書籍化されました
石破茂が強いのではなく、「一票の格差利権の超ど楽勝選挙区」なだけ(怒)
鳥取1区の「違憲状態」
【その前に鳥取県とはどんな県下、再確認してみよう】
鳥取県とは・・・・Wikipediaより
日本の中国地方に位置する県。県庁所在地及び最大の都市は鳥取市。
日本海側にあり、山陰地方の東側を占める。面積は約3507平方キロメートルと全国で7番目に小さく、人口は約55万人で現在のところ最も少ない。基礎自治体は4市14町1村で、市の数も最も少ない。
人口
鳥取県は、全国の都道府県で最も人口が少ない。
また、全国どの政令指定都市と比較しても少なく、政令指定都市以外では最大の千葉県の船橋市や埼玉県の川口市、鹿児島県の県庁所在地の鹿児島市、東京都で唯一の中核市でもある八王子市よりも少ない。
2010年(平成22年)の国勢調査で588,418人と35年ぶりに60万人を下回った。
全国の都道府県で最も人口が少なく、現在も人口減少が止まらない唯一の県
スターバックスが日本で最後に出店した県
スターバックスが未出店である唯一の県だったが、2015年5月23日に同店の鳥取県1号店が鳥取市の鳥取駅南口付近に開業した。これにより、スターバックスは47都道府県全てに店舗を構えることになった。
以上
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(表「衆議院一票の格差」を参照)
票に示したように、鳥取一区は日本で最も有権者数が少なく、逆に最も有権者の多い東京13区との「一票の格差」は2.038倍であり、過去の最高裁の判例から見ると十分に「違憲状態」なのです。
例えて言うと、小選挙区で東京13区の衆議院議員は、鳥取1区より2倍票を取らないと当選確実にならないし、逆に言うと鳥取一区の選挙民は「投票権」を東京13区より一人2倍持っていることになります。
東京13区とは・・・・Wikipediaより
区域
• 足立区の一部(東部)
歴史
1996年の総選挙では、新進党の鴨下一郎が、自民党候補らを破り当選。
2000年の総選挙で2選。
2003年の総選挙では、自民党の鴨下と民主党の城島正光が大激戦を繰り広げ、城島が2000票余りの差で競り勝った。
2005年の総選挙は、前回選挙と同じ顔ぶれだったが、自民党の鴨下が民主党の城島に5万票近い差をつけ圧勝した。
2009年の総選挙は、民主党からは新人の平山泰朗が立候補し、鴨下と激戦を繰り広げた結果、3000票余りの差で勝利した。
なお、2000年には城島が、2003年と2009年には鴨下がそれぞれ比例復活当選している。
現職の鴨下一郎は奇しくも「石破派」ですが、初当選は小池百合子と同じで日本新党から1993年に国政進出しています。
その後は、新進党→無所属→自民党と「政党渡り鳥」です。
鴨下は、新進党にもいたので「革新票」にも強いでしょう。
しかし、その鴨下も、1996年の小選挙区選挙からは8戦6勝2敗と石破茂のように「8連勝」というような常勝では有りません。
如何に厳しい選挙区かがわかります。
選挙区は「足立区の一部」なので、人口の推移を足立区全体で見ると
足立区・・・・Wikipediaより
人口は約68万4千人ですが、21世紀になっても人口は増え続けています。
《鳥取1区と東京10区の「一票の格差」は今後拡大することがあっても縮小することはない》
すなわち「石破茂の衆議院議員としての違憲状態」は今後も「解消」されることはないということです。
《「衆議院議員として違憲状態」であることは「自民党議員としての正統性」は無いということです》
石破茂は「衆議院議員として違憲状態」のままでは自民党総裁選に立候補できる「正統性」はない。
ましてや、自民党総裁選で、フルスペックの「全国の党員・党友」レベルの選挙も要求する資格が無いということです。
《石破茂が「一票の格差」について発言しないのは「一票の格差の利得者」である証拠です(怒)》
石破が自ら、国会で提起して「鳥取1区」を岡山か、島根と「合区」にするか「盟友」の小池百合子のように、「大都市の人口過密型選挙区」に国替えを希望するしか解決方法は有りません。