《5年前、反対派だった公明党が「都構想賛成派」に鞍替えした》
書籍化されました。
告示日以降、日に日に、世論調査で「反対派」が増えるのに危機感を感じた、松井一郎市長は、菅義偉国家主席に頼み込んで「菅の公明党パイプ(佐藤浩創価学会副会長)」で公明党の山口委員長に、10月18日、「大阪入り」してもらいました。
《公明党の選挙カーに乗る松井市長と吉村知事に激怒した「維新支持派」と「創価学会信者」》
■完全に「裏目」に出た、菅義偉国家主席の「作戦」
日頃からの維新の「公明党攻撃」に憎悪を募らせていた創価学会信者は「維新の尻馬に乗るなんて(怒)」と激怒しました。
維新支持者も、仇敵の「公明党」の委員長にすがる松井と吉村に「幻滅」を感じたに違いありません。
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《手段を選ばず、大阪ローカル放送の「メディアジャック」までした維新》
5年前の「住民投票」以来「都構想反対」の急先鋒の藤井聡京大教授のTV討論会出演まで妨害しました。
《小泉純一郎―橋下徹―菅義偉国家主席と共通する「メディアコントロール」による言論弾圧》
■「メディア支配」&「反対派に対する言論弾圧」
小泉純一郎&竹中平蔵以来の「反日新自由主義者」の常套手段です。
私は、今でも鮮明に覚えていますが、2005年8月の「郵政民営化の政局」の時にTBSのみのもんたの「朝ズバ」に、民営化反対派と賛成派のエコノミストたちが出演しました。
元々「大義無き「郵政米営化」=国民のゆうちょ銀行の貯金1300兆円のアメリカへの譲渡」ですから、気鋭のエコノミストの紺谷 典子さんが、最初から飛ばして舌鋒鋭く批判していました。
紺谷 典子(こんや ふみこ)とは・・・・Wikipediaより
1944年生まれ)は、日本のエコノミスト。東京都出身。専門は数量経済学、証券経済学、企業金融論。
来歴• 1968年 – 都立新宿高等学校を経て、 早稲田大学第一文学部史学科東洋史専修卒業。日本証券経済研究所研究員。
• 1984年 – 日本証券経済研究所主任研究員( – 2004年)。
o この間、国際基督教大学教養学部(財務管理論)
・上智大学経済学部(資本市場論)
・お茶の水女子大学生活科学部(生活と金融)で非常勤講師を務めたほか、大蔵省・労働省・通産省・建設省などの審議会委員、テレビ・ラジオのコメンテーターを務める。
• 2005年 – 国民新党副代表兼政策委員長( – 2006年)。
ところが、驚いたことに、CMが終わると、TV画面から、紺野さんが消えると同時に、司会のみのもんたと言い争う声がオンエアされました。
紺野「なんで、私がカメラから映らない席に移動しなくてはいけないんですか?」
みの「だって、官邸から電話がかかってきて、紺野さんをTV画面に映すなっていうんだもん・・・・・・」
「法治国家」で「民主主義国家」の日本では有り得ない場面でした。
2005年9月11日の「郵政イカサマ選挙」後に、多くの週刊誌や保守系雑誌で共通して書かれていたことは、
「郵政政局(2005年5月~2005年9月)」が「煮詰まる」につれ、小泉純一郎が「解散権の濫用」で衆院を解散した8月8日の直前には「小泉&竹中郵政民営化案」は政策通の自民党議員にも権威あるエコノミストにも悉く「敢えて民営化しなくてはならないメリット」は論破されて行き詰まっていました。
それで、紺野さんを、テレビから締め出したのです。
小泉政権では在日の首相補佐官の飯島勲が、毎日TV番組を全局チェックして、「政権にとって不都合」なエコノミストや評論家を局の上層部に圧力をかけることによって番組から強制的に降板させ「メディア支配と言論弾圧」をやっていました。
■デジャブ(既視感)
読者の皆さん、「都構想反対に投票した大阪市民の皆さん」これはデジャブ(既視感)、最近どこかで見かけた光景では有りませんか?
そうです。昨日の「住民投票直前」の維新の「支離滅裂の大阪市廃止の経済的メリット」の解説のポスターと同じです。
大阪ローカル放送が、一旦番組としてセッティングした、藤井聡京大教授(元内閣官房参与)と吉村大阪府知事の討論会への、藤井教授への出演拒否と全く同じ構図です。
《NHKの「クローズアップ現代」の国谷裕子キャスターを降板させた菅義偉国家主席》
2014年7月、自ら希望してNHKの看板番組の「クローズアップ現代」に出演した、当時官房長官だった菅義偉国家主席は、「自らの頭の悪さと「滑舌」の悪さ」から、集団安保法制についての、国谷キャスターの4度にわたる追及にたじたじとなりました。
番組終了後、菅義偉国家主席は、官邸からNHK会長にホットラインで電話し「しかし、と言ってしつこく食い下がる国谷キャスターが何とかならないか」と苦情を入れました。
第一次安倍政権の時から、総務大臣としてNHK会長の人事に「人事介入」を繰り返していた菅に、NHK上層部は「忖度」して、現場の意向を押し切って、国谷キャスターの降板を強行しました。