五輪疑獄⑪検察VS政治日程 高橋容疑者再逮捕
五輪疑獄深読み
①KADOKAWA事案→休日に読売新聞②大広事案→月曜に朝日新聞、全て検察のリーク。大広は広告代理店No2の博報堂の子会社。既に家宅捜索に入っている。
角川会長も正直に話さないと自宅と会社に強制捜査に入られるだろう。既に地検はKADOKAWA関係者の立件を準備。なぜ横に広げるのか?
高橋容疑者の再逮捕が狙いか?
高橋容疑者の「拘留期限」は9月6日で切れます。検察は捜査を「縦に広げる」→政治家を逮捕しないと国民世論の支持と組織内での人事評価は上がりません。
①閣僚経験者で銀メダル②首相経験者で金メダル。その為には高橋容疑者に自白させるしかない。それが検察の政界捜査の「突破口」でありブリッジヘッド(橋頭堡)です。
9月7日再逮捕と国葬の9月27日の意味
仮に9月7日に再逮捕したとして「一拘留は10日」で裁判所が認めるのは二拘留までです。日程の尻尾は国葬の前日の9月26日となります。
その日まで首相経験者(2人)の関与を自白させたい。その為には「司法取引」も使う。現時点で実刑は免れないが起訴量刑は調整可能です。
神宮外苑地上げのスキーム
森喜朗は清和会の手を汚したくないので「地上げ実行部隊長」の国会議員には岸田派議員を使いたい。電通時代の組織の人間関係が驚きです。高橋治之→平井卓也→安倍昭恵がなんと上司と部下の縦の関係です。平井卓也が電通に社員として在籍していた頃、5歳下の安倍昭恵は部下としてお茶くみをしていたそうです。
地上げの依頼は安倍昭恵が平井に直接依頼したとの説があります。特捜部は平井については徹底的に証拠固めを済ませていつでもやれる準備ができているらしいです。
政治日程での東京地検特捜部と自民党との苛烈な綱引き
9月11日、沖縄県知事選投開票。官邸と自民党は沖縄県知事選が終わるまでは支持率に影響する政治家の逮捕は止めるように圧力をかけているらしいです。
しかし沖縄県民の声は現職の玉城デニー知事が有利です。
出典は朝日新聞デジタル。
「沖縄」と言う安倍晋三の負の遺産
一次政権も含め9年弱、安倍晋三ぐらい戦後の総理大臣の中で「沖縄にまともに向き合わなかった総理」はいませんでした。知事が2代続けて「親中反基地」と言っても酷すぎます。
おまけに沖縄担当を官房長官だった菅義偉に丸投げして辺野古工事では県の反対を押し切り既成事実の埋立を強行しています。選挙の時以外の沖縄入りは無かったと記憶しています。
検察と官邸自民党との政治日程の勝負
9月27日国葬。臨時国会は10月上旬とすると。余り余裕はありません。「金メダル(首相経験者)」を逃した時の滑り止めが平井卓也か?しかしそれでは国民が納得しないでしょう。
検察の取り調べでは森喜朗を守ろうとする高橋容疑者
高橋は検察の取り調べに対して比較的素直に喋っているらしいが「肝心な所」では論点をずらしたり口を割らないらしいです。
高橋は「口が固くて有名」ですがそうでなくては長年あれだけのダーティービジネスは出来ないでしょう。