2020年大坂冬の陣・大阪都構想
「大阪都構想」とは大阪の伝統・歴史・文化を徹底的に破壊する「構造改革」である(怒)
あと二週間、2020年11月1日に、5年ぶりに「大阪都構想についての住民投票」が行われます。
書籍化されました。
■「大阪都構想」で本当に大阪府の「夢のような経済成長」が可能なのか?
情報収集とその解析に相当な時間をかけて、主に「経済学的視点」から分析しました。投開票日の2015年5月17日は、私も「一情報発信者」としての責任上、TVで開票速報にくぎ付けになったものです。
スポンサードリンク
《「大阪都構想を斬る」は私が「政治ブログ」も書くようになったメモリアル・イシュー(記念すべきテーマ)》
あの時は、感情ではなく「確たる根拠」をもって「大阪都構想」に絶対反対だったので、「否決」が確定した時はうれしかったです。今回の「大阪都構想の住民投票」も「日本の将来」を決める極めて重要な政治イシュー(テーマ)です。
それは「大阪市民の大阪愛」と「維新の会のバックにいる反日新自由主義者達」との闘いだからです。
《5年前の2015年には見えなくて、今はっきり見えてきたもの》
■「大阪都構想」に反対し、「維新」との徹底対決を選んだ自民党大阪府連と、橋下徹を支持した安倍前総理。
私は「自民党本部と自民党大阪府連のねじれ」が当時は全く理解できませんでした。
新自由主義の兵隊達
安倍晋三、竹中平蔵、菅義偉、橋下徹、松井一郎、吉村洋文、小池百合子、、
《大坂維新を背後から操って「大阪都構想」に仕向けた当時の菅官房長官と竹中平蔵(怒)》
■大坂維新の橋下徹、松井一郎、吉村洋文は「新自由主義者(菅義偉国家主席、竹中平蔵)」達の「兵隊」に過ぎず、振り付け通りに踊っているだけである(怒)
■「大阪都構想」が可決され、大阪市が解体され4分割された「特別区」は「反日新自由主義者」達の「やりたい放題の実験場」にされる(怒)
①菅―橋下→松井
②竹中→橋下
の「密」過ぎる関係。
5年前の住民投票当時の菅官房長官。
「総理の影~菅義偉の正体~」森功 (著)
P21
菅は公然と維新の会にエールを送り、橋下をバックアップしてきた。「二重行政を解消するのは当然だ。大阪市は(横浜市よりも)人口が百万人も少ないのに、職員の数は1万5千人多い。無駄をなくすには、大なたを振るう必要がある」
菅は定例記者会見を通じ、ことあるごとlに橋下の進める大阪都構想を後押ししてきた。
転載以上
《もし5年前に「大阪都構想」が可決されていたら、大阪市の職員の半分は解雇されて。パソナの派遣社員に置き換えられていただろう(怒)》
そして、「公務員としての基本的な職業トレーニング」を受けていない「未熟なパソナからの派遣公務員」は、新設された特別区の区役所の窓口で市民を捌ききれずに長蛇の列を作らせていたでしょう。
《竹中平蔵と橋下徹の「密」な関係(怒)》
小泉純一郎&竹中平蔵コンビの反日「構造改革」で「非正規労働者」という「社会的弱者」を大量に生み出したツケで、2009年の衆院選で自民党は惨敗して民主党への「政権交代」が起きてしまいました。
野党となった自民党から「疫病神」として忌み嫌われた竹中平蔵は、民主党時代に、めきめきと世間で人気を博してきた橋下徹に巧みに接近します。
P16
政界に突如として現れたスター、橋下徹のブレーンに収まった。
「私の目には、橋下氏と小泉元首相の姿が重なって見えます。どちらも原理原則を貫き自分の言葉で国民に語りかけることができる政治家だからです」
秋波を送られた橋下は、日本維新の会の衆院選候補者選定委員会の委員長を竹中に依頼した。
以上
「歯の根の浮くようなお世辞を言う」竹中も竹中ですが、単純におだてに載る橋下も「軽い」です。
《2015年の大阪政局、「安倍総理―菅義偉―維新」VS「二階幹事長―自民党大阪府連」
当時、自民党大阪府連で、「反維新」「反大阪都構想」の旗を振っていたのが、当時の外務副大臣の中山泰秀でした。
この中山はかつて小池百合子の政策秘書も務めていました。
■「中央政界」の人間関係と複雑に連動していた2015年の「大阪都構想」
2015年当時、安倍総理と菅官房長官から徹底的に「干しあげられていた」小池百合子と、新進党以来親しい二階幹事長と、小池の元秘書の中山泰秀が「反維新」「反都構想」「反安倍・菅」で連携していたのではと考えるのは深読みでしょうか。