤田元副総理の言う通りでした。
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《自民党総裁=日本国の総理ですから、自民党総裁選の「投票権」は自民党の衆参所属の国会議員しか持ち得ないのです》
つまり、自民党の総理が辞任した時
・現職の総理が任期一杯務めて「次の総裁選には立候補しない」と宣言した時。
・現職の総理が「任期途中」で退任した時。
いずれのケースでも「党員・党友」による「自民党総裁選への関与」は「憲法違反」となります。
「自民党総裁=日本国の総理」出なかったのは、1955年の「保守合同」による結党以来の65年間で
細川連立内閣+羽田孜内閣の10か月と
民主党政権の3年3か月
だけです。
《総理大臣=首相(日本やイギリス)と大統領(アメリカ、韓国)の違いは何か?》
それは「行政権」と「立法権」をどう握るかの違いです。
日本やイギリスの首相は「行政権」しか持ちません。
「立法権」を持っているのは、日本では「国会」、イギリスでは「議会」です。
ですから、日本やイギリスの首相は「国会」や「議会」に対して「政治責任」を負います。
しかし、アメリカや韓国の大統領は、一人で「行政権と立法権の双方を持っている」ので「常に議会とは対決関係」で「国民」に対して責任を負います。
ですから、アメリカのトランプ大統領を見ていると「議会を無視」して、「議会に諮ることなく」バンバン「大統領令」に署名しています。
それができるのは、アメリカも韓国も「憲法」によって「直接民主制」で選ばれると明記されているので当然のことです。
《自由民主党の「本質」とは「「派閥」という名の「政党」」による「長期連立政権」である》
自由民主党の派閥とは・・・・Wikipediaより
連立政権と派閥
派閥の俗称は「むら」である。研究者によっては、自由民主党を一つの政党ではなく「派閥と呼ばれる政党が複数集まった、長期連立政権」との見方を採る場合もある。
ここで言及されている連立政権とは、政治において政策や主張に共通点のある政党が集まって統一された政策の形成を図り、政策の実現に向けて政権の担当を目標とする活動において、議会の交流におけるコミュニケーションの場として働いている組織である。
政党(=派閥)の集合体であると自由民主党をみなすと政党内に存在する派閥は、連立政権を構成する政党と同様の働きをすると言える。なお、自由民主党則には派閥の規定はない。
憲政史家の倉山満も同じことを言っています。
「自民党の正体」倉山満
P32
「自民党の派閥というのは、本当は「派閥」ではなく「政党」だからです。
巨大な「院内会派」なのです。
政党は相手の存在を抹殺しないことが前提の集団なのです。
だから結束力が固く流動性がない。
私も「倉山説」に賛成です。
《「自民党の派閥」と真逆の存在が「極左テロリスト集団」です》
昭和戦後の「学生運動」から始まった「新左翼」
日本の新左翼とは・・・・Wikipediaより
日本において新左翼と呼ばれる政治思想や政治運動、政治勢力のこと。対比語は既成左翼。
1950年代以降、欧米などの先進国を中心に既存の社会主義国や伝統的な社会主義・共産主義勢力などを「既成左翼」と呼んで批判する、「新左翼」(ニューレフト)運動が台頭した。日本でも1955年に当初の暴力革命路線の放棄を表明した日本共産党や日本社会党などに対し、より急進的な革命や暴力革命を掲げて、直接行動や実力闘争を重視した運動を展開した諸勢力が、特に大学生などを中心に台頭した。特に安保闘争やベトナム反戦運動などに大きな影響を与えたが、70年安保以降は内ゲバや爆弾闘争などのテロリズムもあり、大衆の支持を失い影響力は低下した。
「新左翼」は「既成左翼」と対比した呼称であり、特定の思想や党派を意味するものではなく、相互に批判し合う思想・立場・党派も含まれ、その範囲は立場によっても変化する。一般には、反帝国主義、反共産党、スターリン主義批判などの基本路線では一致していたが、イデオロギー的にはアナキズム、マルクス主義(レーニン主義、トロツキズム、毛沢東主義、左翼共産主義など)、構造改革派、などの幅をもつ。
以上
「核マル派」や「中核派」などは、ともに「公安警察」に追い詰められながらも決して「共同戦線」も組まず、助け合いもせず、飽きることなく「主導権争いの抗争」を繰り広げて、お互いに殺しあっています。
勿論、双方とも「最終目標」は相手方の抹殺です。