アベノミクスとは⑥経済戦犯
新刊本のおしらせです。
3月3日の経済財政諮問会議の資料を見れば、我が国が第二の敗戦を迎えることになったのは隠せない。さらに、捏造され続けてきた国家統計の正しい数字がでてくれば、それは、焦土の中で迎えた1945年8月15日の敗戦の日の再来である。
アベノミクスは失敗した、というより、2001年以後、清和会=ネオリベラリズムと日本国との闘いが続いていたとするなら、アベノミクスは、日本の国家破壊を目的とした侵略攻撃と言える。だとすれば、清和会は結果を出したとも言える。
異次元の金融緩和という無責任な実験は続き円安が止まらず、ウクライナ侵攻後のルーブルにすら負けてしまった。
敗戦なら戦犯がいるはずだが、それはどう考えても、あの人たちしかいない。
しかし、壊疽しかかっているようにもみえる一方で、石原慎太郎の死、石井ファイルの開示、今までとはカラーが違う駐日米国大使の赴任など、古い宿阿のような存在が去り、新しい時代へ向かう動きもある。
世界が転換期を向かる今、我が国が流れに取り残されないよう、宏池会・岸田政権は、正しく舵を取っていただきたいと願っている。