トランプハーバーと言う騙し討ち;日米関税戦争

それにしてもこれ以上ない「薄汚い騙し討ち」だった。相互関税率をEUより遥かに高い24%に設定した。
トランプに日本は同盟国と言う認識があれば2月7日の日米首脳会談で事前に石破総理に告知すべきだったのではないか?
日米戦争はハルノートが宣戦布告で真珠湾攻撃は騙し討ちでも奇襲攻撃でもない「先制第一撃」に過ぎない。
日米関税交渉の落し所とアメリカの真の狙い

赤沢大臣には御苦労だが1回目同様、関税強硬派で自動車担当のラトニックが出席している以上、自動車の25%の関税が覆る事は無いだろう。
ベッセントとグリアが農産品の輸入拡大などの「話の分かる」妥協をしない様にトランプに命じられたお目付け役だからだ。
何を献上品にしてもトランプ皇帝の心には刺さらないだろう
※https://www.youtube.com/watch?v=O2HTk9mMG7Y
2回目の日米関税協議は約2時間…赤沢氏「突っ込んだ話ができた」日米貿易“元交渉役”に聞く協議のカギ▽自動車部品関税3日に発動…米政府“2年間”軽減措置▽トランプ氏就任100日で歴代最低…低迷に焦りは

日本側に手持ちのカードは無い。何故なら第二次安倍以来TPPで関税率は極限まで下げたからだ。
自動車と相互関税の撤廃の交換条件として取りざたされているのは特定農産品の輸入量の拡大のみ。
しかしカリフォルニア州は民主党の牙城なのでトランプは喜びません。
画像は「トランプ関税」の違法だとして連邦地裁に提訴したギャビン・ニューサムカリフォルニア州知事(57歳)
2028年の大統領選に出馬予定で敗北感に打ちひしがれている民主党の中では一人気を吐いている
