この記事は4月になり三つの補選が「政局」に影響を与えるようになって以降その時々のXのポストを
補選の投開票の結果が出た4月28日から、本稿執筆時点の5月12日までの政局の動きを振り返りつつ、
「2024年4月の3補選」の結果の検証と今後取り敢えず6月の通常国会会期末までを予想しつつまとめたものです。
私が主張してきたことは終始一貫して
①補選は島根一区のみである
②候補を立てなかった東京15区と長崎4区は「不戦敗」ではなく「不戦」
③島根で負けても「岸田おろし」は起きない
の以上3点でした。さて私の「読み」は当たったでしょうか?
https://mainichi.jp/articles/20240417/k00/00m/010/167000c
茂木派、政治団体の届け出を取り下げへ 政策集団として存続方針
速報毎日新聞2024/4/17
自民党茂木派(平成研究会、44人)は17日、党本部で会合を開き、政治団体としての届け出を取り下げる方針を決めた。
(筆者注;「政治団体としての届け出を取り下げる」という事は所管官庁は総務省で、取下げ後は平成研究会の銀行口座は「非課税優遇措置」を受けられなくなるという事です。なんだか同じ「非課税扱い」の宗教法人に似ていますね(笑))
岸田文雄首相(党総裁)が派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けて打ち出した派閥解消を踏まえた対応。
これにより自民6派閥のうち麻生派(志公会)を除く5派閥が政治団体を解消することになる。(転載ここまで)
茂木派解散決定;岸田おろしの要因また一つ減少👏
画像は意外とサバサバした表情で派閥の会合に出席する茂木幹事長
茂木幹事長と茂木派はかなり粘っていたけど遂にギブアップしましたね🤪
後は「国民の声」を無視し続けるのは麻生派のみ👹
政局を読む;島根補選負けでも「岸田おろし」は起きない😊
東京15区と長崎は「不戦敗」ではなく「不戦」。安倍派はズタズタ、二階派崩壊、茂木派落城、最大派閥旧安倍派、非主流二階派は「足軽」の集合、束ねる侍大将がいない😱
岸田おろしの中核がいない。岸田さんは今頃「メシウマ」状態だろう🤣
岸田内閣支持率22% 3カ月ぶり20%台回復 毎日新聞世論調査
毎日新聞 2024/4/21
https://mainichi.jp/articles/20240421/k00/00m/010/103000c
岸田内閣の支持率低下は底を打った👏
政権発足以来各メディアの調査では毎日新聞が一番、岸田政権には厳しい、その毎日新聞がある意味「支持率低下の底打ち宣言」をした。
加えて同時に不支持率も低下した。政権支持率が30%台後半まで回復したら「6月解散」も有り得るし当然、小池百合子は動きにくいだろう🤪
苦戦が伝えられる「島根補選」の勝敗は常々言っているが政権には影響を与えないという事だ。
茂木幹事長を更迭し、森山総務会長を幹事長に据える良い口実になるだろう。
補選予想;島根一区
投開票は28日。島根一区の主要三都市は軒並み「晴れ時々曇り」で29日の月曜は祝日の4連休の中日。終日曇りなら行楽に行かず投票率が上がる。
投票率が上がると浮動票が動いて「組織票候補」は弱くなる。TV局の取材で「投票しても何も変わらない」と言う若者達がいた。予想不能🧐
自民王国に異変、漂流する保守票 岸田政権の命運かかる衆院島根1区補選ルポ
https://sankei.com/article/20240423-6ARUEYMGE5L35GLJ3NAAMTEWVI/@Sankei_news
産経新聞 2024/4/23
補選と政局;島根一区、自民党候補意外と頑張っているらしい
画像は島根一区に応援演説に入った岸田総理
与野党一騎打ち、投票率が低ければ「組織票の勝負」になる。島根県には行った事すらなく土地勘もないが地図を見るとあの選挙区に「労組票」がどれほどあるのかが疑問。
大規模製造業の工場群が有れば労組票は強いが自治労と日教組ぐらいではないか?
しかも日教組はソ連崩壊以降「組織率」が低下の一途をたどっている。逆にJAなどの農林水産票や医師会などの保守系組織票の方が多いのではないか?
出張で行った事のある隣県の鳥取市のイメージから類推するしかない。
面白い展開になりそう
私は最初から「島根は捨てても良い」と言っていた。
勝てば儲けもので岸田総理と小渕選対委員長の手柄になり、「僅差敗北」までならOKで安倍派と細田吉蔵・博之父子の責任となる。
東京15区で乙武が負ければプラスマイナスゼロで「小池リスク」は消える。東京15区では現在、乙武の劣勢が伝えられている。